2017年6月
ニセコ発!森林パトロール後志GSS

6月30日(金曜日)ニセコ山系クリーン作戦
後志総合振興局、後志地方山岳遭難防止対策連絡協議会、後志森林管理署、後志総合振興局森林室、小樽建設管理部共和・蘭越・真狩各出張所、共和町、蘭越町、倶知安町、ニセコ町及び各観光協会が連携し、ニセコ山系の一斉清掃活動を行いました。
後志GSSは共和森林事務所の職員と一緒に神仙沼レストハウスから、ニセコパノラマライン新見峠入口までのエリアを担当しました。
道路脇には綺麗なハクサンチドリが咲いているのに、空き缶やペットボトルなどがポイ捨てされていて残念です。
このエリアでは土のう袋で4袋分のゴミを回収しました。
他のエリアでこのような物が不法投棄されていました。
不法投棄は犯罪ですので、絶対におやめください。
6月29日(木曜日)白樺山巡視
本日は小雨の中、白樺山の巡視を行いました。
ニセコ山系では、雪の重みで曲がったアーチ状の木をよく見かけます。
歩道脇には、ハクサンボウフウ(白色)、エゾゼンテイカ(橙黄色)などが咲いていました。
頂上に着く頃に雨は上がりましたが、霧の中でした。
それでもハイオトギリソウなどのお花達は艶々していました。
6月27日(火曜日)徳舜瞥山~ホロホロ山自然休養林巡視
ホロホロ山自然休養林は支笏・洞爺国立公園に隣接し、ホロホロ山(1,322m)、徳舜瞥山(1,309m)の麓に広がる国有林です。
本日の巡視では、劣化して目立たなくなったテープを付け替えながら登ります。
昔、鉱山があったため歩道のような跡がありますが、山頂へ向かう歩道ではありません。
ロープを越えて奥へ行かないようにお願いいたします。
徳舜瞥山の山頂より羊蹄山方面の様子です。
山頂付近には、ミヤマアズマギクが咲いていました。
ホロホロ山の山頂付近より徳舜瞥山方面の様子です。
徳舜瞥山~ホロホロ山は30分程で行く事ができます。
本日は天気も良く、入林者名簿によると32名の方が山歩きを楽しんでいらっしゃいました。
6月23日(金曜日)目国内岳(メクンナイダケ)巡視
この時期のニセコ山系は、山菜採りに入る人達の違法駐車やゴミの投棄、遭難死亡事故などが大きな問題となっています。
目国内岳の山頂は笹の斜面を抜けた、岩塊の上にあります。
山頂付近は急斜面の岩場のため、足元には十分に注意して登り降りして下さい。
歩道脇はチシマフウロが咲いていました。
この時期はハクサンボウフウ、フギレオオバキスミレなども見頃を迎えています。
6月18日(日曜日)黒松内岳巡視
6月10日(土曜日)に行われる予定だった黒松内岳山開きは雨の為中止になりました。
しかし今日は好天の日曜日、たくさんの登山者の方で駐車場はいっぱいでした。
昨年の台風の影響で数本の太い倒木がありますが、ステップがあったり、乗り越えやすい方向がペンキで示されていますので、慌てずに乗り越えて下さい。
今日は歩道も賑やかでした。
9合目からの急斜面にはロープが張ってあります。
落石に注意しながらゆっくり登り降りして下さい。
山頂でお会いした、小樽山の会わたすげの皆さん。
この後、黒松内町の温泉に入って帰られるそうです。羨ましい。
6月16日(金曜日)鏡沼巡視
道道58号線沿いに入林箱が設置されました。
鏡沼経由でニセコアンヌプリへ行く事も出来ます。
入林の際はご記入下さい。
途中ジャコ川を渡るのですが、ここでニセコ羊蹄山岳会のみなさんが、
倒木を集めて足場を作ってくれていました。
ゴミも拾いもしながらこの後、ニセコアンヌプリ山頂まで行かれるそうです。
いつもありがとうございます。
浮き島が風に吹かれ漂っていました。
今日も鏡の様にニセコアンヌプリを映しています。
只今、木道脇のワタスゲが見頃ですよ。
6月14日(水曜日)オロフレ山ロープ張り
