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北海道森林管理局

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    2020年6月

    知床半島発!ウトロ羅臼GSS通信

    知床!ウトロ・羅臼GSS通信

    令和2630(火曜日)羅臼岳合同整備

    7月5日の山開きを前に、環境省、羅臼山岳会の皆さんと総勢14名で羅臼町側の歩道整備を行いました。
    本日の作業は、羅臼平からお花畑間の歩道の洗掘箇所に土嚢を置き、歩道がこれ以上深くならないように整備をしました。

    作業中
    作業中

    洗掘の原因は雨水や雪解け水で掘られてしまったものと考えられます。

    作業後
    作業後

    作業中はノゴマが近くでずっと鳴いていました。
    ノゴマ

    現在の歩道上における残雪状況です。
    まずはウトロ側の大沢エリアです。

    例年よりも雪は少なく、大沢下部や岩場周辺は歩道が出ており、雪がある大沢中部~上部にかけては残雪があるもののアイゼン無しでも登ることができました。

    しかし、天候次第では雪が硬くなって危険な状況になることも考えられます。
    しばらくの間は、アイゼンを準備して登ることをお勧めします。
    現在の歩道上における残雪状況です

    次は羅臼町側の残雪状況です。
    画像は屏風岩中部です。屏風岩のエリアの残雪が所々にありますが、歩道はすべて出ています。

    ただ、上部でお花畑方面へトラバースするところは斜度のきつい残雪があり、アイゼンが必要です。
    羅臼町側の残雪状況

    濃霧の中で多くのミネズオウが咲いている景色は圧巻でした。
    ミネズオウ  

    令和2625日(木曜日)ポンホロ沼巡視

    今季初めてのポンホロ沼の巡視です。
    沼にはもう水がありません。

    例年はまだ下の写真に写る全域に水が溜まっている時期ですが、今年は4月末にはもう沼の水がなかったということです。
    ポンホロ沼が早春から乾いている事が過去にあったかどうかはわかりませんが、滅多にない珍しい年だと思われます。

    沼跡から遠くに見える羅臼岳。
    今季は幻の沼になってしまいました。
    沼跡から遠くに見える羅臼岳。

    5月にはもう水が無かったので黄緑色のヒメシダが勢いよく茂っています。
    例年だと8~9月ぐらいの感じでしょうか。
    ヒメシダ

    ポンホロ沼跡で見つけたエゾスジグロシロチョウ。
    エゾスジグロシロチョウ

    ポンホロ沼周辺で見つけた、サルメンエビネの花。
    漢字で書くと、猿面海老根。

    この花をじーっと見ていると、頭、目、鼻、口、腕、足がある生き物に見えてくるとのことですが、私は、猿の顔には見えてきません。
    サルメンエビネ

    巡視が終わり車に戻ると、少し離れた道路にキタキツネが一匹。最初、道の真ん中に座り込んでやってくる車待ち。
    なかなか車が来ないので、今度は私たちの方まで歩いてきてじっと待つ。何を待っているのかは明白、食べ物。

    おねだりギツネの登場です。車に乗っている人から食べ物を貰いたくて道路の真ん中に座り込み、車を無理やり停車させる。
    こうなるとこのキツネの将来は暗い。

    車にひかれて死亡するケースが殆どです。人が飼っているペットとは違い、野生の生き物とは適切な距離が必要です。
    キツネに限らず、野生動物への餌やりは絶対に止めましょう。
    キタキツネ

    令和2年6月19日(金曜日)フレペの滝巡視

    本日はフレペの滝への巡視を行いました。

    フレペの滝は直接流れ込む川があるわけではなく、岸壁の隙間から流れ出た地下水が小さな滝となっています。
    フレペの滝

    フレペの滝を見るためには、知床自然センターから片道約1キロメートルの遊歩道を歩きます。
    その途中ではエゾシカが食事中でした。
    エゾシカが食事中

    良く見渡すと12頭のエゾシカが展望台付近の草原で食事中でした。
    良く見渡すと12頭のエゾシカが展望台付近の草原で食事中でした。

    ちなみにこの草原エリアはワラビが大量に生えており、まるで畑の様です。
    エゾシカはこのワラビを食べないため、ワラビばかりが繁茂してこの様になりました。

    昔のフレペの滝遊歩道周辺にはワラビはほんの少ししか生えていなかったそうです。
    草原エリアはワラビが大量に生えており、まるで畑の様です。

    フレペの滝展望台からオホーツク海を望むと、いつも観光船で賑わう海には船の姿はなく、とても静かでした。
    また、遊歩道にも利用者の姿はなく、エゾシカしかいなかったという珍しい巡視となりました。
    フレペの滝展望台からオホーツク海

