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占冠村で天然林モデル施業勉強会
【上川南部森林管理署】
令和元年11月14日(木曜日)に占冠村の主催で、占冠村の林務担当者、村内で事業を実行している2つの林業事業体、占冠合同森林事務所職員合わせて11名が参加し天然林モデル施業勉強会を開催しました。
この勉強会は今年7月に占冠村と当署が締結した「占冠地域森林整備推進協定」に基づいて企画されたもので、森林資源の循環利用や林業経営基盤の強化に向けた林業事業体の育成と天然木の選木技術や造材等における現場作業技術の向上を図ることを目的に実施されました。
占冠村の根本林業振興室長から「村が取り組んでいる薪生産をはじめとした木質バイオマス資源の安定供給のためには、施業箇所の効率的なプランニング等が必要」との挨拶の後、村として検討している「選木の基準」、「選木の手法」についての説明があり、その後、村有林内で調査対象木の選木、評価を行いました。
占冠村職員からこの勉強会の趣旨について説明
幹の打音、欠点となる節や腐れを参加者それぞれが判定し、その結果を検証しながら、同じような評価となるようにしました。
外見と打音により選木を判断
当署の職員も職場での天然林択伐施業の経験を生かし、村の基準等に照らして選木と格付を行いました。
当日は雪が舞う寒さの厳しい中での開催となりましたが、当署から施行の体験に基づく情報提供をしたり林業事業体からの質問に答えたりと有意義な勉強会になりました。
品等格付に係る意見交換
今回は森林整備推進協定に基づき森林管理署の職員と占冠村の関係者が連携した最初の勉強会となりました。次回は「共同土場」において有利販売を目的に丸太の採材・仕分けに関する勉強会を計画しているところです。
(一般職員 伊藤)
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お問合せ先
総務企画部企画課
ダイヤルイン:050-3160-6271
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