知床森林生態系保全センターブログ（2019年5月）

令和元年5月31日 6月1日より国設知床野営場 営業開始

当センターの目の前にある、国設知床野営場が明日からオープンします。

詳しくは知床斜里町観光協会のHPをご覧ください。

問い合わせやご予約はTEL：0152－24－2722（6月1日～9月30日）まで。

野生動物のお客さんも多くお見えになっています

ウトロ港を一望できる夕陽台
夕陽台は国設知床野営場の奥にあります。

ウトロの町を歩いていると、夏は特に夕陽台の場所を尋ねられることが多いです。

シウリザクラ
見慣れない形ですが、れきっとしたバラ科のサクラです。
遊歩道沿いに咲いています。

令和元年5月24日 羅臼岳（岩尾別登山口）掲示板設置

本日は、環境省、北海道、地元山岳ガイドと合同で羅臼岳岩尾別登山口の掲示板設置作業を行いました。

この掲示板は、積雪等による破損を防ぐために冬期間取り外して保管しています。

設置前

 

掲示板を設置する取り付け部分が積雪により歪んでおり、うまくネジがはまらないという例年お約束のトラブルがありつつも、無事設置を終えました。

設置完了

掲示板には、羅臼岳歩道の危険箇所等の状況や、ヒグマの出没状況などが掲示される予定です。

掲示板脇には、入林者名簿やヒグマ目撃アンケートについても設置しておりますので、登山の際には記入のご協力をお願いします。

今年もケガや遭難のない穏やかな登山シーズンとなりますように。

令和元年5月14日 知床ボランティア活動施設開館

本日より、当センターに併設されている知床ボランティア活動施設が開館しました。

毎週水曜日を除く午前10時から午後4時まで、開館していますので、知床を訪れた際にはぜひ足を運んでみてください。

会議室の利用もできますので、お気軽に利用申請してください。

詳しい情報はこちら

 
大人気の顔はめパネルも展示しています。

【おまけ】

夕陽台までの遊歩道や国設知床野営場に、色とりどりの花が咲き始めましたので、ご紹介します。

いま多く観察できるのがオオバナノエンレイソウです

こちらも群生しています、タチツボスミレ

控えめに咲く、キバナノアマナ

エゾヤマザクラ、葉も一緒に出るのが特徴です

これからも定期的に草花の紹介をしていきます。

令和元年5月10日 知床横断道路開通

去る4月26日に知床横断道路が開通しました。

路面凍結のおそれがあるため、当面の間は通行可能時間が10時00分～15時30分となっています。

開通式の様子
関係者や地元の方が集まりました。

今年も「ヒグマえさやり禁止キャンペーン」の横断幕を掲げました。

 

最後になりますが、

当センターでは4月期の人事異動を受け、6名の職員のうち2名が転出し、新たに2名が転入しました。

今年度も職員一同、職務に尽力していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

エゾヤマザクラ
道東にもようやく桜が咲きました。