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北海道森林管理局

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    こんにちは森林官です!

    広大な国有林の最前線・森林事務所に勤務し、国有林を守り育てている森林官から届いたメッセージ紹介します 

    こんにちは森林官です!(深川森林事務所)

    空知森林管理署 北空知支署 深川森林事務所 首席森林官 松原孝浩

    深川市の紹介

    深川森林事務所は石狩平野の最北端、空知管内の深川市に所在しています。深川市の基幹産業は農業で、全国屈指の良質なお米、ソバやりんご、特産「ねばり長芋」などがあります。
    そんな深川市のご当地グルメ「深川そばめし」をご存知でしょうか。低温で揚げた「そばの実」を表面にまぶし、「そばつゆ」で味付けした「おにぎり」のことで、「麺としてのそば」は入っていません。お店ごとに趣向を凝らした、定食やお弁当が提供されていますので、お越しの際は是非ご賞味ください。

    森林事務所の業務

    現在の作業としては、主に森林資源を把握し、管内の施業実施計画を策定するために必要な地林況調査を進めています。
    夏の間は、背丈を上回る笹やぶや足に絡みつくブドウツルで、歩行すら困難となる場合もありますが、冬期はそれらが雪で埋まってしまうため、作業には格好の季節です。

    調査地までの移動はスノーモビルを使用します。これは公道を走る自動二輪車とは似て非なる運転技術が必要です。
    慣れないうちはスタックすることも多く、それなりに体力も必要です。

    現地付近まではスノーモビル
    現地付近まではスノーモビル

    調査地ではいわゆる「山スキー」を使用します。
    かかとが固定されていないことから歩行が容易で、「スノーシュー」や「かんじき」よりも雪上での機動力は高い一方で、滑降は、ゲレンデで滑るスキーとは勝手が違い、これまた技術と慣れが必要です。

    氷点下での外業は厳しいですが、身体を動かすためすぐにポカポカと温まり、安全作業で実行していきます。

    林内へはスキー
    林内へはスキー

    山笑う季節

    長い北海道の冬が明け、日増しに暖かく融雪が進み春を実感しています。
    草木が芽吹く頃には、森林レクリェーションなどの目的で、また多くの方々が入林されることでしょう。

    しかし、春はヒグマが冬眠から覚める季節でもあり、残雪に足跡を見付けることもままありますが、人身被害を防ぐのに一番大事なことはヒグマに出会わないことです。
    山に立ち入る際は、出没情報を確認し、鳴り物を身に付け、一人で入らない、痕跡を見付けたら速やかに引き返すことをお願いします。

    また、春は空気が乾燥していることから、いったん山火事が発生すると大規模になりやすい季節でもあります。山火事の原因はいろいろありますが、多くは人間の不注意によるものと言われています。
    国有林を適切に管理していくため、入林を希望される方は「入林届」の提出など事前手続が必要な場合があります。詳しくは北海道森林管理局のホームページでご確認ください。

    入林の際はルールやマナーを守って、みんなが楽しく利用できますようご協力ください。

    空知森林管理署 北空知支署 深川森林事務所

    住所:北海道深川市緑町7番15号
    電話:0164-22-6208
     

     

    お問合せ先

    総務企画部企画課
    ダイヤルイン:050-3160-6271

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