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北海道森林管理局

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    大雪山GSS山岳パトロール日誌(2021)

    大雪山GSS山岳パトロール日誌

    令和3年929日(水曜日)黒岳~お鉢平展望台へ、巡視と冬支度のためロープ撤去をしに行きました。

    黒岳山頂
    黒岳山頂

    紅葉のピークが過ぎ、先日までと打って変わって人が少なく、静かな山行でした。
    人がいないためか、エゾシマリス、ギンザンマシコが頻繁に歩道上に現れていました。
    紅葉のピークが過ぎ、先日までと打って変わって人が少なく、静かな山行でした

    お鉢平展望台の手前の斜面です。
    今日はここに張ってあったロープを撤去します。その他の場所も順次撤去していきます。
    お鉢平展望台の手前の斜面です。

    まだ、これから、登山する方もいると思いますが、ロープが張られていなくても歩道外には出ないようにお願いします。 
    まだ、これから、登山する方もいると思いますが、ロープが張られていなくても歩道外には出ないようにお願いします。

    令和3年9月27、28日(月曜日、火曜日)緑岳の花畑までの巡視と簡単な歩道補修をしてきました。

    両日とも、小春日和で特に27日は雲ひとつなく、空が広く感じられる1日でした。
    両日とも、小春日和で特に27日は雲ひとつなく、空が広く感じられる1日でした。
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    第二花畑
    第二花畑
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    第一花畑手前の朽ちた木道を新しく作り替えました。
    第一花畑手前の朽ちた木道を新しく作り替えました。

    見晴台手前よりヨスミノ沢方面の紅葉と石狩岳
    見晴台手前よりヨスミノ沢方面の紅葉と石狩岳
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    登山者は少なく、緑岳に登った人は静かで穏やかな晩秋の山行を楽しめたでしょう。
    これからの時期は、天気の動向に注意を払って山行の計画を立てて下さい。

    令和3年9月24日(金曜日)黒岳の巡視を行いました。

    午前中の8合目付近、ガスが濃く何も見えませんでした。
    午前中の8合目付近、ガスが濃く何も見えませんでした。

    12時を過ぎた頃、ガスがかかっていたのがウソのような快晴で、北鎮岳もよく見えました。
    12時を過ぎた頃、ガスがかかっていたのがウソのような快晴で、北鎮岳もよく見えました。
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    ポン黒にてシマリスを目撃。
    口にエサを頬張り、石の上を駆け抜けておりました。
    ポン黒にてシマリスを目撃。

    北海沢の雪渓は結局解け切りませんでした。
    北海沢の雪渓は結局解け切りませんでした。

    下山中、9合目にて。
    7合目から上の紅葉が終わっていますが、下の方はかなり色づいており、見応えがありました。
    下山中、9合目にて。
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    令和3年9月24日(金曜日)緑岳の紅葉状況です。もう終盤戦です。

    登山口から見晴台までの樹林帯が今一番見頃です。
    赤色の葉がとてもキレイでカエデの甘い香りがして、とても癒やされます。
    登山口から見晴台までの樹林帯が今一番見頃です。
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    見晴台から高根ヶ原方面を見た写真です。
    沼めぐりコースも今が見頃かと思われます。
    見晴台から高根ヶ原方面を見た写真です。
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    標高1700メートル以上の紅葉は終わりです。
    タスキ(緑岳左斜面)のナナカマド等は完全に葉を落としてしまいました。
    タスキ(緑岳左斜面)のナナカマド等は完全に葉を落としてしまいました。

    客足も少なくなってきたためか、動物たちが良く顔を出してくれました。
    第二花畑は、シカが4頭で食事をしていました。
    客足も少なくなってきたためか、動物たちが良く顔を出してくれました。
    これから本格的に雪が始まります。
    軽装登山は、命に関わりますので、必ず防寒対策して登られるようお願いします。

    令和3年9月21日(火曜日)連休明けの黒岳の巡視を行いました。

    緊急事態宣言中の三連休は、密を避けるためか、多くの人が黒岳を訪れていました。
    緊急事態宣言中の三連休は、密を避けるためか、多くの人が黒岳を訪れていました。

    人が増えると山に増えるものがあります。それはゴミや落とし物です。
    人が増えると山に増えるものがあります。それはゴミや落とし物です。
    この日拾ったゴミです。

    中でも、今年目立つのはマスクの落とし物です。ザックにぶら下げている人をよく見かけます。
    風などで飛んでしまうのでしょう。落とさないよう気をつけて下さい。
    中でも、今年目立つのはマスクの落とし物です

