知床半島発！ウトロ・羅臼GSS通信(2024)

令和6年9月30日（月曜日） 羅臼湖巡視

今回は紅葉シーズンで利用者の多い、羅臼湖の巡視を行いました。


三の沼の奥に見える羅臼岳も、朽葉色に染まっています。


アヤメが原周辺もダケカンバが色づき、すっかり秋の雰囲気です。
通行の支障となっているハイマツの枝を払いつつ、進んでいきます。


ミネカエデが山に彩りを添えていました。


羅臼湖に着くころには雲が出てきてしまい、知西別岳を見ることはできませんでした。


羅臼湖歩道はぬかるみが多く、深いところでは20cmほどの水たまりがあります。
お越しの際は長靴の着用をお願いします。

令和6年9月5日（金曜日）どんぐり結実調査1回目

ちょうど1週間前にミズナラに設置したシードトラップに、どんぐりは入っているのでしょうか？
まずはイダシュベツから、10本のミズナラにそれぞれ3基仕掛けたシードトラップを確認していきます。


トラップの中には落下した木くずや葉っぱに交じって、どんぐりが入っていました。


この1基に落ちたどんぐりを拾い上げるとこんな感じになります。
去年は不作でしたが、今年は滑り出しとしてはなかなか良いようです。


イダシュベツでの作業を終え、次は岩尾別の調査地点に向かいます。


岩尾別もたくさんのどんぐりが入っていました。

今日は1回目の回収でしたが、これからどんぐりが落ちなくなるまで、毎週調査を行っていきます。