    令和2618日(木曜日)羅臼湖・羅臼岳入林箱設置

    本日は羅臼湖と羅臼岳の登山口に入林箱を設置してきました。

    まずは羅臼湖からです。
    本日は羅臼湖と羅臼岳の登山口に入林箱を設置

    羅臼湖は入口の案内看板も設置します。
    入口は国道知床横断道路の脇にあります。
    羅臼湖は入口の案内看板も設置します

    今年もたくさんの方に来ていただきたいです。
    今年もたくさんの方に来ていただきたいです。

    入林箱も無事に設置完了です。
    入林箱も無事に設置完了

    羅臼岳羅臼温泉口の入林箱の設置も同時に行いました。
    入林の際は入林簿のご記入をお願いします(別途、警察署等への登山計画書の提出も忘れずに)。
    羅臼岳羅臼温泉口の入林箱の設置も同時に行いました。

    皆様から寄せられた情報(個人情報は除く)は、シーズン後に集計し、今後の歩道維持管理のため活用されています。

    令和2613日(土曜日)羅臼湖巡視・三の沼展望台設置

    6月12日より令和2年度のウトロ・羅臼GSSの活動が開始となりました。
    3名で羅臼町と斜里町にまたがる世界自然遺産「知床」をはじめ、半島内の国有林を巡視してまいります。
    どうぞよろしくお願いします。
    写真1

    今年最初の巡視は羅臼湖です。
    今年の雪解けは想像以上に早かったので、三の沼の「展望台」を設置してきました。
    組み立てにはたくさんのネジを使用しますが、下の湿地に落としてしまわぬよう慎重に行います。
    写真2

    一時間程かけて完成しました。

    晴天時の風が無い時にはこの台に登って写真を撮ると正面に見える羅臼岳が水鏡となって沼に映り込み、綺麗な写真を撮ることができます。
    本日は残念ながら強風のため、水面にはさざ波が立ってしまい沼に映り込む逆さ羅臼を見ることはできませんでした。
    写真3

    羅臼湖までの歩道の分岐点では迷ってしまわぬように案内板を取り付けました。
    案内板

    二の沼と三の沼の歩道周辺は湿原となっていることから植生保護のため、侵入防止用のロープを張りました。
    侵入防止用のロープ

    現在、歩道上の残雪は三の沼の手前にある涸れ沢付近に若干残る程度となりました。
    ほんの少しですが雪渓歩きも可能です。
    しかし、歩道上の雪は数日で融けてしまいそうです。
    写真6

    今日、一番多く咲いていたのはミツバオウレンでした。
    ミツバオウレン

    チシマザクラもちょうど満開でした。
    雪融けの遅い場所のようで、季節外れの桜を見ることができました。
    チシマザクラ

    本日の羅臼湖への入林者は3組6名でした。
    新型コロナウイルスの影響で、知床に来られる方は非常に少ない印象です。

    現在、羅臼湖へのアクセスに必須の路線バスの運行はなく、運航開始日は7月18日に延期となっています。
    羅臼湖入り口には駐車場はありませんので、羅臼湖へお越しの際は知床峠の駐車場に車を停めて徒歩で羅臼湖をめざすか、地元ガイドの案内を利用することをお願いしています。

    羅臼湖入り口周辺での路上駐車は過去に交通事故も起きており、非常に危険です。
    ご理解とご協力をお願い致します。
    羅臼湖入り口周辺での路上駐車

    お問合せ先

    総務企画部企画課
    ダイヤルイン:050-3160-6271
    FAX:011-622-5194