
広大な国有林の最前線・森林事務所に勤務し、国有林を守り育てている森林官から届いたメッセージ紹介します
こんにちは森林官です!(赤井川森林事務所)
石狩森林管理署 赤井川森林事務所 首席森林官
【森林事務所の概要】
赤井川森林事務所は札幌市の西側内陸部に位置する赤井川村に所在し、仁木町(銀山担当区)と赤井川村(明治・赤井川担当区)の約28,500haの国有林を、主事と2名で管轄しています。 仁木町・赤井川村はどちらの自治体も国有林面積の割合が多く、仁木町は町の総面積の約55%(森林の約73%)、赤井川村は村の総面積の約69%(森林の約80%)を国有林が占めています。 仁木町は「果実とやすらぎの里」として知られ、北海道一のさくらんぼ産地であるほか、ぶどうやりんごなどの果樹栽培が盛んで、ワイナリーも多数立地しています。 赤井川村は四方を山々に囲まれたカルデラ地形が特徴で、札幌市との境界に位置する余市岳(標高1,488m)には多くの登山客が訪れます。また、キロロスキー場があることからも分かるとおりの豪雪地帯で、市街地でも最大170cm程の積雪になります。
 赤井川村 冷水峠展望所からの雲海
【森林事務所の業務】
<赤井川村との森林整備協定> 石狩森林管理署と赤井川村は、令和6年1月に「赤井川地域森林整備協定」を締結し、伐採から販売までの間に丸太を置いておくための共同土場(ストックヤード)の整備や、民有林と国有林の木材を一体的に伐採・販売する「協調出荷」に向けた取組を進めています。 これまで、伐採する予定の村有林の蓄積量(本数と樹高)調査などを役場の担当者と一緒に行ってきましたが、今年度はストックヤードの整備が行われており、赤井川村有林および国有林の伐採時に活用される予定です。
 調印式の様子
<地況林況調査> 地況林況調査は業務の中でも大きな割合を占める重要な調査です。植栽されている樹種や蓄積量、下層植生(樹木の下に生育する植物)などを調査し、その結果を元に造林や伐採などの計画を作成します。 赤井川周辺の森林の下層では人の背丈を超えるチシマザサ(ネマガリダケ)が密生しているため、調査は主に冬期に行います。夏は笹に行く手を阻まれますが、冬は笹が雪に覆われるため、スキーやスノーモビルで楽に移動することができます。
 夏 こんな笹薮も
 冬 笹は雪の下へ
【最後に】
自然の中で仕事をしていると、人の力はちっぽけなことと、反対に自然の力が大きいことを日々実感します。林業は60年以上という長いサイクルで成り立つため、私は今植えた苗木が木材として利用される時を見届けることはできませんが、次の世代に豊かな自然環境や森林資源を引き継いでいくための橋渡しができればと思っています。
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石狩森林管理署 赤井川森林事務所
住所:北海道余市郡赤井川村字都113-2 電話:0135-34-6263
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お問合せ先
総務企画部 企画課
ダイヤルイン:050-3160-6271
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