石狩GSS活動日誌(2022)
2022年9月30日 金曜日 晴れ
本日は空沼岳へ向かい、万計山荘から山頂までを巡視しました。
万計沼の様子

歩道のササ刈りがされており、歩きやすくなっていました。

鹿の角こすり痕

真簾(まみす)沼の様子

歩道上に枯れ根が突出しており、危険防止のため切り取りを行いました。

山頂の様子
全体が霞み、恵庭岳がうっすら見えているのみでした。

山頂でお会いしました。
札幌近郊の様々な山を散策しているとのことです。

2022年9月27日 火曜日 晴れ
本日は八剣山の南口コース、定山渓天狗岳(三合目付近まで)を巡視しました。また夕日岳入林口に向かい看板の設置を行いました。
八剣山南口と中央口の分岐点

立入禁止の案内板が三か所破損していたため、補修などを行いました。

八剣山西口方面の案内看板下に中央口・南口へ下りる方への案内看板を設置しました。

山頂でお会いした方々です。
登山ルールに関するリーフレットと携帯トイレをお渡し、山でのトイレ事情についてのお話をしました。

カラフトミセバヤ(別名エゾミセバヤ)

山頂から見た定山渓天狗岳、余市岳方面

続いて、定山渓天狗岳へ。
入林口でお会いした方です。
登山ルールに関するリーフレットをお渡し、登山中のトイレ事情についてもお話ししました。

山頂への道がわかりにくい箇所があります。
案内看板を見て散策をお願いします。

続いて夕日岳へ。
案内看板が破損していたため、新しいものとの交換を行いました。

2022年9月25日 日曜日 晴れ
本日は砥石山の中ノ沢コースから巡視しました。先日の強風により歩道上に多くの小枝などがあり、危険防止のため除去しながら歩きました。


入林口近くにある八垂別の滝
左中の沢川にかかる、落差は4メートルほどの小さな滝です。

ベニテングダケ

ツルリンドウの実

分岐点でお会いしました。
登山ルールに関するリーフレットをお渡しました。

小林峠コースと中ノ沢コースとの分岐点
わかりにくくなっているためご注意下さい。

中腹から見える藻岩山

ザラエノヒトヨタケ

シラネアオイの実が割れて、種が覗いていました。

山頂の様子

2022年9月24日 土曜日 雨のち晴れ
本日は八剣山の中央口コースを巡視しました。その後、藻岩山スキー場コースへ向かい、前日確認した倒木の処理を行いました。
中央口コースから見た山頂方面

サルナシの実(コクワ)が大量に歩道に落ちていました。

ハイイヌガヤの実

ベニテングダケ

ハイイヌガヤの種

雨天のためサッポロマイマイが元気に行動しています。

八剣山西口方面の案内看板を設置しました。

アオノイワレンゲ
北海道在来の多肉植物です。
八剣山の切り立った崖に張り付いていました。

山頂手前でお会いした方です。
登山ルールに関するリーフレットをお渡ししました。

山頂の様子

藻岩山スキー場コースへ向かい、前日確認した倒木の撤去処理に向かいました。

歩道上頭上に倒木があり、撤去を行いました。

撤去作業の様子

2022年9月23日 金曜日 雨
本日は藻岩山の市民スキー場コースを巡視しました。その後、無意根山元山コース、定山渓天狗岳の入林口を巡視しました。
藻岩山は札幌の市街地にありながら国の天然記念物に指定されています。


ホコリタケ
頭部に小孔を開き、胞子を吹き出したあとです。

ウサギ平から見た真駒内方面
雨天により霞んでいます。晴天であればここから恵庭岳が見えます。

ツタウルシが赤く色づき始めました。

アカイタヤの翼果

雨天にもかかわらず傘をさして入林している方が数名いました。

強風で傘を取られ大変そうです・・・

ツリバナ

ロープウェイ駅そばにある藻岩山神社
本日は強風につき、扉が閉められていました。

立派な三等三角点が設置されています。

快晴時は札幌岳、空沼岳等が展望できますが、本日は悪天候で何も見えませんでした。

エゾアカガエルが草むらから顔を出していました。

無意根山元山コースの入林口に焚火の跡がありました。
火気の使用は禁止されています。

2022年9月20日 火曜日 晴れ
本日は支笏湖方面に向かい、恵庭岳、風不死岳北尾根コース、紋別岳、イチャンコッペ山の各入林口を巡視しました。恵庭岳の駐車スペース
本日は4名の入林者がいました。

