プレスリリース
「コンテナ苗の安定需給協定」に係る企画提案の公募結果について
北海道森林管理局では、再造林の効率的な実施に向けてコンテナ苗生産者(以下「生産者」という。)の育成及びコンテナ苗の安定供給を目的とした「コンテナ苗の安定需給協定」の公募を実施しました。本公募の結果、協定締結者は9社となり、公募数量1,387千本全ての協定締結に至りました。
なお、本協定に基づくコンテナ苗は、出荷年度に森林管理(支)署が実施する造林請負事業を通じて植栽するものであり、これにより国土保全など森林の有する多面的機能の発揮に寄与するものです。
多くの生産者の皆様の本公募に対するご理解とご協力に感謝いたします。
1.公募期間
- 令和5年11月9日(木曜日)~令和5年12月8日(金曜日)
2.選定結果
- 選定結果は(別紙)資料1(PDF : 49KB)をご覧ください。
3.主な提案内容等
- 選定された生産者は、いずれも積極的にコンテナ苗生産施設を整備するとともに、機械等を導入した生産工程の効率化により、生産体制の拡大と品質の向上を図っていました。
- また、コンテナ苗の利用価値の向上や普及拡大を図るものとして、緩効性(かんこうせい)肥料の効果的な施用や規格サイズ以上の苗の生産により造林の省力化に資する苗木生産に取り組んでいるほか、地元からの雇用やコンテナ苗の普及に繋がる研修会を開催するなど地域の林業振興への貢献が図られる提案等がありました。
- これらの提案は、安定的なコンテナ苗の生産体制の構築に資するものであり、当局としては生産者ごとのコンテナ苗の協定単価の柔軟な設定につながるよう取り組んで参ります。
- 協定締結者の主な提案内容等については、(別紙)資料2(PDF : 92KB)をご覧ください。
4.その他
- 一部提案のあった緩効性肥料を施用したコンテナ苗や当年生苗については生産者と連携をしつつ、それらの効果等について実証していきます。
お問合せ先
森林整備部 森林整備第一課
担当者:課長補佐、企画係
ダイヤルイン:050-3160-6275