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JICA研修「地域住民の参加による持続的な森林管理」コース
【根釧西部森林管理署】
令和元年10月9日(水曜日) 、アジア、アフリカ、オセアニア地域など各国からの研修生12名が真竜担当区部内の国有林にあるパイロットフォレストを訪れました。
先ずは研修棟と呼ばれる施設内において、署長より管内概要の説明を行いました。研修生からは、公益的機能に応じた管理経営の考え方などについて、熱心な質問が出されました。
次に、パイロットフォレスト造成の歴史を紹介したDVDを視聴し、その後、研修棟に併設された機械標本展示庫において、過去の造成時に使用された機械類の見学等を行い午前のプログラムを終了しました。
管内概要について説明を受ける研修生
機械標本展示庫を見学
午後からは、パイロットフォレストが一望できる望楼へ移動し、全員で24メートル上にある展望室を目指しました。 研修生は、前日訪れた阿寒湖やこの後に立ち寄る予定の厚岸湾などの方角を確認しながら、カラマツ林の織り成す壮大な景色を楽しんでいました。
展望室でカラマツ林の説明に聞き入る研修生
続いて、製品生産事業現場へ向かいました。 移動の途中、林道上に設置された「水切りゴム板」と呼ばれるゴムと木材の組み合わせによる簡易横断溝について説明を行いました。
「水切りゴム板」の効果や設置基準等の解説を熱心に聞く研修生
製品生産の現場では、当エリア内で事業を行っている事業体の協力により、高性能林業機械による製品生産事業の様子を見学しました。 事業体の現場代理人から伐倒・枝払い、木寄せ、玉切り、集材と一連の作業を通じ各種機械の性能や森林作業道作設時における留意点等についても丁寧に解説してもらいました。
フェラーバンチャの性能や活用方法を説明
当日は天候にも恵まれ、無事にプログラムを終了することができました。研修生の皆さんの充実した表情が大変印象的でした。
現場見学を終え、最後に集合写真をパチリ
(森林技術指導官 柏村)
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総務企画部企画課
ダイヤルイン:050-3160-6271
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