北海道国有林の大自然、森林づくりの現場などから届いた”HOTな写真”を掲載していくギャラリーです
森林(もり)の撮っておき!(2014年8月)
知床羅臼岳登山(平成26年8月13日撮影)
昨年に引き続き、知床の羅臼岳に登ってきました。今回は日帰りで岩尾別温泉登山口からの往復です。
昨年7月には雪に埋もれていた大沢も、登山道上の雪はすっかり溶けていました。
羅臼岳山頂への最後の登り。岩場が続くので注意が必要です。
山頂からは知床連山(手前から三ツ峰、サシルイ岳、オッカバケ岳、硫黄山など)や国後島を見下ろす絶景が
広がっていました。
国後島
羅臼平で昼食をとっていると、おこぼれを狙う?キタキツネが近づいてきました。
少しかわいそうな気もしますが、野生動物にエサを与えることは禁止されています。
これも豊かな自然を守る上での大切なルールです。
登山道沿いには晩夏の花々が咲いていました。
チシマクモマグサ
山頂付近の岩場に咲くイワブクロ
雪の溶けた大沢にタカネトウウチソウが群生していました。
秋の花、エゾオヤマリンドウ(紫)とミヤマアキノキリンソウ(黄色)が早くも咲いていました。
羅臼岳登山は知床世界自然遺産の雄大さを体感できるため、非常にお勧めです。
雪の溶けた8月の羅臼岳は登山道上に難所は無いため、登山経験が
多少あり体力に自信がある人であれば問題なく登ることができると思います。
ただし、山頂付近は風が非常に強く冷え込むため雨具などの防寒着と、鈴や熊スプレーなどの熊対策を忘れないでください。
知床は今年が国立公園指定50周年、来年が世界自然遺産登録10周年を迎え、様々なイベントも開催されているようです。
この機会に、ぜひ知床に足を運んでみてください。
(撮影者:十勝東部森林管理署 斗満森林事務所 柴田嶺)
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