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北海道森林管理局

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    プレスリリース

    樹木採取区指定の検討のための新規需要創出動向調査(マーケットサウンディング)の結果について(渡島檜山森林計画区)

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    令和5年11月22日
    林野庁 北海道森林管理局
       新規需要の創出等の内容を把握し、樹木採取区指定の検討材料とするために実施した新規需要創出動向調査
    (マーケットサウンディング)について、渡島檜山森林計画区において2件の提案があったので結果を公表します。

    1.実施時期

    令和5年4月28日~令和5年7月31日

    2.結果概要

    森林計画区 提案件数 主な提案内容
    渡島檜山

    2件

     ・提案者は製材業者
     ・令和6年度に乾燥施設を増設。また令和7年度以降に工場の移転・新
      設を予定
     ・工場を移転・新設し、2×4(FJ、長尺材など)や構造用集成材(横架
      材)などを生産することにより、建築用材について北海道産材の供給
      を増やす(令和10年までに原木消費量60,000m³/年から
      80,000m³/年に増加させる予定)
     ・樹木採取権者となることを想定している素材生産事業者とは既に協議
      を開始
     ・想定する権利期間は10年
     ・提案者は木材商社
     ・従来土木用資材を中心に利用していたトドマツを人工乾燥の建材とし
      て活用するとともに、住宅だけでなく非住宅、輸出と全てに対応でき
      る体制構築を目指す
     ・素材生産事業者や供給先と既に協議を開始しており、樹木採取権者は
      自社が取得することも想定
     ・想定する権利期間は10年 


    3.提案を踏まえた今後の方針

    「樹木採取区指定の検討のための新規需要創出動向調査(マーケットサウンディング)実施要領」に基づき、新規需要創出動向調査(マーケットサウンディング)を行った結果、木材需要増加の確実性が高いことが確認できたことから、当該森林計画区において樹木採取区の指定を検討する。

    お問合せ先

    資源活用第一課

    担当者:企画官(長期安定供給)
    ダイヤルイン:050-3160-6295