こんにちは森林官です！（稲里森林事務所）

むかわ町の紹介

稲里森林事務所は、胆振東部森林管理署の東部に位置するむかわ町穂別の市街地にあり、穂別森林事務所との合同森林事務所となっています。


穂別の町中の看板

むかわ町は、人口約7500人で、穂別メロン、ししゃもの産地、たんぽぽ公園、恐竜の町として知られています。
また、「人と自然が輝く清流と健康のまち」をキャッチフレーズとし、山・川・海に囲まれた町で、さまざまなイベントが行われています。

かつて木材搬出のために河川を利用していた頃に鵡川の上流で行われていた「流送」に、ちなんだイベントの「流送まつり」や地元の食材や旬のグルメなどを楽しめる「むかわグルメフェスタ」等、むかわ町の魅力を発信しています。


ホベツアラキリュウ

穂別博物館には、博物館建設のきっかけとなった化石ホベツアラキリュウや、2019年に新属新種として発表されたカムイサウルス・ジャポニクス（通称むかわ竜）、国内最大級の化石等も展示されています。
また、むかわ町北部の坊主山（標高790メートル）には、むかわ町民や道内各地から多くの登山者が登ります。


カムイサウルス・ジャポニクス

頂上付近には、山小屋が整備されていて、初心者にとっても、やさしいコースです。（所要時間：約1時間45分 距離：5キロメートル）


坊主山山頂から夕張岳を眺望

坊主山小屋

稲里森林事務所の業務

稲里森林事務所で行う業務については、森林の整備計画を立てるための地林況調査、ドローン等を使って民有地との境界管理、エゾシカ影響調査、ヒグマの痕跡調査、林道の整備、各種監督業務等、近年エゾシカの森林被害、農作物への被害が多いので、むかわ町と連携して、エゾシカ連携捕獲事業も実施しています。

最後に

1年が経ちますが、これからも日々勉強をしながら、国有林の管理経営に努めて行きたいと思います。