石狩GSS活動日誌（2021）

 

2021年9月28日 火曜日 くもり

本日は恵庭岳を巡視しました。
6合目付近で小雨が降り出し視界不良となったため、途中下山しました。

恵庭岳入山口の駐車スペース


注意看板があります。入山前に確認してください。


雲に覆われ入山口から山頂は全く見えませんでした。


この時期から、落葉により歩道がわかりにくくなります。
現在、3合目から6合目あたりが特にわかりにくいようです。


ピンクテープを設置し、歩道の位置を示しています。


旧道への誤侵入を防ぐため、倒木や石などで封鎖しました。


ツリガネタケ


ツノマタタケ


6合目付近から雲に覆われやや視界不良となりました。


これからの季節、山の天候は急変しやすく平地よりも気象条件が悪くなります。
無理をせず途中で下山の判断をすることも必要かと思われます。

また、防寒具は必ず携行してください。
乾燥し枯葉も多くなることから、火の取り扱い、山火事には十分注意してください。

2021年9月26日 日曜日 晴れ

本日は、昨日無意根山元山コース巡視時に確認した倒木の撤去に向かいました。


歩道上の倒木の様子


入山者は歩道を外れて通行していました。


撤去後の様子


山にはもうユキムシ(トドノネオオワタムシ)がいました。
ユキムシを見ると1～2週間後には初雪が降るといわれています。


無意根山元山コースの入山口から見た定山渓天狗岳の様子


入山者の方に登山ルールに関するリーフレットをお渡ししました。


春香山に向かい、春香山小屋から山頂に向かいます。


この位置から30分ほどで山頂に着きます。


マユミ


ヤマブドウが色づいています。




山の秋はすっかり深くなってきました。


春香山山頂から
 

2021年9月25日 土曜日 晴れ

本日は無意根山（標高1464メートル）元山コースを巡視しました。


ツバメオモトの実


3合目あたりの黄葉がとてもきれいです。


エゾオヤマリンドウ


千尺高地の平坦な笹原を通ります。


休憩所。ほとんどの方々はここで休憩します。


休憩所で団体の方々にお会いしました。
登山ルールに関するリーフレットをお渡ししました。


休憩所付近から見た余市岳(標高1488メートル)


分岐点手前から見た定山渓天狗岳(手前)。奥に手稲山(標高1023メートル）見えます。

（クリックすると大きくなります）

歩道から見える大沼。長径約500メートル、長尾山と無意根山を結ぶ稜線の中間地点、西側下にあります。

（クリックすると大きくなります）

空沼岳でお会いした方に再会しました。


山頂の様子


山頂から見た羊蹄山
 

2021年9月24日 金曜日 くもり

本日は砥石山（中ノ沢コース)の小林峠分岐点迄を巡視しました。

中ノ沢コース入山口


入り口からすぐの八垂別の滝、左中の沢川にかかる落差4メートルの小さな滝です。



マユミ


ホコリタケ


サルナシの実(コクワ)


