このページの本文へ移動

北海道森林管理局

    文字サイズ
    標準
    大きく
    メニュー

    こんにちは森林官です!

    広大な国有林の最前線・森林事務所に勤務し、国有林を守り育てている森林官から届いたメッセージ紹介します 

    こんにちは森林官です!(班渓森林事務所)

    上川北部森林管理署 班渓森林事務所 首席森林官 渡部 信

    下川町の紹介

    班渓(ぱんけ)森林事務所は、下川町の中心にあり奥珊瑠(おくさんる)、一ノ橋森林事務所とともに森林管理署内にあります。
    下川町は道北の中心に位置し、北側にピヤシリ山、東側にウェンシリ岳を望む山に囲まれています。

    またスキージャンプではレジェンド葛西選手をはじめ多くのメダリストを輩出しています。

    下川町スキー場
    下川町スキー場

    町の面積の約90パーセントの56,810ヘクタールが森林で、そのうち約85パーセントの48,147ヘクタールが国有林です。
    町内には、林業事業体や製材工場、森林関係事業者などが多数存在し、豊かな森林を中心とした産業が形成されているほか、町民も日常的に森林に触れながら生活を送っており、持続可能な地域社会の実現に向けた森林・林業・エネルギー政策に取り組んでいます。

    班渓森林事務所の紹介

    班渓森林事務所が管轄する国有林は班渓担当区と然別担当区を合わせた15,446ヘクタールで、トドマツやカラマツ、アカエゾマツを主体とする人工林と、多様な針葉樹と広葉樹で構成される天然林が広がっています。

    部内には観光ガイドに載るような有名な場所はありませんが、知る人ぞ知るスポットが随所にあります。
    ひとつ例を挙げると、下川鉱山跡地の近隣に下川町名木10選に選ばれたミズナラの巨木があります。

    ミズナラの巨木
    ミズナラの巨木

    樹高27メートル、幹周610センチメートル、推定樹齢は340年で、周囲には神秘的な空気が漂っています。隠れパワースポットのため、ガイド本や北海道局ホームページには掲載されていません。興味のある方は当事務所へお問い合わせ下さい。

    ビジタースポットの開設

    そんな木材のまち下川町ではありますが、町内での「森林管理署」の知名度は決して高くありません。
    町民が週末に町有林を利用しているように、国有林でも森林レクリエーションを通して森林を楽しむことができることや役割を知ってもらい、もっと身近に感じられるよう、今年度から新たに、情報発信の場を庁舎内に設置し、PR活動を行うプロジェクトチームを立ち上げ取組をスタートさせました。

    第一弾では基本的なことを知ってもらうため、上川北部森林管理署が関わる市町村や森林管理署の事業、さらに「そもそも民有林・国有林って?」をわかりやすく紹介するビジタースポットを開設することにしました。
    オープンに先立ち、町の随所にポスターを掲示したり、小学校をはじめ、中学校や高校、飲食店等にチラシを配布しました。

    ビジタースポット
    ビジタースポット

    このことにより「早く行ってみたい」とかイメージキャラクターの「かほしかちゃんに会いたい」といった声が寄せられ、取組の効果が期待されます。
    また、今後はメインイベントとして、デジタル森林浴も企画しており、情報発信を継続して行きます。

    最後に下川地区の森林事務所は20代、40代、50代、60代、70代と幅の広い年齢構成となっていることから、毎朝のミーティングでは必ず体調を確認し、日々無災害を合い言葉に業務を行っています。
    私も定年まであと一年と数ヶ月。限られた現役生活を国民全体の奉仕者として、有意義に働いていきたいと考えています。

    上川北部森林管理署 班渓森林事務所

    住所:北海道上川郡下川町緑町21-4
    電話:01655-4-2913
     

     

    お問合せ先

    総務企画部企画課
    ダイヤルイン:050-3160-6271

    PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。
    Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。

    Get Adobe Reader