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北海道森林管理局

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    こんにちは森林官です!

    広大な国有林の最前線・森林事務所に勤務し、国有林を守り育てている森林官から届いたメッセージ紹介します 

    こんにちは森林官です!(若佐森林事務所)

    網走中部森林管理署 若佐森林事務所 森林官 河尻雅信

    管内概要

    私の勤務する若佐森林事務所は、オホーツク海側の佐呂間町にあります。
    佐呂間町には、北海道で一番大きい汽水湖であるサロマ湖があり、ホタテやカキなどの養殖が盛んです。
    農産物は、カボチャが有名で「シンデレラ夢まつり」が毎年開催されるなど、ホタテとともに町の特産品になっています。

    サロマ湖の風景
    サロマ湖の風景

    事務所は佐呂間森林事務所と合同で設置されており、協力して様々な業務を行っています。管轄している地域は、2つの森林事務所を合わせ佐呂間町と北見市の一部で、約15,500ヘクタールの国有林を管理しています。
    見どころは、幌岩山(サロマ湖畔自然休養林)から見える夕焼けで、視界をさえぎるものがなく、目の前の水平線に太陽が沈む美しさは日本屈指といわれています。

    森林官の仕事

    日々、自然の中で苗木の植栽や植栽木の成長を妨げるササ等を刈り払う下刈、間伐等、様々な請負事業の監督・検査業務、国有林と民地の境界を確認する境界巡検などを行っていますが、私が森林官の仕事で最も重要と考えているのは、「地況・林況調査」です。

    丸太の確認
    丸太の確認

    この調査は、森林計画を作成するために、樹木の生育状況、間伐等の森林整備の必要性などを把握するために行っているものです。

    国有林の森林には、林班や小班と呼ばれる森の住所が割り振られており、それぞれ、面積などの基礎的なデータをはじめ、植栽されている樹木の種類、植栽した年度、下草刈りや間伐など、これまで行ってきた様々な森林整備の状況などを整理して管理しています。

    調査は、森林の状態がどうなっているのか、現在地を図面や空中写真、GPSで確かめながら「この森林は、十分に光が当たっていないので早めの間伐をしよう」「このカラマツ人工林は、自然に育った広葉樹の成長がとても良いので一緒に育ててみよう」など将来の森林の姿に思いをはせつつ、データを頼りに野を越え山を越えて、調査を行っています。

    地況・林況調査
    地況・林況調査

    終わりに

    若佐森林事務所に来て3年目になり、管内の状況を誰よりも熟知している森林官を目指して業務に励んでいます。
    地元の方々とは、町内会の行事やスポーツ等を通じて顔見知りになり公私ともに充実した日々を送っています。
    これからも地域の窓口として佐呂間町に溶け込み、国有林の管理に努めていきたいと考えております。

    網走中部森林管理署 若佐森林事務所

    住所:北海道常呂郡佐呂間町永代98-2
    電話:01587-2-3439
     

     

    お問合せ先

    総務企画部企画課
    ダイヤルイン:050-3160-6271

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