礼文島発！GSS活動日誌（2016）

9月上旬に大雨が続き、道路への土砂の一部流出や道道の一部区間通行止が発生しました。

桃岩展望台付近でも、遊歩道（町道）への土砂流出等による一時的な通行止が発生しましたが、幸いにして大きな被害は出ず、ひと安心しているところです。

さて、本日は桃岩展望台コースの巡視と文字が消えてしまった標示板の整備を行いました。

桃岩周辺は秋の気配に包まれ始めています。

海の上に巨大な猫が背をまるめて座っているように見える猫岩です。

ツバメ山に向かって延びる歩道。観光シーズンも終盤です。

ハチがわずかに残ったリシリブシの蜜を必死に集めていました。

ドライフラワーになってしまったレブンウスユキソウ。

ツバメ山からの景色です。

すっかり秋の気配が漂い、厳しく長い冬の訪れを予感させます。

作業前の標示板です。全く文字が見えません。

作業後です。

木柵の奥は急斜面で極めて危険です。1人1人がルールを守り、立ち入らないようにしてください。

茶畑のように筋刈された植林地が周囲の森や利尻富士とマッチして雄壮な景色を作り出しています。

こうした風景はここ礼文島でしか見ることができません。

6月から礼文島のGSSとして活動してきましたが、早いものであと僅かとなりました。

少しでもお役に立てただろうかと、残された日を指折り数えながら自省しております。

すばらしい環境の中で精一杯仕事することが出来たことを大変嬉しく思い、出会った皆様方に感謝の気持ちで胸いっぱいです。

短い間でしたが、ありがとうございました。

礼文島GSS村上