2017年7月
ニセコ発!森林パトロール後志GSS

平成29年7月29日(土曜日) 目国内(メクンナイ)岳~パンケ目国内湿原巡視
本日の目国内岳です。
歩道のラインがくっきり見えていました。
朝は雲が多かったですが、山頂に着く頃には快晴となり、ニセコ連峰と羊蹄山が綺麗に見えました。
山頂から先に進むと草むらの中からシマリスがこちらの様子を伺っていました。
目国内岳の山頂から約45分でパンケ目国内湿原に到着します。
この湿原には木道などはありませんので植生の踏み荒らしに注意して下さい。
湿原には、ミツガシワ、イワイチョウ、ヒオウギアヤメなどが咲いていました。
本日の巡視で植生荒廃などの異常はありませんでした。
平成29年7月23日(日曜日) ニセコアンヌプリ巡視
本日は道道58号線から鏡沼を経由してニセコアンヌプリの巡視を行いました。
アンヌプリ中腹から見た鏡沼です。
沼周辺は木道がありますので、木道から外れて植物を踏み荒らさないようにして下さい。
ニセコアンヌプリ山頂のニセコ観測所跡の碑。
ニセコアンヌプリは、鏡沼経由の他、五色温泉ニセコ野営場からと、アンヌプリスキー場と、グランヒラフスキー場のゴンドラを利用しての登山も楽しめます。
山頂では多くの方が、羊蹄山を見ながらお弁当を広げていました。
エゾアジサイが咲いていました。
平成29年7月20日(木曜日) イワオヌプリ巡視
今年は30度を超える暑い日が続いている北海道ですが、本日のイワオヌプリ歩道入口の気温は18度で、一面霧に包まれていました。
ゴゼンタチバナ。
霧により、植物達はツヤツヤしていました。
本日の山頂付近の様子です。濃霧のため、全く視界がありませんでした。
晴天時の山頂の様子です。
山頂付近には目印になるような大きな木がないため、道迷いなどには十分お気をつけ下さい。
山頂では風が強く、体感温度は低く感じました。
雨具や防寒具などの装備は忘れないようお気をつけ下さい。
本日は入山届けによると、25名の方が入山されていました。
平成29年7月12日(水曜日)歌才植物群落保護林(黒松内町)
ブナは温帯で生育する代表的な樹木で、北海道に上陸した後、約680年前に黒松内に到達したと言われています。
保護林内では沢山のブナの大木を見ることができます。
昨年の台風の影響で通行止めだったギンリョウソウの坂の先は、迂回路が出来て通れるようになりました。
その先の歩道上に倒れそうな木がありますが、こちらも迂回路が作られていますので、迂回路を通行するようお願いします。
歌才ブナ林終点のオオウバユリがもうすぐ開花しそうでした。
平成29年7月9日(日曜日) シャクナゲ岳巡視
シャクナゲ岳へは、神仙沼からのルートと新見峠入口から白樺山を越えて行くルートがあります。
本日は神仙沼からスタートし、長沼~ビーナスの丘を経由します。
巡視中の長沼からのチセヌプリの様子です。
シャクナゲ岳はどれでしょう?
答えは左です。
冬の積雪が少なかったためか、長沼、シャクナゲ沼ともに水量は少ないようです。
例年この時期の白樺山へ向かうシャクナゲ沼の歩道は水没していることもありますが、今年はもう大丈夫のようです。
シャクナゲ岳の山頂にはエゾゼンテイカが咲いていました。
本日これだけのゴミを回収しました。
許可なく罠を仕掛ける虫捕りなどをしないようお願いします。
平成29年7月7日(金曜日) 大谷地植物群落保護林巡視
大谷地湿原は氷河期の生き残りである大変貴重な植物「フサスギナ」が群生している事で有名です。
しかし最近は山菜採りに入る人達の違法駐車、ゴミの不法投棄、遭難死亡事故などが大きな問題となっています。
現在もまだ行方不明の方がいらっしゃいます。
入山の際にお気づきの点がありましたら、岩内警察署(電話0135-62-0110)までお願いします。
本日の大沼とイワオヌプリの様子です。
大変綺麗な場所ですので、ゴミは必ず持ち帰りましょう。
平成29年7月6日(木曜日) 大平山高山植物盗掘防止合同パトロール
大平山に生育する、オオヒラウスユキソウ等の希少な高山植物を保護する事を目的に、島牧村、後志総合振興局のみなさんと大平山高山植物盗掘防止合同パトロールを行いました。
注意喚起のプレートや立入禁止のロープ張りを行いました。
6月16日に予定していた合同パトロールですが、雨天により2度延期となり、本日は良い天気の中、合同パトロールを実施しました。
踏み荒らしや道迷い防止のため、立入禁止ロープやプレートの設置を行いました。
第2ピークまで上り4時間、下り3時間30分とハードな作業になりました。
みなさんお疲れ様でした。
暑いなか、よく頑張りましたね。
オオヒラウスユキソウの開花はまだ少し先のようです。
平成29年7月5日(水曜日) 洞爺湖中島巡視
昨年の台風による、歩道上の倒木の様子です。(平成28年10月13日撮影)
立入禁止になっていた中島のゲート内は倒木処理も終わり、入場出来るようになりました。
それでも倒木により、歩道を一部迂回する所もありますので、十分に注意して通行して下さい。
ゲート内には、周遊コース(約30分)、アカエゾマツコース(約60分)、中島1周コース(約180分)があります。
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