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北海道森林管理局

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    2019年国有林モニター現地見学会

     

               現地見学会

     【北海道森林管理局 


    令和元年7月6日(土曜日)、空知森林管理署管内の国有林にて「令和元年度国有林モニター現地見学会」を開催しました。
    国有林モニターは、国民の皆様に国有林の役割や現状をご理解いただくとともに、国民の幅広い意見を把握し国有林の管理経営に役立てるために、北海道森林管理局では一般公募により2018年4月から2年間の任期で全道各地の48名の方にモニターを委嘱しています。 この取組の一環として現地見学会を開き、今回は24名のモニターの方々に参加いただきました。
    今回は、午前中に採種園の見学と耕地防風林の施業を見学し、午後から間伐実施箇所の見学と利根別自然休養林の散策というコースでした。

    由仁町の採種園では、林木育種センター北海道育種場の牧野場長と千葉育種技術専門役から育種事業の内容や取組の説明をしていただきました。モニターから、道有林との連携や品種などについて質問があり、毎年行っている種の豊凶調査の結果などを北海道と共有していることや、カラマツの花粉をグイマツの雌花に受粉してできるクリーンラーチという品種がネズミの害に強く成長が早い等の利点があり、流通していることが紹介されました。

       千葉育種技術専門役の育種事業の説明    
        千葉育種技術専門役の育種事業の説明   


    長沼町の防風林では、耕地防風林が戦前から戦後にかけ造成された歴史と、現在、防風林の老齢化に伴う倒木、落枝や防風機能の低下などの課題に対応するための取組について木村首席森林官が紙芝居で説明し、現地を見ていただきました。
    また、防風林の中で刈り払い機により下刈作業を行っており、作業の様子も見ることができました。
    下刈作業を見て、「このような平らな場所で人が草刈りをしていては大変だ、農家なら自走式の機械で刈っている」との意見があり、森林の作業ではこのように平らな箇所はまれであること、一定程度の傾斜のある箇所でも使用できる下刈機械の開発に力を入れていることを説明しました。
    その他、防風林の外側にナナカマドを選んだ理由について質問があり、樹高があまり高くならないナナカマドなどの木を林縁に植栽して、中央には樹高が高くなるヤチダモなどを植えることや、広葉樹の苗木の入手が難しいことが課題であることなどを説明しました。

    紙芝居で凸型防風林を説明
    紙芝居で凸型防風林を説明

    昼食後には、由仁町の間伐を実施した箇所を見学しました。これまで広報誌などを通じて列状間伐について紹介していますが、実際の作業箇所で、安全な作業で伐採や搬出にかかるコストを下げるなどの特徴を知っていただきたいと考え、今回のメニューに加えました。

    現地では、列状間伐のメリットのほか、森林踏査や森林計画樹立、収穫調査などの伐採までの流れを説明しました。その後、立木(りゅうぼく)を輪尺を使って測る体験をしていただきました。

     列状間伐の写真を撮る参加者
    列状間伐の写真を撮る参加者

    輪尺で木を測る
    輪尺で木を測る

    列状間伐箇所をバックに記念撮影
    列状間伐箇所をバックに記念撮影 


    最後の見学地の岩見沢市の利根別自然休養林では、緑豊かな森林の中で思い思いに散策を楽しんでいただきました。

    この森林は、岩見沢の駅から3キロメートルの位置にあり、面積は364ヘクタールです。林内には、広葉樹の大径木が点在し、鳥類や植物の種類も多く、憩いの森や観察の場所として多くの市民に利用されています。

     
    利根別自然休養林を散策
    利根別自然休養林を散策

    今回は、採種園、防風林、間伐箇所、自然休養林の4箇所の現地を見てもらいました。実際に現地を見ていただき、森林づくりの取組や国有林の利用の現状について理解を深めていただけたと思います。
    今回の見学会に参加して頂いたモニターの皆さまありがとうございました。

     

     

    (企画課  経営企画係)

    お問合せ先

    総務企画部企画課
    ダイヤルイン:050-3160-6271