北海道国有林の大自然、森林づくりの現場などから届いた”HOTな写真”を掲載していくギャラリーです
森林官の仕事(2014年)
支障木調査(2014年2月5日撮影)
この日は、ゾンメルスキー(※1)を利用して、林業専用道(※2)を新設するための支障木調査を行いました。
現地はとても雪深かったですが、めずらしく良い天気に恵まれましたので、作業中の写真などを撮影してみました。
雪深い冬山では、ゾンメルスキーを利用するため、作業前にはスキー操作の安全対策や調査手順などについて、ミーティングを行います。
颯爽と調査箇所へ向って移動します。ちなみに、2m以上ある雪の上を移動しています。
移動途中に見かけた沼田町国有林の雪化粧です。
支障木調査を行っているところです。ゾンメルスキーを使用しているので、体重が多少重くても、足が埋まることなくすいすいと移動できます。
作業が終了し、スキーを慎重に滑走させて帰路に着きます。なお、安全なスキー操作のためには、前の滑走者と同じところを滑らず、新雪上を滑ることが肝心です。6.2km程度を移動し、やっと作業終了です!
(※1)ゾンメルスキー:アザラシの皮などが貼ってあり、山の中を歩行する目的で作られたもの。
(※2)林業専用道:幹線となる林道を補完し、間伐作業などの森林施業の用に供する道のことで、普通自動車(10トン積程度のトラック)や大型ホイールタイプフォワーダの輸送能力に応じた規格・構造を有するもの。
(撮影者:北空知支署 治山技術官 大山 暁央)
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