入林口から見た山頂の様子

ダイモンジソウ
山地の湿った岩に生える多年草です。
三つの短い花弁と二つの長い花弁の組み合わせが漢字の「大」に見えることからこの名になったといわれます。

駐車スペース脇が藪に覆われており、その中に煙草のポイ捨てが多く見られました。
そのため藪の刈り取りと清掃を行いました。

刈り取り後

国道453号線の風不死岳北尾根コース入林口

支笏湖のポロピナイから見た風不死岳

紋別岳入林口の様子

支笏湖温泉街から見た紋別岳

ツリバナ

2022年9月18日 日曜日 雨
本日は野幌自然休養林を巡視しました。
大沢口駐車場です。雨のため駐車している車はほとんどありませんでした。

昭和の森のカツラ。新北海道の銘木100選。大きく迫力満点です。

登満別園地の少し奥にある原の池。池の周囲はカラマツコースです。
明治時代からある灌漑用貯水池です。

マイヅルソウ

ノブドウ

案内板周辺のササ等の刈り取りを行いました。

登満別園地に設置されているバイオトイレ。
水を使わず、微生物を利用して排泄物を分解消化する環境にやさしいトイレです。

トド山口駐車場
煙草の吸殻等が放置されていました。
各自ゴミは必ず持ち帰るようにお願いします。

不法投棄禁止看板の補修を行いました。

2022年9月17日 土曜日 晴れ
本日は札幌岳豊滝コースを巡視しました。
てんぐ巣病。英語ではwitch’s bloom(魔女のホウキ)と言われ、植物病害の一種です。

セミの抜け殻

札幌岳から見えるパゴダの塔
塔の周りは急峻な斜面に囲まれています。

ヌメリスギタケモドキ

白い髭状のものはタケハリカビで、キノコに寄生しています。

ツルリンドウ

ツルリンドウの実

山頂と空沼岳へ向かう分岐点
歩道が整備されていないため、現在は空沼岳へは向かうことはできません。

山頂の様子
羊蹄山方面の山々は厚い雲に覆われ見ることができませんでした。
本日山頂には誰もいませんでした。

札幌市街方面は山頂から見ることができました。

2022年9月16日 金曜日 晴れ
本日は小天狗岳を巡視しました。さっぽろ湖側から見た小天狗岳の様子

小天狗岳の入林口

ホオノキの冬芽

階段が整備され歩きやすくなりました

山頂付近から見たさっぽろ湖と烏帽子岳(左)、神威岳(右)

山頂の様子

続いて札幌岳冷水沢コースへ。
歩道が悪路となっており、倒木などを利用して補修を行いました。

シラフヨツボシヒゲナガカミキリ

ツチハンミョウ(左側:メス、右側:オス)

ロクショウグサレキン(緑青腐菌)
林内の不朽木に発生。全体が鮮やかな緑青色。
材を緑青色に染めます。

2022年9月13日 火曜日 曇り
本日は朝日岳に向かい、先日の強風による歩道の倒木被害の確認を行いました。
トリカブトが実をつけていました。

ルイヨウショウマの実

ハイイヌガヤの果実。外種皮が赤く熟し、食用になります。

朝日岳山頂

朝日岳の後、以前確認していた倒木処理のため札幌岳に向かいました。
札幌岳の駐車スペース

フッキソウに実が付き始めました。

ホオノキの実が歩道上に落ちています。深紅の色が大変目立ちます。

植生保護のため、歩道上の倒木の撤去を行いました。

撤去後の様子

先日の強風の影響でしょうか、歩道上に大きな倒木がありました。
危険防止のため撤去しました。

撤去後の様子

2022年9月11日 日曜日 晴れ
本日は夕日岳と札幌岳冷水沢コースの入林口から林道交差点までの巡視を行いました。
サラシナショウマの実
熟すると果皮が自然に裂けて種子を放出します。

見晴台から見た中岳(左)、無意根山(右)

余市岳(左)、定山渓天狗岳(中央)、小天狗岳(右)

損傷していた看板の補修を行いました。

歩道上に倒木があり、通行の妨げとなっていたため撤去を行いました。

撤去後

歩道上でお会いした方です。
冬にスノーシューで山頂を目指したそうですが、雪が深く、
進行方向を見失い、遭難の危険性を感じて引き返したとのことです。
今回は夏山に挑戦です。

山頂の様子

続いて札幌岳冷水沢コースへ。
本日、駐車スペースは満車でした。

色づいてきたマムシグサ

歩道上に枯れ根が数カ所突出していました。
危険防止のため刈り取りを行いました。

モミサルノコシカケ

2022年9月10日 土曜日 晴れ
本日は石狩市浜益区に向かい、黄金山(標高739.1メートル)の巡視を行いました。この山はその姿から「黄金富士」、「浜益富士」とも呼ばれています。