高山植物の踏み荒らし防止等を目的としたロープ張り作業を好天の中、洞爺湖周辺の自然環境を守る連絡会のみなさんと行ってきました。
鉄杭を打ち、ロープを張っていきます。
崖にチングルマが群生している危険箇所や、歩道脇のシラネアオイ等が踏み荒らされそうな箇所に、ロープを張り注意喚起の札を取り付けました。
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オロフレ山のロープはつかまって登る為のロープではありません。
十分にお気をつけ下さい。
平成29年6月9日(金曜日)イワオヌプリ巡視
イワオヌプリ歩道入口にある鳥居です。
ニトヌプリ~チセヌプリなどへの縦走ルートの入口でもあります。
本日は、ニセコ連山を親しむ登山者の安全を祈願する「ニセコ山開き」と併せて、不幸にしてニセコ山系において犠牲になられた方々の「遭難慰霊祭」が同時に開催されました。
現在、まだ歩道上に雪が残っている所がありますので、踏み抜き、滑落など、十分にご注意下さい。
イワオヌプリの山頂付近には目印になるような大きな木などはないため、ガスが発生すると歩道が分からなくなる場合がありますので、十分に注意して、安全な登山を楽しみましょう。
平成29年6月8日(木曜日)神仙沼巡視
本日は、神仙沼の巡視を行いました。
小雨の中、大型バス2台、自家用車数台の観光客の方がいらっしゃいました。
木道脇にはチングルマ(白色)やショウジョウバカマ(淡紫色)が咲き始めています。
霧がかかってしまいましたが、楽しそうな話し声が聞こえてきました。
湿原保護のため、木道から降りない様にお願いいたします。
雨の日の木道は大変滑りやすいので十分お気を付け下さい。
平成29年6月7日(水曜日)有珠山巡視
有珠山外輪遊歩道から見る有珠山の様子です。
1977年の山頂噴火で誕生した銀沼大火口は、今も水蒸気を上げています。
噴火湾には雲がかかり雲海の様になっていました。
エゾヤマザクラが咲いていました。
その横ではセミが元気に鳴いています。
下の写真をクリックすると、セミが大きくなります。
季節感がないように感じますが、地熱の影響でセミが早く地上に出てくるのでしょうか?
本日の巡視では、植生荒廃などの異常ありませんでしたが、ティッシュやアメの袋のゴミが多くありました。
ゴミのポイ捨ては絶対におやめください。
平成29年6月3日(土曜日)ワイスホルン、ニセコ神仙沼自然休養林山開き
気温は低めでしたが良いお天気の中、神仙沼自然休養林休憩所前にて山開きが開催されました。
ドライブや観光、沼巡りや登山で訪れる全ての方々への安全を祈願いたしました。
共和町郷土芸能保存会の皆さんによる豊稔太鼓の演奏。
目の前で見る和太鼓は迫力があります。
沼へ向かう木道脇にはザゼンソウや
ミズバショウが咲いていました。
平成29年6月2日(金曜日)
昨日より後志GSS(グリーンサポートスタッフ)平成29年シーズンの活動が始まりました。
今シーズンもよろしくお願いします。
本日は、黒松内町にある歌才植物群落保護林の巡視を行いました。
当保護林は、ブナ自生北限地帯の代表的な森林として学術上の価値が高く、昭和3年に天然記念物に指定されたブナ林で、国有林としては、昭和63年に約90ヘクタールを植物群落保護林に指定して、自然環境の維持を図ることとし、現地での保全対策を実施しています。
道道266号沿いにある歌才ブナ林駐車公園横にある入口付近。
道道266号より800メートル先にある歩道入口。
ブナの大木。雨上がりのため葉が艶々で綺麗でした。
現在は昨年の台風10号の影響でギンリョウソウの坂の下までしか行く事ができません。
開通しましたらこのブログでお知らせいたします。
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