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北海道森林管理局

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    利尻島発!GSS活動日誌(2017)

    利尻島GSS活動日誌

    平成29年7月27日(木曜日)利尻山歩道整備

    利尻山の登山ルートは鴛泊ルートと沓形ルートがあり、本日は鴛泊ルートの歩道補修作業に参加しました。前回のブログで紹介しました「利尻ルール」の啓発活動であるコマドリプロジェクト(利尻山のコマったことをトリ除く)の重要な取り組みの一つです。

    朝6時、鴛泊ルートの入口となる北麓野営場に集合し荷分けを行い、いざ出発。

    今回の補修作業に必要な木材4枚(1枚約12.8キログラム)、ペンキ缶(3キログラム)、鉄筋杭など、かなりの重量になりました。




     最初の作業は8合目の先の避難小屋で、割れた窓ガラスの交換修復と屋根の塗装、トタンの錆止め塗装を行いました。



    次に9合目から沓形ルート分岐にかけて、植生保護のための入り込み防止用ロープを設置しました。



    最後は沓形ルート分岐付近に階段を設置しました。

     

    こうした地道な努力により利尻山の豊かな自然環境が守られています。
    登山の際には歩道を逸脱せず周辺の植生をいたわり「利尻ルール」の遵守をお願いいたします。

    平成29年7月17日(月曜日)利尻島GSS始動

    今シーズンの利尻島GSS(グリーン・サポート・スタッフ)の活動が始まりました。
    私は45年前、利尻山に登り利尻の虜となった一人です。
    利尻の魅力を「山」「森」「動植物」など様々な視点で発信したいと存じます。また同時に地元関係機関や各ボランティアの皆様と連携して行う歩道整備、登山マナー啓発、植生保護活動に関しても逐次報告したいと思います。

    今回は毎年この時期、利尻富士町、利尻町、環境省、林野庁が共同で実施している登山マナー啓発活動(総称:コマドリプロジェクト)に参加しましたのでご紹介いたします。 

    まずはミーティングからスタート

    利尻ルール遵守聞き取り調査実施

    登山者から下記の利尻ルール遵守について、実際に聞き取り調査を実施しました。「1」「2」「3」ともほぼ100%遵守されていました。

    「1」携帯トイレを利用する
    「2」トレッキングポール(ストック)にはキャップをつける
    「3」植物の上に座らない、踏み込まない

    応援ピンバッジの販売

    ピンバッジの販売収益は、利尻登山道等維持管理連絡協議会による歩道の維持修繕の費用等にあてられ、植生の荒廃防止や環境整備の費用に役立てられています。

    外来種防除作業実施

    ボランティアの皆さんの協力を得て歩道周辺の外来種防除作業を行いました。

    ご協力いただきましたボランティアの方々です。

    皆さんお疲れ様でした。

    お問合せ先

    総務企画部 企画課
    ダイヤルイン:050-3160-6271

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