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北海道森林管理局

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    こんにちは森林官です!

    広大な国有林の最前線・森林事務所に勤務し、国有林を守り育てている森林官から届いたメッセージ紹介します 

    こんにちは森林官です!(川北森林事務所)

    根釧東部森林管理署 川北森林事務所 森林官 永井 幸哉

    所在地紹介

    川北森林事務所は北海道の最東端、根室振興局管内の中心部に位置する標津町に所在しています。この地域は、標津町を中心として両腕を伸ばすように、左手に日本最後の秘境といわれる知床半島、右手にはノサップ岬を先端とする根室半島が延びています。
    正面はオホーツク海に面し、洋上わずか24km先には近くて遠い島・国後島が、その大きな姿を見せています。
    標津町は豊かな海と大地を生かし「生産の町」として鮭や帆立などの漁業と町人口の約4倍の数が飼育されている乳牛を中心とする酪農業によって発展した町です。

    メロディーロード出発点
    メロディーロード出発点

    また、標津町は道路を走行すると音楽が聞こえるメロディーロード発祥の地でもあり、「知床旅情」が流れる道路や、「交差点です 交差点です 止まってください」などと聞こえる「話す道」があります。残念ながら冬期間は聞くことができない場合があります。

    管内概要

    川北森林事務所では、約169,300ヘクタールの国有林を管轄しています。
    森林事務所の主な業務は、国有林の巡視、森林施業の基礎となる地況林況調査や収穫調査、各種請負事業の監督業務、境界巡視等の業務を2名体制で行っています。

    また、北海道遺産に選定された「根釧台地の格子状防風林」の一部も管轄しています。
    この格子状防風林は標津町、中標津町、別海町、標茶町にまたがり、総延長は648キロメートルに及び、その全容は宇宙からしか確認できないといわれるほど壮大なものです。

    格子状防風林
    格子状防風林


    防風林は農作物を気象害から守るだけでなく、生活環境や景観の維持、野生動物の住みかや移動通路として生態系維持にも重要な役割を果たすほか、森林整備に伴う木材生産も行っており、事業地は小規模で散在化しているため、作業効率の向上や動植物の生息環境・近隣の農地・民有林の土地所有者に配慮した作業により、伐採した木材を里に近い集合土場へ集積しています。
    伐採された木材が集積された姿は圧巻の一言です。

    川北担当区集合土場
    川北担当区集合土場

    業務を通じて

    時には自分たちの背丈よりも高い笹を漕ぎ、熊の恐怖に耐えながら、長時間歩かなければならない日もあり、大変な事もありますが、汗を流しながら業務を行うことで、山づくりに携わっている充実感を感じ、可愛い野生動物との出会いに心が癒やされます。

    森林からのご褒美
    森林からのご褒美(左)  作業風景(右)

    また、季節によって異なる山の景色の表情・雰囲気を、目や耳、肌で感じつつ、仕事ができる事にやりがいを感じながら、豊かな森林・山づくりに少しでも貢献できるように、これからも業務に励みたいと思います。

    根釧東部森林管理署 川北森林事務所

    住所:北海道標津郡標津町川北本通20-1
    電話:0153-85-2022
     

     

    お問合せ先

    総務企画部企画課
    ダイヤルイン:050-3160-6271

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