サッポロマイマイ

歩道上でお会いした方に、登山ルールに関するリーフレットをお渡ししました。


小林峠コースと中ノ沢コースの分岐点


突出した根により凹凸ができていて歩道は歩きづらい状態です。
大変危険なので足元に気を付けて通過するようにしてください。
 

2021年9月21日 火曜日 晴れ

本日は砥石山（標高826メートル）を小林峠コースから巡視しました。



砥石山の歩道は歩きやすく、適度な急登もあるので楽しめます。



ツリバナの果実

途中から見た藻岩山の様子
遠くに札幌ドームの屋根が光っています。



藻岩山


ホオノキの果実


ツルリンドウの実


ツルニンジンのガク

小林峠コースと中ノ沢コースとの分岐点の様子。
確認して下山してください。



ベニテングダケ

山頂でお会いした方に登山ルールについて等のリーフレットを配布しました。


山頂からは恵庭岳、札幌岳、無意根山、空沼岳、定山渓天狗岳等が見られます。

2021年9月19日 日曜日 晴れ

本日は朝日岳薄別左岸コース（旧豊林荘）を巡視し、倒木の撤去を行いました。
その後、藻岩山中ノ沢コースを巡視しました。



歩道上でお会いした方に国有林内を散策する際のルール等が記載されたリーフレットをお渡ししました。


倒木のために歩道外に踏み跡ができていたので、この倒木を撤去しました。



撤去後

山頂でお会いした方々にも登山ルールのリーフレットをお渡ししました。

山頂

藻岩山中ノ沢コース入り口馬の背（分岐点）まで1.3キロメートルあります。


入山口から空沼岳が見えます。


中ノ沢コースは急な登りがなく、大変歩きやすい歩道です。


分岐点にある表示板

2021年9月18日 土曜日 雨

本日は支笏湖方面の各入山口を巡視しました。
その後、無意根山薄別コースの入山口へ向かいました。


紋別岳の入山口

紋別岳入山口からみた風不死岳の様子


国道453号線沿いの風不死岳（北尾根コース）入山口


入林者名簿の補充を行いました。


国道230号線沿いの無意根山薄別コースへ向かう入り口


無意根山薄別コース入山口。
この宝来小屋の中に入林届用紙があります。


秋が近づき木々が色づき始めていました。

宝来沼

危険防止のため林道の枯れ枝を撤去しました。



ネジバナ


ヒヨドリバナ


マムシグサの果実

2021年9月17日 金曜日 くもり

本日は空沼岳（万計沼～山頂）を巡視しました。



万計山荘で休憩していた方に国有林内に入るときのルールやマナーについてのリーフレットをお渡ししました。
本日は天候が悪いため、ここから下山するとのことでした。



真簾沼

石や倒木で封鎖されているところには侵入しないようにお願いします。


歩道上に枯れ根が突出していたため、刈り取りを行いました。



ツリガネタケ

歩道はササ刈りがされており、歩きやすい状態です。



エゾアカガエル

歩道脇の崖となっている部分に設置されているテープの補修を行いました。


本日は小雨が降り、厚い雲もかかっていて何も見えませんでした。

山頂の様子

2021年9月14日 火曜日 晴れ

本日は空沼岳(標高1251メートル)の入山口から真簾沼までを巡視しました。

常盤から見た空沼岳の様子


木天蓼小屋前でこれから入山する方にお会いしました。
本日は万計山荘に宿泊し翌日山頂を目指すとのことでした。


丸太橋を渡ると入山口です。


ホオノキの果実が早くも落ちていました。


マムシグサの実(サトイモ科)


万計山荘まで0.8キロメートルのところに万計沢にかかる橋があります。


万計沼の0.3キロメートル手前にある青沼


万計沼から流れ落ちる涼しげな滝が見られます。


万計沼の様子




真簾沼でお会いした方々にリーフレットをお渡しし、登山ルールについてお話ししました。

2021年9月12日 日曜日 曇り時々雨

本日は、八剣山西口コースへ向かい、看板の補修などを行いました。
その後、豊平川上流地域の山々の各入山口を巡視しました。

西口コース入山口の様子


歩道が広く歩きやすい状態です。


踏み跡による脇道ができていたので、倒木などで封鎖しました。


西口コースにはオニグルミが豊富に落ちていました。


中央口コースから入り、西口コースへ下山した方々です。
下山時は疲労により危険なため、比較的安全な西口コースへの下山をしたそうです。


エゾカワラナデシコ


ツリガネニンジン


山頂の様子




定山渓天狗岳の駐車スペースのゴミ拾いを行いました。
各自ゴミは持ち帰るようにお願いします。

2021年9月11日 土曜日 晴れ

本日は小天狗岳、八剣山南口コースを巡視しました。

定山渓ダム下流園地。
小天狗岳に入山する方はここが駐車場になります。


小天狗岳入山口の様子


オオウバユリ


ツタウルシが色づき始めました。


オオカメノキの葉が赤くなり、果実が色づいていました。


山頂でお会いした方々です。
登山マナーに関してのお話をし、リーフレットをお渡ししました。


同じく、登山マナーに関してお話ししました。


山頂手前から見たさっぽろ湖


山頂から見た定山渓天狗岳


ヤマブシタケ(八剣山にて)

