北海道国有林の大自然、森林づくりの現場などから届いた”HOTな写真”を掲載していくギャラリーです
森林(もり)の撮っておき!(2019年7月)
本別の奥座敷 7月29日(月曜日)撮影
涼しい日々から一転、急激に暑くなった週明け。
いよいよ夏らしくなってきたなと感じている中、本別の奥座敷へと巡視に行って参りました!
この場所は、「幽仙峡」と呼ばれる本別町の景勝地です。
むき出しの岩盤が見える、深さのある峡谷となっています。
谷あいの静かな空気と水が流れる涼しげな景観は、いかにも夏にぴったりですね。
残念ながら、現在は幽仙峡に通じる町道が崩落しており簡単には行けません。
私も、かなり遠回りをしての巡視となりました。
本当は、多くの方にお越しいただき、楽しんでいただけるといいのですが。
巡視を終え、道をとって返すと、道ばたを彩る花も見えました。
夏の花々のお出ましです。
ハンゴンソウ
黄色い花をたくさんつけているのは、「ハンゴンソウ」というキクの仲間の花です。
外来種で有名な「オオハンゴンソウ」と間違えそうですが、この花は日本の在来種で形も全然違う別種なので、駆除する必要はありませんよ。
セイヨウオニアザミ
ピンク色の花と刺々しい姿のこの植物は、セイヨウオニアザミ、またの名をアメリカオニアザミと言います。
花は美しいですが、こちらはまごうことなき外来種です。
駆除したい気持ちは山々ですが、至る所から飛び出ているトゲが痛くてなかなか近づけません。
生い茂る植物の種類も変わっており、いよいよ季節が移り変わります。
花を見るもよし、自然を満喫するもよし。
他にも色々な楽しみが待っていることでしょう。
思い思いのスタイルで、夏を満喫したいですね。
(十勝東部森林管理署 本別森林事務所森林官補 久保)
えりも海岸林 7月3日(水曜日)撮影
えりも国有林での森林調査の後、海岸林が一望できる展望台から風景を撮影しました。
えりも海岸林は「えりも砂漠」と呼ばれるほど荒廃していましたが、先人たちの努力により緑化しました。
緑化する前のえりも海岸
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晴れていれば太平洋の大海原やえりも松原が一望できます。
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また、「日本美しの森お薦め国有林」にこのえりも風景林が選ばれており、看板も新しくなりました。
新しくなったえりも風景林の看板
第二展望台では数台の駐車スペースが有り、展望台までは遊歩道が整備され、入り口から10分程度で展望台へ着きます。
展望台入り口
展望台
(日高南部森林管理署 西舎森林事務所一般職員 齋藤)
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