2020年9月
暑寒別山系発!GSS活動日誌
令和2年9月23日(水曜日)曇り 暑寒別山系パトロール
本日で暑寒別山系GSSの活動最終日を迎え、お世話になった関係諸団体への挨拶回りや後片付け等を行いました。
GSSの活動を終えても、秋口の紅葉シーズンを控えており、今後も多くの入山者が見込まれます。
安全でルールを守り合う登山となるように、引き続き入山者の皆さんのご協力をお願いいたします。
活動の終了とともにブログも終了します。
短い間でしたが、GSSの活動にご理解ご協力をいただき、ありがとうございました。
令和2年9月16日(水曜日)晴れ 暑寒別山系パトロール
9月中旬に入り、GSSとしての活動もあと僅かになってきました。
入山者名簿を見ると入り込みも大分少なくなってきましたが、今日は一合目付近まで巡視を行いました。
途中でヤマブドウを発見!。多くの実をつけ色づいてきています。
令和2年9月10日(木曜日)曇りのち雨 暑寒別山系パトロール
今日は朝からあまり天候がよくありませんでしたが、本年度で3回目となる当署独自行事の「清掃登山」を、GSSと本署職員の総勢6名で実施しました。
本日はゴミ拾いの外、登山道の通行の支障となっている「笹のかぶり取り」や、「ハイマツの枝払い」を行う目的も併せ持って現地に向かいました。
現地に向かう途中、相変わらず所々にゴミがあり収集しました。
自然環境を守るためゴミは必ず持ち帰りましょう。
ゴミ拾い
途中から小雨となりましたが、山頂に向けて歩を進めました。
六合目付近で支障となっている笹かぶりの除去を行っている最中に、天気が土砂降りの雨に急変し、作業を行うことも山頂をめざすこともできなくなりました。
雨宿りしながらしばらく様子を見ましたが、カッパを着ても体が濡れて体温が奪われるほどの状態となり、これ以上は無理と判断し、下山することとしました。
笹かぶりの除去作業
帰路の途中、登山道脇に埋まっている割れたジュースビンを発見したため、入山者の安全確保のために掘り返して、ゴミとして回収しました。
割れたジュースビン
今回は残念ながら当初の目的を果たすことができませんでしたが、自然環境保全や入山者の安全確保のために、来シーズンも継続して取り組みを進めたいと思います。
令和2年9月9日(水曜日)晴れ 暑寒別山系パトロール
今日は午前中に、明日実施予定の「暑寒別岳清掃登山(No3)」に向けた事前のクマ点検等を兼ねて、一合目付近までの巡視を実施しました。
巡視の際に、蛾の仲間幼虫であるトビイロスズメの幼虫を発見しました。
午後からは増毛町長と面会し、GSSが行っている取組を理解して頂くため、活動のレクチャーを行いました。
奥右が堀増毛町長、奥中が三浦留萌南部森林管理署長
面会では先ず三浦署長が表敬の挨拶を行った後、宇佐美主任森林整備官から「森林保護員制度の概要」を説明した上で、GSS本人より、この間のブログ資料を活用して日常業務等の説明を行い、その後意見交換を行いました。
町長からは、山登りが趣味で暑寒別岳にはこれまで150回以上登った。写真も趣味で、暑寒別岳に咲き誇る100種以上の花々を撮って楽しんでいる。増毛町は漁業が基幹産業であるが、山は海を守る生命線であり貴重な財産である。その森林を守って下さる皆さんに感謝したい。暑寒別岳登山道(暑寒ルート)の看板・標柱が老朽化したため、30年ぶりに現在建て替え工事を行っている。暑寒別岳は登山ルートが複数あり恵まれているが、最近クマの出没が相次ぎ入山者には注意喚起をしている。特にクマの標的となりかねないトレイルランは行わないよう呼びかけている。など、貴重な話を聞くことができました。
最後に当署から、「GSS事業は地域を特化した特別な事業であり、今後も効率的・効果的に継続するために、引き続き情報交換等を含めた協力を」とお願いし、町長からも理解を示していただきました。予定時間を大幅に超える意見交換は、お互いの立場を理解し合う上で大変有意義なものになったと感じました。
令和2年9月2日(水曜日)晴れ 暑寒別山系パトロール
残暑が続いており、来週末ぐらいまで暑い日々が続きそうです。
今日は、未だに入山者からクマの目撃情報等があることから、痕跡確認等も含めて二合目まで巡視を行ってきました。
箸別歩道の駐車場には、たくさんのバッタが飛んでいて、秋の気配を感じることができました。。
今日も登山道入口からほどなく行った所で、マウンテンバイクの真新しいタイヤ痕がありました。
前回のブログでもお知らせしましたように、暑寒別岳に通じる箸別歩道は、国定公園内の車馬等乗入れ規制区域となっております。
他の入山者と衝突する危険性や、登山道脇の植生を荒廃させる等の原因にもなります。
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