北海道国有林の大自然、森林づくりの現場などから届いた”HOTな写真”を掲載していくギャラリーです
森林(もり)の撮っておき!(2018年12月)
卒寿記念 雨宮21号雪中特別運行(平成30年12月8日(土曜日)撮影)
12月8日(土曜日)と9日(日曜日)、遠軽町森林公園いこいの森に動態保存されている雨宮21号の生誕90年を記念した雪中特別運行が行われました。
雨宮21号は昭和30年代まで丸瀬布営林署(当時)において国有林材の運搬を担った森林鉄道の機関車です。
6年ぶりの雪中運行とあって多くの鉄道ファンが集まる中、モクモクと蒸気を吐きながらの走行は迫力満点でした。
(1)
「雨宮21号」は東京・雨宮製作所で製造された初の国産11トン機関車。1928(昭和3)年、丸瀬布-武利意森林鉄道に配属され、国有林から伐り出した丸太や生活物資の搬送に携わってきたが1958(昭和33)年に廃止。地元の強い要望で1976(昭和51)年、北見営林局から旧丸瀬布町に譲渡され、町は“森林公園いこいの森”を建設、機関車を走らせた。森林鉄道蒸気機関車の動態保存は全国で唯一のもの。
(1)出典:北海道遺産HPから
https://www.hokkaidoisan.org/heritage_042.html
参考:遠軽町HP
http://story.engaru.jp/story/m03/
(網走西部森林管理署 次長)
日高自然の森に多言語対応看板を設置(平成30年12月5日(水曜日)撮影)
日高町の「国立青少年自然の家」に近接している、「日高自然の森自然観察教育林」に看板を設置しました。
一見すると、普通の看板のようですが・・・・
近づくと・・・
スマホのアプリ(Uni-Voice)をダウンロードすると、コードを読みこむことで5カ国語(英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語、日本語)の説明文が端末に表示され、音声読み上げも可能です。
一度、アプリをインストールすると、非通信環境でもコード読み取りが可能であるため、山中でも利用が可能となります。
主要な場所にこのソフトに対応した看板を設置しました。
「日高自然の森自然観察教育林」は、「日本美しの森お薦め国有林」として全国に93箇所選定されたレクリエーションの森のひとつです。
これから、国内のみならず海外の観光客の皆さまにこの森を楽しんでいただき、その魅力に更に磨きをかけていきたいと思います。
(日高北部森林管理署 森林技術指導官)
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