北海道国有林の大自然、森林づくりの現場などから届いた”HOTな写真”を掲載していくギャラリーです
森林(もり)の撮っておき!(2018年5月)
春の山で出会える野花たち(平成30年5月17日撮影)
先日林内の植生調査を実施しました。春の暖かさの下、待ちわびていたかのようにいろんな花が咲き始めています。
アイヌタチツボスミレ
フデリンドウ
キジムシロ
ハウチワカエデ
ニシキゴロモ
普段何気なく歩いている山の中も地面をよく見てみると、いろんな花が咲いていることに気づきます。
図鑑とルーペを持って細かいところまで観察するのは大変ですが、名前が分かると嬉しく、より楽しくなってきます。
(西紋別支署業務グループ主任森林整備官)
ヒグマの親子(平成30年4月16日(月曜日)撮影)
西紋別支署では、平成29年7月7日からエゾシカの動向調査のため、林道に自動撮影カメラを設置しています。
データの整理を行っているときに、少し怖くて、とてもかわいい写真が撮れていましたのでご紹介します。
母熊と3匹の子グマ
今年の春まで、写ったことのない個体だったので、おそらく冬眠中に産まれた子グマたちだと思われます。
ヒグマは、6~7月に交尾を行い、1月上旬~2月に冬眠中の巣穴の中で出産するそうです。
産まれてくる子グマの頭数は、母熊の栄養状態により、たいてい1~2頭と言われていますので、母熊の栄養状態がとてもよかったことが伺えます。
子グマの部分を拡大
冬眠明け、初めてみる外の世界はどんな風に子グマたちの目に映ったのでしょう。
1歳半~2歳頃に独り立ちするらしいので、もう何度かその愛らしい姿がカメラに写るかもしれません。
子グマの近くには母熊が居る可能性が高く非常に危険なので、むやみに近付いてはいけません。
4~6月には、山菜をエサとするヒグマと行き会ってしまうこともあります。
山菜採りなどで入林する際には熊避けの鈴を携帯するなど、十分な注意をお願いします。
(西紋別支署総務グループ一般職員)
北海道桜前線・道東編(平成30年5月7日(月曜日)撮影)
皆さまは大型連休いかがお過ごしでしたか?
連休後半の北海道内の天気はイマイチでしたが、家族とのひと時を過ごしたり、赴くままに旅に出たり、旧友と久闊を叙したり、とそれぞれ思い想いの連休を過ごされたのではないでしょうか。
道東・北見でも春の訪れの象徴とも言える、桜が咲きました。
森林事務所前のサクラ
北見合同森林事務所の隣の日本森林林業振興会北見支部のサクラはほぼ満開でした。
日本森林林業振興会北見支部に咲くサクラ
桜はまるで一瞬にして咲き、そして、散ってしまいますが、それこそ、桜の花の華やかさを際立たせているのかなと感じながら、その美しさに見入ってしまいました。
(網走中部森林管理署業務グループ一般職員)
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