    また、残念なことに黒岳山頂にトイレ(大)をした跡がありました。ティッシュもそのまま残置されていました。
    高山帯では、ティッシュや汚物は分解されずらく、何よりも他の登山者に不快な思いを与えることになります。
    残念なことに黒岳山頂にトイレ(大)をした跡がありました。

    みんなが気持ちよく登山できるように、一人一人がマナーを守って登山をして下さい。
    みんなが気持ちよく登山できるように、一人一人がマナーを守って登山をして下さい。
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    令和3年9月21日(火曜日)緑岳の紅葉情報です。

    紅葉は高原温泉まで降りていました。登山口から登山開始です。
    紅葉は高原温泉まで降りていました。登山口から登山開始です。
    登山口

    ダケカンバ、ナナカマドが色づきました。
    ダケカンバ、ナナカマドが色づきました。
    登山口付近(クリックすると大きくなります)

    森の中も明るくなりました。
    森の中も明るくなりました。
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    見晴台からかつて扇ヶ原湖沼群と呼ばれた大雪高原沼方面の紅葉を望む。
    見晴台からかつて扇ヶ原湖沼群と呼ばれた大雪高原沼方面の紅葉を望む。
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    チングルマも赤くなり、第一、第二花畑が見頃でした。
    第一花畑
    第一花畑
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    第二花畑
    第二花畑
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    第一花畑の残雪もやっとここまで解けました。今週中にはなくなるでしょう。
    第一花畑の残雪もやっとここまで解けました。今週中にはなくなるでしょう。

    緑岳上部は、紅葉していた葉が落ち、晩秋の趣きでした。
    緑岳上部は、紅葉していた葉が落ち、晩秋の趣きでした。 緑岳上部は、紅葉していた葉が落ち、晩秋の趣きでした。
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    令和3年9月15日(水曜日)黒岳の巡視を行いました。

    マネキ岩の紅葉はピークを迎え、見応え抜群でした。
    マネキ岩の紅葉はピークを迎え、見応え抜群でした。
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    桂月岳の様子。ウラシマツツジが赤く山を彩っています。
    桂月岳の様子。ウラシマツツジが赤く山を彩っています。
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    見えづらいですが、桂月岳山頂でハイマツを食べているヒグマがいました。
    見えづらいですが、桂月岳山頂でハイマツを食べているヒグマがいました。

    ピークは過ぎましたが、雲ノ平のチングルマ帯の紅葉は美しく見頃です。
    ピークは過ぎましたが、雲ノ平のチングルマ帯の紅葉は美しく見頃です。
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    凌雲岳の紅葉は枯れていました。
    凌雲岳の紅葉は枯れていました。
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    お鉢平展望台。ピークは過ぎており、色がくすんできました。
    お鉢平展望台。ピークは過ぎており、色がくすんできました
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    令和3年9月14日(火曜日)赤石川・雲ノ平まで巡視を行いました。

    朝、霜柱が立った秋晴れの穏やかな一日、多くの人が山を満喫していました。
    黒岳山頂
    黒岳山頂

    北大雪の山々は森林限界に赤い帯が出来ていました。
    北大雪の山々は森林限界に赤い帯が出来ていました。
    黒岳8合目から(クリックすると大きくなります)

    雲ノ平はチングルマの赤い絨毯が広がっていました。
    雲ノ平はチングルマの赤い絨毯が広がっていました。
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    赤石川に続く道、北海岳方面がきれいでした。
    赤石川に続く道、北海岳方面がきれいでした。
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    紅葉前線下降中。ダケカンバも黄葉してきて、標高1500メートル付近を通過中でした。
    紅葉前線下降中。ダケカンバも黄葉してきて、標高1500メートル付近を通過中でした。
    黒岳山頂より赤岳方面(クリックすると大きくなります)

    令和3年9月10日(金曜日)緑岳の巡視を行いました。

    紅葉が徐々に現れています。
    次の週にはもっと広がりそうです。
    エイコの沢から見た緑岳
    エイコの沢から見た緑岳(クリックすると大きくなります)

    タスキ(正面の紅葉帯)と呼ばれる場所も鮮やかに紅葉しています。
    エイコの沢を過ぎたところまで行くとよく見られます。
    タスキ(正面の紅葉帯)と呼ばれる場所も鮮やかに紅葉しています。
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    緑岳のガレ場ではウラシマツツジが赤くなっており、ナキウサギの鳴き声が良く聞こえました。
    静かに待てばひょっこりと顔を見せるかもしれません。
    緑岳のガレ場ではウラシマツツジが赤くなっており、ナキウサギの鳴き声が良く聞こえました。
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    紅葉が大きく広がり、白雲岳を赤く彩っています。
    山頂を登ったものだけが味わえる至福の光景です。
    紅葉が大きく広がり、白雲岳を赤く彩っています。
    緑岳山頂から見た白雲岳の様子(クリックすると大きくなります)

