北海道国有林の大自然、森林づくりの現場などから届いた”HOTな写真”を掲載していくギャラリーです
森林(もり)の撮っておき!(2025年6月)
ササの子発見(令和7年6月9日撮影)
2023年に北海道の一部でクマイザサが一斉開花したことはニュースにも取り上げられました。あれから2年が経ち、ササが枯死した森林内では現在、新たな世代となる小さなクマイザサが見られます。ササは通常地下茎から毎年出てくるため、種子から発芽したササはなかなか見られません。

下の写真は昨年秋に撮影したものです。発芽して1年目で今よりも小さく10~15cmほどでした。春になって成長し、今は20cm近いものもありました。

まだまだ小さいため、他の植物との生存競争の中でだんだん淘汰され、生き残ったものが次世代のササになっていくのでしょう。
また、川でカワアイサの雛を見つけました。親鳥は見当たりませんでしたが、9匹の雛が川の中で身を寄せ合っており、とても可愛らしかったです。


(上川北部森林管理署 佐久森林事務所 小林)
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