富良野発!十勝連峰GSS山岳便りBLOG(2022)

令和4年9月30日(金曜日)晴れ
上ホロカメットク山 巡視本日は、十勝岳温泉駐車場から上富良野岳、上ホロカメットク山、上ホロカメットク避難小屋周辺を巡視しました。
すっきりとした秋晴れで、十勝岳温泉凌雲閣から見る十勝岳連峰の紅葉は見頃を迎えています。

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安政火口までの歩道沿いの紅葉が見頃で、赤色や黄色に色づき、何度も足が止まってしまいます。

三段山とウラジロナナカマド

上ホロカメットク山避難小屋再整備工事の資材などの荷下ろしが終わり完成がもうすぐです。

上ホロカメットク山からの展望

本日は雲ひとつない秋晴れで歩いていると汗ばむ陽気でしたが、山頂付近は時折風も強く、冷たく、休憩していても体が冷えていきます。
気温差があるので、十分な防寒対策をお願いします。
令和4年9月25日(日曜日) 曇り
本日は、十勝岳温泉駐車場から安政火口周辺を巡視しました。今月上旬に歩道整備作業が行われ歩きやすくなりましたが、先日の台風の影響で雨量が多く深い溝が多く見受けられました。
溝に足を取られないよう、足元には十分注意してください。

先月の台風通過後に、安政火口までのルートが崩れたため、旧来の表示では誤った方向に進んでしまうため赤色ペンキで訂正してきました。

赤色ペンキの目印は、必要最小限しかありません。
途中から旧来のルートに戻るので、後は黄色いペンキの表示と踏み跡、ケルンを確認して下さい。
足場が悪く落石の恐れもある場所なので周囲状況に十分注意してください。

安政火口には大小様々な噴気孔があります。
噴気孔から出てくる水蒸気は温度が非常に高く、70度以上ありますので直接手を触れると簡単にやけどします。
またこの水蒸気は人体に有害な硫化水素を含んでいますので十分注意してください。

噴気孔から立ち上る水蒸気、足元には硫黄成分を含んだ黄色い砂粒が散乱しています。

十勝岳温泉「凌雲閣」の裏側から眺めると、紅葉が見頃を迎えています。

令和4年9月24日(土曜日) 雨
本日は、十勝岳温泉駐車場、白銀荘駐車場、望岳台駐車場を巡視しました。朝から、雨が降り続き雲に覆われた一日になりました。
雨の影響もあり駐車場は数台でした。

十勝岳温泉駐車場
白銀荘駐車場も駐車台数は少なかったです。

白銀荘駐車場
キャンプサイトでは、一張りのテントがありました。

望岳台駐車場では駐車台数は多かったですが入山者は数名でした。
雨合羽を着用し望岳台までの散策や、防災シェルターの中を見学している方がいました。
標高1000メートル付近は、時折雨風が強まり十勝岳連峰は厚い雲に覆われていたので、展望はありませんでした。

望岳台駐車場
令和4年9月18日(日曜日)
★十勝岳温泉駐車場から安政火口 巡視本日は、十勝岳温泉駐車場から安政火口周辺を巡視しました。

安政火口までのコースは先月の大雨の影響で不明瞭になっています。
入山者がコースからはずれ斜面を歩いていました。
安政火口までは、ヌッカクシ富良野川に下ったら対岸の斜面に取り付かずに岩がゴロゴロとしている川底を上流に向かって歩いて下さい。
ルートは踏み跡や黄色いペンキで表示していますので印を見逃さないように注意してください。
少し進むと左側に噴煙が見えてきます。
安政火口に看板はないので噴煙が近づいてきたらそれが目印です。

ルート表示をしていますので、見落とさないように注意してください。

紅葉が見頃を迎えています。
本日以降、台風の接近により悪天候が予想されています。
山の天気は変わりやすいので出発前には、天気予報を確認し無理ない計画でお願いします。

令和4年9月17日(土曜日)
★原始ヶ原林間コース 巡視本日は、原始ヶ原 林間コースを巡視しました。

オニグルミ、ドングリ、ヤマブドウ、コクワなどの実をつけています。
木々も紅葉し、季節は秋へと変わっています。
写真は、オニグルミの実です。

ヤマブドウの実。

巡視中に、エゾシカに出会いました。

徒渉(としょう)箇所では、沢水の水量が少なくなっており登山靴が濡れずに渡ることができます。
石の上は滑りやすいので、ストック等で足元を十分確認してから渡ってください。

原始ヶ原の湿原に到着すると、富良野岳山頂は雲に覆われており湿原は静寂に包まれています。
本日は、天候が悪くなる予報のため入山者は確認できませんでした。
山の天気は変わりやすいので、無理のない計画でお願いします。

