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北海道森林管理局

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    お家で「森林ふれあい」

    森林の色 

      当センターが、森林再生に取組んでいる雷別国有林(標茶町雷別)等で、「鮮やかな花の色」「深緑な葉っぱの色」「カラフルな鳥の色」等の「森の色」を撮影しましたのでご覧下さい。



    File7  白色・黒色・赤色(タンチョウ)

    タンチョウ【丹頂】ツル目ツル科
    【特徴】雌雄同色で、日本産ツル類で最大の種。頭頂の赤い部分は皮膚が裸出しているため。(成鳥)
    【生息環境】湿原、河川下流域、沿岸湖沼、農耕地
    撮 影 日  令和2年12月15日(火曜日)



    File6  緑白色(オオウバユリ)

           

    オオウバユリ【大姥百合】ユリ科
    主に低地から低山の林下や道路沿いに生えており、高さ1~1.5mの大型の1回繁殖型多年草で、地下に鱗茎があり小鱗茎を作って栄養繁殖も行う。母体は鱗茎ごと枯死する。
    【 葉 】偽輪生状について長い柄がある。葉長は15~25cmの卵状長楕円形で光沢と厚みがある。
    【 花 】7~8月に開花し、横向きに5~20個つき、長さ12cm、径6cm程度。
    【分布】北海道、本州(中部・北部)(「新北海道の花」北海道大学出版会から引用)
    撮 影 日  令和2年7月22日(水曜日)
    撮影場所  雷別国有林


    File5  桃色(ホザキシモツケソウ)


    ホザキシモツケソウ【穂咲下野草】バラ科
    主に原野や湿った草地に生えており、高さ1~2mになる落葉小低木。
    【 葉 】互生し、長さ3~10cmの披針~広披針形で、縁に鋭い鋸歯があり柄はごく短い。
    【 花 】7月から9月にかけて開花する。花序は頂生し、円錐状で多数の花が密に付き7~15cm。径は5~7mmで、花弁とがく片は5枚、花柱は5本あり、多数の雄しべは花弁よりはるかに長い。
    【分布】北海道、本州(中部・北部)(「新北海道の花」北海道大学出版会から引用)
    撮 影 日  令和2年7月21日(火曜日)
    撮影場所  雷別国有林周辺


    File4  白色(オオバナノエンレイソウ)


    オオバナノエンレイソウ【大花野延齢草】ユリ科
    主に低地から低山、時に亜高山の明るい林内や草地に生えており、高さ30~70cmの多年草で群生することが多い。
    【 葉 】葉は3枚輪生し、広卵状菱形で尖る。
    【 花 】5~6月に開花し、茎頂から出る柄の先に1個、上から斜め上向きに付く。花弁は3枚あり大きいもので6cmを超え、普通、広卵形で先は尖らないが変異が大きい。
    【分布】北海道、本州北部(「新北海道の花」北海道大学出版会から引用)
    撮影日     令和2年6月1日(月曜日)
    撮影場所  雷別国有林周辺

    「オオバナノエンレイソウ」と「カワユエンレイソウ」との違い
      オオバナのエンレイソウ-花が上を向き、雄しべが雌しべよりも長く、葯が花糸の3倍程度。
      カワユエンレイソウ-花が横向きになり、雄しべが雌しべより短く、葯が花糸の約2倍程度。


    File3  深緑色(クサソテツ)

       

    クサソテツ(コゴミ)【草蘇鉄】オシダ科
    主に沢沿いや湿った林内等に生えており、高さ60~100cmになる多年草のシダ植物。地中に木質の地下茎があり、ほふく枝を出し苗を立てて群生する。
    【分布】北海道~九州
    【食用部分】若葉【採取時期】5月
    【採取方法】春に、葉の先がくるくると巻いている若葉が、20cm程に伸びた頃に、間引くように半分程、ナイフ等で根元からていねいに切採る。
    【類似種】ジュウモンシダ、オシダ(食用不適)(「北海道山菜図鑑」亜璃西社から引用)
    撮 影 日  令和2年5月21日(木曜日)
    撮影場所  雷別国有林


    File2  淡紫色(エゾエンゴサク)


    エゾエンゴサク【蝦夷延胡索】ケシ科
    主に低地から山地の湿った林下や草地生えており、高さ10~25cmになる変異の大きな多年草。群生することが多い。地中に球形や卵形の塊茎がある。4月から5月にかけて開花する。
    【 葉 】1~2回の3複葉で、子葉は線形や卵形まで様々。
    【 花 】総状花序につき、長さ2cm程度。花弁は4個あり上花弁の後方は、円柱形の距になる。色も様々で白・桃・淡紫・濃紫。
    【分布】北海道、本州(中部・北部)(「新北海道の花」北海道大学出版会から引用)
    撮 影 日  令和2年5月14日(木曜日)
    撮影場所  庁舎周辺



    File1  黄色(キタミフクジュソウ)


    キタミフクジュソウ【北見福寿草】キンポウゲ科
    主に明るい広葉樹林下や道路沿いの草地に生えており、高さ10~30cmになる多年草。雪解け後、被われていた鱗片葉から花と葉を出す。3月下旬から5月にかけて開花する。
    【 葉 】3~4回羽根状に細裂し終裂片は被針形。特に裏面に毛が多く、展開時は白っぽく見える。
    【 花 】径3~4cmで花弁は20~30個ある。1茎に1花つく。
    【分布】北海道(道東・道北)
    【類似種】→フクジュソウ(福寿草)キンポウゲ科(「新北海道の花」北海道大学出版会から引用)
    撮 影 日  令和2年3月30日(月曜日)
    撮影場所  雷別国有林周辺

    お問合せ先

    釧路湿原森林ふれあい推進センター

    ダイヤルイン:0154-44-0533