広大な国有林の最前線・森林事務所に勤務し、国有林を守り育てている森林官から届いたメッセージ紹介します
こんにちは森林官です!(支笏森林事務所)石狩森林管理署 支笏森林事務所 森林官 成澤 潤一支笏湖と森林事務所北海道の空の玄関口、新千歳空港のある千歳市の市街から清流千歳川に沿い、ミズナラ・エゾマツなど深緑の森の中を貫く一本道「支笏湖スカイロード」(約21キロメートル)を駆け抜け、支笏湖温泉街の賑わいから少しだけ離れた場所にひっそりと佇むログハウス調の建物が「支笏森林事務所」です。 自然の中での毎日この様なすばらしい自然環境の下、森林官の主な仕事は、春から秋にかけては台風被害を受けた森林を再生するための造林事業や生育途中の人工林の間伐事業の監督や検査。冬は深い笹藪が真っ白な雪に覆われて歩きやすくなることから、森林調査を行うため、山岳登坂用のゾンメルスキーを駆使して山奥へ分け入り、森林計画策定に必要な森林の現況等を調べています。 ヒグマに会わないために一方、豊かな森は野生動物たちのすみかでもあります。森へ入る際にはヒグマへの挨拶(遭遇防止)をかねて歌を口ずさむようにしています。つい先日、「ドラゴンボール」の主題歌の「この世はでっかい宝島」のくだりを全力で歌っていたら、熊さんではなく釣り人の方にお褒めの言葉をいただきました(汗)。光栄なことですが、もし、支笏湖で歌声が聞こえてきたら、そっとしておいてもらえると幸いです(笑)。 山官として守りたいもの「山官(やまかん)」というのは国有林職員の俗称なのですが、「○○官」という仕事に共通するのは、何かを守るということだと思っています。
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