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北海道森林管理局

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    お家で「森林ふれあい」

    苗木は大きくなったかな 

    雷別国有林(川上郡標茶町雷別)は、釧路湿原の源流部に所在しており、釧路湿原の維持・保全のうえで重要な位置となっていますが、平成12年に高齢級のトドマツ人工林が気象害に遭い立枯れが発生しました。
    このため、釧路湿原森林ふれあい推進センターでは、釧路湿原上流域の国有林の水土保全機能を高めるため、根釧西部森林管理署が管理経営する293林班で森林再生(広葉樹の森林づくり)に取組んでおり、地域住民やボランティア団体の方々と協働して広葉樹の植樹と保護管の被覆を行っています。
    昨年度、参加者から「これまで植えた苗木がどの程度大きくなっているか、知りたい。」や「10年後、20年後の生長が楽しみ。」等の声があり、「苗木は大きくなったかな?」では、これまで植栽した苗木の生育状況等をご紹介します。


    その5      平成27(2015)年6月17日(水曜日)の植栽木

    植栽日:平成27(2015)年6月17日(水曜日)
               平成23(2011)年9月14日(水曜日)
    参加者:雷別ドングリ倶楽部
    植栽木:ハルニレ(50本)・ヤチダモ(50本)
    保護管被覆:100本
    場  所:雷別自然再生事業地笹地10A2
    調査日:令和2年11月5・11日
    植樹・保護管の被覆から約11年が経過し、樹高が330cmに達しているハルニレも見られますが、隣接地のA1と比べると生育状況が芳しくないようです。

    現地の様子 生長が著しいヤチダモ 生長が芳しくないヤチダモ
    発生樹の様子 植栽木の生育状況



    その4      令和元(2019)年10月16日(水曜日)の植栽木

    植栽日:令和元(2019)年10月16日(水曜日)
    参加者:雷別ドングリ倶楽部
    植栽木:ミズナラ(30本)・ハルニレ(30本)・ヤチダモ(40本)100本
    保護管被覆:100本
    場  所:雷別自然再生事業地笹地11
    調査日:令和2年11月18日
    植樹・保護管の被覆から1年が経過し、樹高が105cmに達しているハルニレが見られます。

    現地の様子 植栽木の生育状況



    その3      令和元(2019)年9月14日(土曜日)の植栽木

    植栽日:令和元(2019)年9月14日(土曜日)
    参加者:企業のCSR活動
    植栽木:ミズナラ(70本)・ハルニレ(70本)・ヤチダモ(60本)200本
    保護管被覆:200本
    場  所:雷別自然再生事業地笹地11
    調査日:令和2年11月18日
    植樹・保護管の被覆から1年が経過し、樹高が90cmに達しているハルニレが見られます。

    現地の様子 植栽木の生育状況



    その2      平成23(2011)年9月14日(水曜日)の植栽木

    参加者:雷別ドングリ倶楽部
    植栽木:ミズナラ・ハルニレ・ヤチダモ・イタヤカエデ・シラカンバの200本
              「お庭で苗木育成」で育てていただいたハルニレ100本
    保護管被覆:49本
    場  所:雷別自然再生事業地笹地10A1
    調査日:令和2年9月8日・11月5日

    植樹・保護管の被覆から9年が経過し、樹高が313cmに達しているミズナラもあり、コツコツと成長している様子が見られます。

    植栽箇所の様子 成長の著しいハルニレ 成長の著しいミズナラ
    ケヤマハンノキの発生樹 植栽木の生育状況



    その1の2 平成21(2009)年6月27日(土曜日)の植栽木

    場   所:雷別自然再生事業地笹地13(D51)
    調査日:令和2年9月8日・11月5日
    平成24・25・27・28年と今年度に、生存木の樹高を調査しました。
    そのうち、イタヤカエデは樹高が601cm根元径74mmに生長していました。
    また、このイタヤカエデについては保護管を除去し、経過を観察することとしました。

    植栽木の生育状況 成長が著しいイタヤカエデ
    保護管被覆 保護管除去



    その1      平成21(2009)年6月27日(土曜日)の植栽木

    参加者:北海道標茶高等学校湿原再生プロジェクトチーム
    植栽木:ミズナラ・イタヤカエデ・ハルニレ・ヤチダモ・シラカバの100本
    保護管被覆:50本
    場   所:雷別自然再生事業地笹地13(D51)
    調査日:令和2年5月18.21.26日
    植樹・保護管の被覆から11年が経過し、高さ1.8mのツリーシェルターから頭を出している植栽木もあり、こつこつと生長している様子が見られます。

    植栽箇所の様子    成長が著しいイタヤカエデ 成長が著しいハルニレ

    自然に生えた稚樹も少し、確認できました。

    ミズナラの発生樹 ケヤマハンノキの発生樹

    ここの箇所以外にも、地域住民の方々等と協働で、広葉樹の森林づくりに取組んでいますので、適時、当センターホームページでご紹介します。

    お問合せ先

    釧路湿原森林ふれあい推進センター

    ダイヤルイン:0154-44-0533

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