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北海道森林管理局

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    こんにちは森林官です!

    広大な国有林の最前線・森林事務所に勤務し、国有林を守り育てている森林官から届いたメッセージ紹介します 

    こんにちは森林官です!(幾寅森林事務所)

    上川南部森林管理署 幾寅森林事務所 首席森林官

    【南富良野町の紹介】

    南富良野町は、富良野の南に位置する、人口約2,200人と小さな町ですが、大自然に囲まれた魅力ある場所です。夏はラフティングやカヌー、冬はスキー、かなやま湖でのワカサギ釣りも冬の人気のアクティビティです。体験型のアクティビティを楽しみたい方におすすめです。
    また、幾寅は1999年、映画『鉄道員(ぽっぽや)』のロケ地として知られ、観光客に人気のスポットです。地名は、アイヌ語のユクトラシペツ(鹿がそれに沿って登る川)が由来のようです。
    占冠村(トマム)には、国内有数の清流として知られている鵡川(延長135キロメートル)の源流があります。

    かなやま湖
    かなやま湖

    【幾寅森林事務所の概要と業務】

    幾寅森林事務所は、現在、3名が在籍しており、管理する国有林は、幾寅担当区(南富良野町)とトマム担当区(占冠村)を合わせると約19,600ヘクタール(エスコンフィールドの建築面積に換算すると、約3,937個分に相当します)となっています。
    また、管内の河川では他の地域では絶滅状態にある日本最大の淡水魚であるイトウが生息しており、管理している森林が、河川の生物多様性の豊かさを支える重要な役割を担っています。

    現地検討会の様子
    現地検討会の様子

    業務の内容は、木を植え、その木を大きくするための保育作業の監督や検査、森林の生育調査、林道の巡視や整備、ドローンを活用した上空からの調査など、多岐に渡ります。
    また、今年度は、造林作業における軽労化を民有林関係者に普及するため、リモコン式草刈り機の現地検討会を当森林事務所管内で開催しました。
    夏は現場に行く途中には、ほぼ毎日エゾシカに遭遇、たまにはヒグマにも出会い驚くことも…。
    冬はスキー、スノーモビルを使用しての森林調査は、毎日がバックカントリーのようです。

    現地検討会の様子
    ドローンで上空から撮影

    【最後に】

    森林事務所は、森林で起きているさまざまな事象を把握するために、汗をかき、時には泥だらけになることもあります。業務内容は多岐にわたりますが、情報を共有しながら仲間の知恵と経験を活かし、どんな場面においても的確に判断し、迅速に行動することが欠かせない、まさに第一線の職場です。

    上川南部森林管理署 幾寅森林事務所

    住所:北海道空知郡南富良野町字幾寅
    電話:0167-52-2772
     

     

    お問合せ先

    総務企画部 企画課
    ダイヤルイン:050-3160-6271

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