    雪渓が少し残っています。
    天気が良く、大学沼も見られました。
    緑岳山頂から見た高根ヶ原(右上)
    緑岳山頂から見た高根ヶ原(右上)(クリックすると大きくなります)

    コマクサ広場のロープを張り替えました。
    ロープの外には出ることのないようお願いします。
    コマクサ広場のロープを張り替えました

    令和3年9月10日(金曜日)本日は黒岳からお鉢平を一周する巡視を行いました。

     天気も良く、紅葉もバッチリのタイミングでたくさんの登山者が訪れていました。

    雲ノ平は、チングルマの綿毛と紅葉・モヤが重なり「これはすごいわ」と思わず声を出してしまうほどきれいな景色でした。
    雲ノ平は、チングルマの綿毛と紅葉・モヤが重なり「これはすごいわ」と思わず声を出してしまうほどきれいな景色でした。
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    今年はハイマツの実なりがすごいです。
    動物たちは大喜びじゃないでしょうか。
    展望台手前のハイマツ
    展望台手前のハイマツ

    残っている雪は、このまま万年雪になるでしょう。
    中岳方面の斜面
    中岳方面の斜面(お鉢平展望台から)(クリックすると大きくなります)

    北海沢周辺のナナカマドは色のばらつきはありますが、どれも紅葉してとてもきれいです。
    まだまだ紅葉が楽しめそうです。
    北海沢周辺のナナカマドは色のばらつきはありますが、どれも紅葉してとてもきれいです。
    (クリックすると大きくなります)

    ウラシマツツジは枯れているものが少し出てきました。
    ウラシマツツジは枯れているものが少し出てきました。
    (クリックすると大きくなります)

    黒岳7合目スタートですと、戻ってくるのに約7時間ちょっと掛かります。
    休憩時間を入れるともう少し時間が掛かりますので、お鉢平一周を考えている方は、はやめの出発をおすすめします。

    黒岳石室は9月20日で閉まります。
    ペアリフト、ロープウェイは10月1日から最終便が1時間繰り上げられます。ご利用の方は、時間をチェックして出発されるようお願いします。

    令和3年9月8日(水曜日)お鉢平展望台までの巡視を行いました。

    道端の紅葉
    道端の紅葉
    (クリックすると大きくなります)

    お鉢平です。鮮やかな紅葉につい足を止めてしまいます。
    お鉢平です。鮮やかな紅葉につい足を止めてしまいます。
    お鉢平方面(クリックすると大きくなります)

    烏帽子岳もよく見えます。紅葉のおかげでよりきれいに見えます。
    雲ノ平
    雲ノ平(クリックすると大きくなります)

    展望台に着きました。天気も良く全体を見渡せます。
    紅葉が美しくピークを迎えています。
    紅葉が美しくピークを迎えています。
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    令和3年9月7日(火曜日)今日は100年前に大雪山に登った大町桂月(文筆家)の名を冠した桂月岳まで巡視しました。

    黒岳山頂に立ったとたん目に入ったのは極彩色の山並み。山上の紅葉は予想以上に早く、もう見頃に入りました。
    冬前のつかの間の山が燃える風景を楽しみましょう。

    黒岳山頂から烏帽子岳方面
    黒岳山頂から烏帽子岳方面
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    黒岳山頂から北海岳方面
    黒岳山頂から北海岳方面(クリックすると大きくなります)

    ポンクロから北鎮方面
    ポンクロから北鎮方面(クリックすると大きくなります)


    桂月岳から凌雲岳(左)・上川岳(右)
    桂月岳から凌雲岳(左)・上川岳(右)(クリックすると大きくなります)

    桂月岳から上川町方面
    桂月岳から上川町方面(クリックすると大きくなります)

    桂月岳から雲ノ平方面
    桂月岳から雲ノ平方面(クリックすると大きくなります)

    秋の実りも豊作です。
    クロマメノキ
    クロマメノキ(桂月岳)

    コケモモ
    コケモモ(桂月岳)

    ガンコウラン
    ガンコウラン(石室)

