2018年6月
ニセコ発!森林パトロール後志GSS

平成30年6月29日(金曜日)ニセコ山系クリーン作戦
ニセコ山系の道道を中心とした一斉清掃活動が、後志総合振興局、後志地方山岳遭難防止対策連絡協議会、後志森林管理署、後志総合振興局森林室、小樽建設管理部共和・蘭越・真狩各出張所、共和町、岩内町、倶知安町、ニセコ町、蘭越町及び各観光協会の皆さんと行われました。
クリーン作戦についてはこちら(PDF : 1,327KB)
小雨が降る生憎の天気でしたが、ゴミを回収していきます。
残念ながら空き缶、ペットボトルの他にも、ソファやバッテリーまでもが不法投棄されていました。
不法投棄は犯罪ですので、絶対にやめましょう。
平成30年6月28日(木曜日)大谷地フサスギナ希少個体群保護林巡視
大谷地湿原は氷河期の生き残りである貴重な植物「フサスギナ」がある事で有名です。
フサスギナは道内の数カ所に生育していますが、大谷地の様な群落は他では見られません。
フサスギナに水滴がつきドレスを着ているようです。
ミヤマエンレイソウの花が雨に濡れて透けていました。
今年は6月の気温が低く雪解けが遅いため、歩道にはまだ残雪がありますので、通行する際はご注意ください。
この時期は山菜採りで多くの人が入山し、残念ながらゴミが増えます。
ゴミは必ず持ち帰りましょう。
平成30年6月23日(土曜日)オロフレ山巡視
久しぶりの快晴の中、オロフレ山の巡視を行いました。
青空がとても気持ち良いです。
昨年の秋に早い降雪があり、踏み荒らし防止や危険箇所に張っていたロープを回収出来なかったため、本日点検し、ゆるんでいたロープの張り直しを行いました。
天気の良い週末だったため、多くの登山客の皆さんと挨拶を交わしました。
歩道脇に咲くヨツバシオガマ。
残念ながら本日回収したゴミです。
ゴミは必ず持ち帰りましょう。
平成30年6月20日(水曜日)目国内岳(メクンナイダケ)巡視
梅雨の様な天気が続いている後志地方です。
本日は目国内岳の巡視を行いました。
歩道入口にはミズバショウ(白)とエゾノリュウキンカ(黄)が咲いていました。
朝から天気は良くなかったのですが、前目国内岳に着いた時に視界も悪く、風がさらに強くなったため、本日はここで引き返す事にしました。
白い花のサンカヨウが雨に濡れ透明っぽくなり、とても可愛らしいです。
サンカヨウ
フギレオオバキスミレ
この時期は山菜採りで入林される方が多くなります。
命と山菜、大切なのはどちらでしょうか?
もう一度、入山の際の準備や装備を確かめましょう。
平成30年6月15日(金曜日)島牧村「森・川・海づくり」植樹会
島牧村では豊かな森林や海づくりのための取り組みとして、平成19年から「森・川・海づくり」植樹会を開催しています。
まだ雪残る狩場山の麓の島牧村賀老地域の村有林にて今年も島牧小学校の3年生(総勢3名)を含め約50名で行われました。
まずは、木の植え方を教わり植樹会のスタートです。
今年の植樹場所はササが繁茂し、ササ刈りした跡地のため、植穴を掘るのに一苦労。
汗かきました。
でも子供達は楽しそうに穴を掘ってミズナラやブナ約100本を植樹しました。
最後はみんなで記念撮影。
今年はお天気に恵まれた植樹会でした。
平成30年6月14日(木曜日)鷲別岳(室蘭岳)巡視
平成30年7月~平成31年3月下旬まで、間伐作業が行われるため、カムイヌプリへ登るトラウシナイ林道(幌別ダム)及び室蘭岳に登る鷲別林道からのルートは閉鎖されます。
室蘭岳山頂よりカムイヌプリ山頂までは行けますが、カムイヌプリから幌別ダムへの下山は出来ませんので、ご注意ください。
室蘭岳入口と、カムイヌプリ分岐にも看板を設置しました。
1998年6月13日に開通し、20周年を迎えた白鳥大橋が山頂付近より、良く見えました。
ミヤマオダマキ
ハクサンチドリ(アルビノ)
平成30年6月10日(日曜日)黒松内岳山開き
2年連続で雨天のため中止になっていた黒松内岳の山開き登山が行われました。
2年ぶりの開催とあってか、63名の参加があり、スタッフを入れると100名近い人が黒松内岳を登山しました。まずは準備運動をして登山開始です。
先行チームとゆっくりチーム、2グループに分かれて出発しました。
さすがにこの人数だと渋滞しますが、みなさん会話をしながら楽しそうに登って行きます。
山頂に63名も座れないため、ゆっくりチームが山頂に着いた時には、先行チームは休憩を済ませ、下山の体勢でした。
エゾゼンテイカ(橙黄色)、タニウツギ(ピンク色)などが登山者の疲れを癒やしてくれました。最終は15時前になり、全員無事に下山しました。
山開き登山に参加されたみなさん、黒松内町観光協会とスタッフのみなさん、お疲れ様でした。
エゾゼンテイカ
タニウツギ
平成30年6月9日(土曜日)ワイスホルン、ニセコ・神仙沼自然休養林山開き
ウィンタースポーツで賑わったニセコ連峰も新緑の季節を迎え、いよいよ夏山シーズンの到来となりました。
夏のニセコを代表する「ニセコ・神仙沼自然休養林」の山岳・湖沼へは、毎年道内外から多くの人達が訪れています。
しかし本日は小雨混じりの気温6度。
さ、さむい…
シーズン中に訪れる皆様の安全を願って、共和町郷土芸能保存会の豊稔太鼓が奉納されました。
最後はテープカットで、ワイスホルン・ニセコ神仙沼自然休養林山開きを無事終了致しました。
木道脇は雪が残っていますが、神仙沼までの木道は通行できます。
平成30年6月8日(金曜日)有珠山巡視
有珠山治山の森入口に入林届出ポストが新しく設置されました。
入林の際には届出お願い致します。
山頂付近はあいにくの天気でしたが、本日の巡視は異常ありませんでした。
ベニバナイチヤクソウ
ノビネチドリ
平成30年6月7日(木曜日)歌才ブナ希少個体群保護林(黒松内町)
6月6日より、後志GSS(グリーン・サポート・スタッフ)平成30年シーズンの活動が始まりました。
今シーズンもよろしくお願い致します。
歌才ブナ林は昭和3年に天然記念物に指定され、今年で90周年を迎えます。
黒松内町では多くのイベントを予定されているようです。
ブナ林の木漏れ日はとても気持ちが良いので、散策中に見上げて見て下さい。
でも足元にも綺麗な花々が咲き始めています。
コケイラン
色彩がとても美しいミヤマカラスアゲハが羽を休めていました。
終点までは約1時間程です。
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