令和4年9月16日(金曜日)
★十勝岳温泉駐車場から富良野岳 巡視本日は、紅葉が見頃を迎えた富良野岳を巡視しました。
台風が接近する影響で不安定な天候となり、一時的に雨が降りました。
山の天気は変わりやすいので、雨具や防寒着等の装備をお願いします。

カエデ類やナナカマドが紅葉の見頃を迎えています。
標高の高い山では、朝晩の気温がとても低いので、これからの時期は防寒対策を忘れずにお願いします。

富良野岳肩分岐から上ホロカメットク山、十勝岳方面へと縦走路が続いています。
現在、上ホロカメットク山避難小屋は再整備工事中のため利用できません。
縦走を計画する際は事前にご確認をお願いします。
注)十勝岳避難小屋は緊急時以外利用できません。

山頂が近くなると、赤色や黄色に紅葉した景色がとても綺麗です。

令和4年9月11日(日曜日)
★望岳台駐車場から望岳台探勝路 巡視望岳台駐車場から望岳台探勝路を巡視しました。
雲ひとつない快晴です。駐車場は満車状態です。

探勝路の歩道脇ではウラジロナナカマドの紅葉が始まっています。

第三展望台からは十勝岳連峰を見ることができます。

左から美瑛富士、美瑛岳。
日中は気温が上がり汗ばむ陽気ですが、先月と比べると風が冷たくなってきています。
身体を冷やさないように、防寒対策をお願いします。

令和4年9月10日(土曜日)
★十勝岳温泉駐車場から富良野岳 巡視十勝岳温泉駐車場から、富良野岳肩分岐の手前にある、お花畑まで巡視してきました。
ここは毎回、ゴミが落ちている場所です。マナーを守り、携帯トイレのご協力をお願いします。

色とりどりのお花の開花から紅葉へと、季節が少しずつ変わっています。

赤色を基調とするナナカマドやカエデ類が少しずつ色づいてきました。
富良野岳の紅葉の見頃はもう少し先ですが、標高が高い場所は、緑色と赤色のコントラストが目立つようになっています。

ウラシマツツジの葉は、濃い赤色がとても鮮やかです。

令和4年9月9日(金曜日)
★十勝岳温泉駐車場から三段山 巡視十勝岳温泉駐車場から三段山(崖尾根コース)を巡視しました。
雲ひとつない秋晴れで、日中は気温が上がり汗ばむ陽気です。

イワツツジの葉が赤く色づいています。

三段山からの富良野岳

上ホロカメットク山

三段山の崖尾根コースは急登が続きますが、十勝岳温泉駐車場から三段山山頂までは約2時間程度のコースタイムです。
天気が良い日は、十勝岳連峰を見ることができます。
山麓と山頂では気温差がありますので、防寒装備の携行をお願いします。

令和4年9月4日(日曜日)
★白銀荘駐車場から連絡路 巡視本日は白銀荘連絡路を巡視しました。
白銀荘駐車場のテントサイトでは、キャンプをしていました。朝晩は、気温が下がるので防寒対策をお願いします。

白く丸い実をつける、シラタマノキ。

徒渉(としょう)箇所の沢水の水量が少なくなりました。
登山靴が濡れることなく渡れます。足元は不安定な石が多いのでストック等を使い、十分に確認してから渡ってください。

連絡路では、十勝岳の火山活動が生み出した独特の地形があります。

十勝岳は噴煙をあげる活火山ですので、入山される際は事前に火山情報を確認してください。

令和4年9月3日(土曜日)
★芦別岳新道 巡視本日は芦別岳新道コースから、半面山周辺を巡視しました。
秋晴れで、駐車場は満車状態でした。

新道コースの歩道は刈払がされております。
呻吟坂(しんぎんざか)の手前に倒木があるので、倒木の下を通過する時は、頭上に注意してください。

十勝岳連峰と富良野盆地

半面山山頂では多くの方が休憩していました。

イワツツジの実が赤く熟していました。

令和4年9月2日(金曜日)
★上ホロカメットク山巡視本日は、上ホロカメットク山を巡視しました。
十勝岳温泉駐車場から三段山(崖尾根コース)分岐周辺まで、重機による歩道整備作業が行われていました。
雪解けの流水や大雨の影響で歩道に洗掘がありましたが、整備後はとても歩きやくなっています。

安政火口分岐では、崩れやすく急斜面があるので足元には十分注意してください。

標高が上がると、ナナカマドの紅葉が始まっており、季節が秋に変わっています。

雲の流れがとても早い日でしたが、十勝岳と上ホロカメットク山の山頂を眺めることができました。

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上ホロカメットク山山頂では、強風で気温が低く視界がありませんでした。強風では少しの時間でも体温が奪われますので、防寒対策をお願いします。

上ホロカメットク山避難小屋再整備工事が行われています。

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