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北海道森林管理局

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     各地からの便り

    JICA(国際協力機構)研修生を迎えて

     

    【十勝東部森林管理署】 


    JICA(国際協力機構)が実施する2019年度インド国別研修(研修期間8月19日~9月6日の19日間)において、9月2日(月曜日)に十勝東部森林管理署に15名の研修生が訪れました。
    インド国別研修
    インドからの研修生の皆さん

    当署では、午前中、本別町の「治山の森」において、森林の維持・造成を通じ山地に起因する災害から国民の生命・財産を守るための治山事業の目的や土留工、流路工など治山ダムの機能等について説明し、どのような工法なのか、役割はどのようなものなのかなど、熱心な質問が出されました。
    インド国別研修
    治山ダムの機能等の説明

    インド国別研修
    熱心に質問する様子

    また、午後からの森林計画制度の体系や森林調査簿等の特徴の座学では、各林分の蓄積の算出方法や毎年伐採される数量はどのように決めているのか等、ここでも熱心な質問が出され活発な意見交換を行いました。
    インド国別研修
    座学での意見交換の様子

    終盤、足寄町から釧路市阿寒町に向かう途中、阿寒摩周国立公園のアカエゾマツ展示林やオンネトーに立ち寄った際は、雌阿寒岳の噴火の歴史やアカエゾマツの純林がなぜできたのかについて、かなり興味を示していました。
    インド国別研修
    アカエゾマツ展示林の見学

    当日は英語に堪能な職員によりコミュニケーションが図られているのを目の当たりにし、英語力の必要性を感じた一日でした。


    (森林技術指導官 森田)

    お問合せ先

    総務企画部企画課
    ダイヤルイン:050-3160-6271