駐車スペース
入林者名簿やトイレはここにあります。


旧道と新道の分岐点

ツルニンジンの果実
花冠が落ちて、萼片が残りユニークな形になっています。
中には翼をもった種子がたくさん入っています。

急こう配が続き、ガレ場などの危険箇所がありますが、多数のロープが設置されています。

山頂付近でお会いしました。
黄金山は初挑戦とのことでした。
登山ルールに関するリーフレットと携帯トイレをお渡ししました。

山頂手前からは石狩湾(川下海岸方面)が見えます。

2022年9月9日 火曜日 晴れ
本日は八剣山中央口コース入林口から200メートル程上ったところの倒木を撤去した後、山頂まで巡視しました。その後、西口コースを周って下山しました。

歩道上に倒木があり、踏み跡による迂回路ができていました。
植生保護のためこの倒木を撤去しました。

撤去後

チャホウキタケ

ホコリタケ

カラフトミセバヤ
多肉質の葉が特徴です。

山頂でお会いした方々です。
登山ルールに関するリーフレットと携帯トイレをお渡しし、散策中のトイレマナーについてもお話しました。

西口方面から見た八剣山

2022年9月6日 火曜日 雨時々曇り
本日は八剣山中央口コースの倒木撤去に向かいましたが、雨天のため途中で切り上げ、夕日岳・札幌岳冷水沢コースの入林口等を巡視しました。中央口から見た八剣山
山の姿は霞んでいます。

中央口の様子

夕日岳の入林口

歩道上にササがかかっている箇所があり、刈り払いを行いました。

カワラタケ

札幌岳冷水沢コースの駐車スペース
本日の入林者はいませんでした。

注意看板が破損していたため、交換しました。

駐車スペースにたばこの吸い殻やマスク等が放置されていました。
最近吸い殻のポイ捨てなどが多く見られます。
各自ゴミは責任をもって持ち帰るようにお願いします。

2022年9月4日 日曜日 晴れ
本日は朝日岳薄別左岸コース(旧豊林荘)から山頂に向かい、岩戸公園コース入林口までを巡視しました。左岸林道ゲートから約200メートル進んだところに案内看板があります。


歩道上にヤママユガ科クスサンの繭が落ちていました。

歩道上に倒木があり、撤去しました。

撤去作業

シロソウメンタケ

分岐点

ヤマシャクヤクの実

山頂

フクロツチガキ

キマワリ

岩戸公園コース入林口

ツリバナ

2022年9月3日 土曜日 曇りのち晴れ
本日は小天狗岳を巡視しました。入林口の様子

ゲートの閉門があるため、下山時間には十分注意してください。

昨年より歩道上に416段の階段が設置されています。

入林口手前の小川が大雨により決壊し、歩道がわかりにくくなっています。
倒木とトラロープを利用し、道筋の提示と注意喚起を行いました。

歩道上でお会いしたご家族は、札幌市内の低い山を中心に登っているそうです。

フクロツチガキ
めくれている外皮の内側にひび割れたような模様があるのがツチグリ、こちらはつるつるした感じで、こんなに似ているのに違う分類に属しているそうです。

山頂手前から見た定山渓温泉街

山頂手前から見たさっぽろ湖

山頂から見た定山渓天狗岳
木々の間から姿が見えるようになりました。

山頂でお会いした方々です。
登山ルールに関するリーフレットと携帯トイレをお渡しし、山のトイレ事情についてお話ししました。

ヒゲナガゴマフカミキリ

定山渓ダムの放水で大きな虹がかかっています。

2022年9月2日 金曜日 曇り
本日は無意根山薄別コースを巡視しました。入林口の様子
この宝来小屋に入林届記入用紙があります。

大蛇ケ原湿原では様々な花々が見られます。

チングルマの綿毛

ナガボノシロワレモコウ

無意根尻小屋

歩道上に倒木があり、撤去しました。

撤去後

無意根尻小屋を過ぎると梯子を使って進む急坂があります。

ピンクのリンドウ
紫色のリンドウを多く見かける中、ピンクは珍しいと思います。

大きなタマゴタケ
15センチメートルほどの大きなキノコでした。
このキノコは根元に白色大型のつぼがあり、傘は直径6~20センチメートル、柄は10~17センチメートルにもなるそうです。

薄別コースと元山コースとの分岐点

山頂から見た定山渓天狗岳

昨年、八剣山でお会いしたことがある登山者の方々と再会しました。

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