利尻島発!GSS活動日誌(2021)
令和3年6月21日(月曜日)
GSS二年目の阿部です。
利尻山の国有林、植物、動物のことならお任せあれ、と言いたいところですが、まだまだ勉強中の身です。
関係者、登山仲間、図鑑を師匠にして今年も格闘します。
そんな私がいち早く覚えたのが、ツタウルシとオオハナウド。
登山道沿いにたくさん生えているツタウルシは触れるとかぶれるので、登山道整備の刈払いでできるだけ除去したい。
また、オオハナウドの汁はうっかり手の甲に受けてしまい、かぶれのような状態がしばらく続きました。
身を持って覚えると記憶力が落ち気味の齢でも効き目がありますね。
今シーズンもよろしくお願いいたします。
沓形旧登山道入り口付近にて
シャク
町民の方より花の写真をご提供いただきましたので、掲載させていただきます。
ウコンウツギ(撮影;熊谷洋人氏)
フデリンドウ(撮影;熊谷洋人氏)
令和3年6月13日(日曜日)
利尻島GSSに着任致しました馬渡爽(まわたりあきら)と申します。
昨年、地域おこし協力隊の制度を利用し利尻に移住致しました。
平日はウニ種苗センターで利尻町の協力隊として、日曜日はGSSとして働いております。
森林関係の知識を深めたいと思いGSSに志願致しました。
不器用ではありますが誠心誠意がんばりますのでどうぞ宜しくお願い致します。
沓形登山道旧道入り口にて。
下草も刈り払い、歩きやすくなっています。散策をお楽しみください。
本日、沓形旧登山道で見られた花を紹介します。
ツバメオモト(宝石のようなブルーの実を付けます。)
オオアマドコロ
令和3年6月7日(月曜日)
いよいよ夏山のシーズンがやってきます。
利尻山登山にはまだアイゼンが必要ですが、本格的に登山者がやってくる前からGSS(グリーン・サポート・スタッフ)の業務は始まります。
今年は阿部と馬渡の2名体制で、国有林の自然と歩道の管理を行います。
まずは鴛泊旧道(通称甘露泉水コース)を整備しました。
(※コースの通行止め等の情報については、利尻富士町役場及び利尻富士町観光協会Facebookをご確認ください)
生い茂った草木の刈り払いだけでなく、冬の間に倒れた木を処理しなくては。
かわいらしい花たちがちらほら顔を見せ始めました。
姫沼で見つけた花をご紹介します。
ミヤマオダマキ
白花のノビネチドリ(通常はピンク色)
マイヅルソウ
晴れた日の姫沼。
コロナ禍の現在、「見に来てください」とは言えず残念ですが、ブログで利尻の様子をお届けできればと思います。
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