2021年9月10日 金曜日 晴れ

本日は、札幌岳(標高1293メートル)冷水沢コースを巡視しました。


冷水小屋(北海学園大学が管理)
札幌岳頂上北西約2キロメートル標高860メートル地点にあります。


冷水沢川の渡渉を繰り返して進みます。


コエビガラスズメ（蛾）の幼虫


ツルリンドウの蕾


ベニテングダケ


入山者に対し、国有林内でのルールとマナーの啓発を行い、リーフレットをお渡しています。


無意根山（右、標高1464メートル）、中岳（左、標高1388メートル）


札幌市内の様子。
ミヤマハンノキ越しに藻岩山も見えています。


山頂から見える羊蹄山(標高1898メートル)


一等三角点

2021年9月7日 火曜日 晴れ

本日は、イチャンコッペ山(標高829メートル)を巡視しました。


2合目から見た紋別岳(標高866メートル)と支笏湖の様子


風不死岳、支笏湖に波がないため、鏡のようにきれいに風不死岳が映っています。


山頂の様子


国有林内でのルールとマナーのお話をし、パンフレットをお渡ししました。
この方々は非常の場合に備えて携帯トイレもお持ちでした。


最近はトレッキングポールを使って登られる方をよく見かけます。
植生への影響が考えられますので、ポールの先には必ずゴムキャップを付けていただきますようお願いいたします。

2021年9月5日 日曜日 晴れ

本日は札幌岳豊滝コースを巡視しました。

入山口に向かう盤の沢林道ゲートです。


テングス病になっている樹木。英語ではwitch’s broom(魔女のホウキ)と言うそうです。


入山口の様子


途中から見えるパゴダの塔。ここに続く歩道はありません。


倒木に生えているマツがだんだん大きくなっています。


ホコリタケ、胞子が頭部の頂端にできる穴から粉埃となって吹き出ます。


山頂と空沼岳へ向かう分岐点（空沼岳への縦走はできません）


山頂の様子


山頂からの眺望の様子、周囲の木々が色づき秋を感じさせます。
無意根山が霞んで見えます。


色づいたナナカマド

2021年9月4日 土曜日 晴れ

前回確認した倒木を撤去するため、札幌岳冷水沢コースへ向かいました。

本日は、駐車スペースは満車でした。


倒木の様子。人ひとりがぎりぎり通れるくらいの状態でした。


撤去後の様子


歩道を歩いていると、熟したサルナシ(コクワ)の実が落ちてきました。


続いて夕日岳へ。本日は4名の入山を確認しました。
時間の都合上、本日の巡視は見晴らし台までです。


路肩が崩れるのを防ぐため、歩道脇の枯れた樹木を撤去しました。


歩道の幅が広く、歩きやすい状態です。


見晴台からみた朝日岳の様子


小天狗岳（手前）、後方には定山渓天狗岳などが見えます。

2021年9月3日 金曜日 晴れ

本日は、八剣山西口コースを巡視しました。

南口コース駐車スペース上の枯れ枝を切り取りました。


続いて、八剣山西口コースへ。
腐食した看板の交換を行いました。


ツリフネソウ


南口コースや中央口コースに比べ、西口コースは歩道が広く歩きやすい状態です。


ロープの状況を確認


誤侵入を防ぐため、再度ピンクテープや倒木などで封鎖しました。


山頂の様子


札幌岳、無意根山、定山渓天狗岳などが一望できます。