2017年11月
知床半島発!ウトロ・羅臼GSS通信

11月15日(木曜日) 知床GSS活動最終日(羅臼岳登山口案内板撤去作業)
本日は、環境省、斜里山岳会と合同で、羅臼岳登山道入口に設置してある案内板の撤去作業を行いました。
撤去前です。
まずとても重量のある屋根を外し、次に支柱部分のネジを外して少しずつ解体していきます。
ついに大看板も取り外されました。
今シーズンこの場所で皆さんに記載していただいた入林簿には、約5,130名の方が記帳してくださいました。
本日をもちまして、平成29年度における知床GSSの活動が無事に終了となりました。短い間でしたが、今までブログを見ていただきありがとうございました!
11月6日(月曜日) 岩尾別地区の防鹿柵(ぼうろくさく)の補修
防鹿柵は、エゾシカの食害から樹木を守るために設置していますので、柵が壊れた箇所からエゾシカが入り込まないよう日々の巡視やメンテナンスが必要となります。
雲一つない青空の下、雪化粧した知床連山の三ツ峰(左)、羅臼岳(右)がとても綺麗に見えました。
柵にかかった枝を高枝切り専用のノコギリを使い、柵が壊れないよう慎重に切っていきます。
たるんでしまったワイヤーは専用の巻き取り機で調節しながら張っていきます。
帰り道、道路脇で飲みかけのペットボトルが捨てられていました。
回収したペットボトルには、小動物の歯形と思われる痕跡もありましたが、容器を壊すまで至らなかったようで安心しました。
自然界にない物を野生動物が味わってしまうと、同じ物を求めて道路に繰り返し出没する事が考えられますし、道路に出没する事で交通事故を招く恐れも出ますので、ゴミのポイ捨てや餌やりなどの行為は絶対しないようお願いいたします。
お問合せ先
総務企画部 企画課
ダイヤルイン:050-3160-6271