大雪山GSS山岳パトロール日誌(2022)

9月27、28日(火、水曜日)緑岳巡視
23日から10月2日まで高原温泉エリアはマイカー規制が行われています。宿泊者以外は、大雪ダムのレイクサイトにてシャトルバスに乗り換えて向かうことになります。
本日の緑岳は駐車場や園地が紅葉の見頃になっていました。

パトロール事務所付近

園地から

見晴台から沼めぐりコース方向

第一花畑の様子。
9月22日(木曜日) 緑岳の巡視を行いました
マイカー規制前日で多くの人が入山していました。山頂付近の紅葉は終了しましたが、花畑はまだ色づいていました。

第一花畑

道中でエゾシマリスを見ました。冬眠に向けて活発に活動しています。

快晴の緑岳山頂からの景色
黒岳~北海沢、お鉢平展望台巡視
本日は黒岳から北海沢とお鉢平展望台まで巡視を行いました。
七合目から黒岳山頂までは、すでに紅葉が終わりを迎え葉が散り始めています。

九合目付近からマネキ岩を見る

山頂手前から七合目方面
山頂から奥も紅葉時期は過ぎていますが、草原が陽に照らされ黄金色に反射して、晩秋の良さが味わえます。

赤石川の上流方面

雲ノ平
北海沢で歩道を外れて撮影している人がいました。
ロープや植物の有無に拘わらず、歩道外へ踏み込まないようにお願いします。

歩道外で写真を撮る人
9月21日(水曜日)高原温泉沼めぐりコース巡視
沼巡りコースは紅葉が見頃を迎え多くの人が訪れていました。コース内はダケカンバの黄色やイタヤカエデの赤色がとても綺麗です。

沼巡りコース
大学沼も紅葉しています。

大学沼
高原沼に着く頃には天気も良くなり、紅葉と相まって素晴らしい景色です。

高原沼
エゾオヤマリンドウが咲いていました。
秋を感じさせます。

エゾオヤマリンドウ
9月16日(金曜日)黒岳カムイの森のみち巡視
週末の連休を控え、黒岳の紅葉は見頃を迎えています。今回は黒岳七合目から分岐する「黒岳カムイの森のみち」を紹介します。
「黒岳カムイの森のみち」は山頂へ向かう歩道に比べて歩行が容易であり、往復20~30分ほどのハイキングを楽しむことができます。

黒岳カムイの森の道入口

整備された歩道
一番奥まで進むと展望台となっており、黒岳山頂方面の斜面が見渡せます。

展望台から黒岳山頂方面
9月12日(月曜日)銀泉台~高原温泉巡視
本日は今週末からマイカー規制が行われる銀泉台から赤岳に登り高原温泉まで縦走しました。第一花園と第三雪渓の紅葉は見頃を迎えており、山頂付近はピークを過ぎています。

見晴台付近からの第一花園の斜面

第三雪渓の紅葉
コマクサ広場に立派な携帯トイレブースが設置されました。
登山される際は携帯トイレの使用にご協力下さい。

避難小屋周辺や緑岳山頂付近の紅葉はピークを過ぎましたが、山頂から見下ろすと見事な紅葉が見られました。

白雲岳避難小屋周辺で遭遇したエゾシカ(クリックしたら大きくなります)

緑岳山頂付近から高根ヶ原方面
9月9日(金曜日)緑岳巡視
本日は天気に恵まれ雲一つ無い快晴です。紅葉も山頂から麓へと徐々に進んでいます。
沼めぐりコースも紅葉が進んでいます。

エイコの沢でテープが貼られている箇所は、崩落の可能性があるので通行の際は気を付けて下さい。

パトロール事務所で入林届に記入するようお願いします。
また、緑岳やヒグマに関する情報を掲示していますので入山の参考にして下さい。

9月8日(木曜日)お鉢平展望台巡視
のんびりと心ゆくまで紅葉を楽しむ入山者が多くいました。
雲ノ平の紅葉、奥は北海岳

クロマメノキの紅葉
秋になると特徴的な雲が発生します。

黒岳山頂で見た舞い上がる雲

帰路に振り返ると黒岳のシルエットに輝く羊雲
9月2日(金曜日)黒岳巡視
本日は黒岳巡視と簡易な歩道補修をしました。秋を迎え色の変わった黒岳の雄姿、ダケカンバの黄葉はこれからです。

リフト乗り場から
遠く阿寒方面の山々が展望できました。

黒岳9合目から
山頂に到着すると、風が強く空気も非常に冷たく感じ、一気に体温が奪われました。

山頂からお鉢平方面(クリックすると大きくなります)
9月1日(木曜日)緑岳樹林帯歩道刈
コマクサ広場から上部のハイマツ帯の草刈りを行いました。朝露による衣服への濡れ防止と、万が一ヒグマが付近で活動していた時に、お互いに早く存在に気付けるよう見通しを良くすることが目的です。

作業前(コマクサ広場から20メートル地点)

作業後

作業前(コマクサ広場から40メートル地点)

作業後
作業終わりに、エイコの沢で餌を探しているヒグマを目撃しました。

お問合せ先
計画保全部 計画課
ダイヤルイン:050-3160-6283