    ポンクロで鹿に会いました。
    風衝地にいるのは珍しい。頭部から胸、四肢が冬毛に生え替わっていました。
    ポンクロで鹿に会いました。

    令和3年9月6日(月曜日)北海岳まで巡視を行いました。

    北海沢の雪渓は未だ溶けていません。
    今年は溶けるのでしょうか?
    北海沢の雪渓は未だ溶けていません。

    沢から5分ほど登ったところのナナカマド帯ですがいい感じに紅葉していました。
    沢から5分ほど登ったところのナナカマド帯ですがいい感じに紅葉していました。
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    北海岳までの道中も少しずつ紅葉しているのが見られます。
    北海岳までの道中も少しずつ紅葉しているのが見られます。
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    北海岳頂上に近づくにつれ、風が冷たく防寒衣がなければかなり寒いと感じました。
    低体温症には気をつけましょう。
    北海岳頂上に近づくにつれ、風が冷たく防寒衣がなければかなり寒いと感じました。
    (クリックすると大きくなります)

    北海岳山頂に到着しました。お鉢平がよく見えますが、ガスがかかって北鎮岳はよく見えませんでした。
    紅葉が良くなっているので登るのがより楽しくなると思います。
    北海岳山頂に到着しました。お鉢平がよく見えますが、ガスがかかって北鎮岳はよく見えませんでした。
    前方、ガスがかかった北鎮岳 

    令和3年9月3日(金曜日)道路沿いのアメリカオニアザミの抜き取りを行った後、緑岳の巡視と歩道整備を行いました。

    毎日通っている緑岳森林パトロール事務所までの道沿いに「アメリカオニアザミ」という外来植物が生えていました。
    なぜこんな所に生えてきたのか・・・。「アメリカオニアザミ」はヨーロッパ地中海を原産とする外来種です。

    外来生物法で定める「特定外来種」ではありませんが、繁殖力が強く「総合対策外来種」に挙げられていて、道内各地で駆除活動が行われています。
    アメリカオニアザミ

    アメリカオニアザミは、鋭いトゲを持っていて、服や手袋の上からも刺さります。
    厚いゴム手袋を付けていても貫通してきます、すごい・・・。手袋を2重にしてなんとか抜き取りました。

    本当は、種や花を付ける前に駆除すべきですが、気づいたときには既に種子を飛ばしていましたので、なるべく拡散されないように、花や種の部分を切り落としてから抜く作業を行いました。
    駆除

    アメリカオニアザミは根が残っていると再生してしまうため、根ごと駆除する必要があります。
    根ごと駆除

    また、多年草のためロゼット状になって冬を越すものもありますので、なるべく見逃さないように駆除を行っていきます。
    それでもすべてを駆除するのは難しいため、来年も継続的に行っていきたいと思います。
    ロゼット状

    今回の駆除では合計4袋のアメリカオニアザミが取れました。
    合計4袋

    歩道整備では第一花畑付近に木道を3基設置しました。
    第一花畑付近に木道を3基設置

    設置完了です。
    設置完了

    令和3年9月2日(木曜日)緑岳の巡視を行いました。

    9月に入り、着実に紅葉が進んでいる黒岳ですが、ここ数日はあいにくの天気でした。
    この日、ようやく青空をのぞかせてくれ北鎮分岐まで巡視を行いましたので紅葉の模様をお届けします。
    ポン黒岳より雲ノ平方面
    ポン黒岳より雲ノ平方面

    黒岳石室へ向かう斜面のウラシマツツジが真っ赤に染まり、見頃を迎えています。
    ウラシマツツジ

    ウラシマツツジ
    ウラシマツツジ

    雲ノ平のウラジロナナカマドも色が付いてきました。
    ウラジロナナカマド

    北鎮分岐手前の斜面です。9月になってもまだ雪渓が残っています。
    今年はこのまま万年雪となるのでしょうか。
    雪渓

    北鎮分岐に来たところ、残飯が捨ててあるのを発見しました。
    生態系にも悪影響を与える可能性も有り、場所によってはヒグマを誘引する可能性もあります。
    このような行為は絶対に行わないで下さい。

    捨てられていたゆでたまご
    捨てられていたゆでたまご

    捨てられていたラーメン
    捨てられていたラーメン

    令和3年9月2日(木曜日)緑岳の巡視を行いました。

    ぬかるみや水たまりを避けるために歩道から外れることにより植生が踏み荒らされている所(第一花畑付近)に、木道を設置するための資材を運びました。
    資材運び

    第一・第二花畑のロープを緑色のものに張り替えました。
    目立たないロープなので景観的には良くなりました。
    第一花畑
    第一花畑(緑岳のウラジロナナカマドが紅葉してきました。)

    第二花畑(遠景は石狩連峰)
    第二花畑(遠景は石狩連峰)

    エイコの沢付近でエゾヒメクワガタを見ました。
    エゾヒメクワガタ

    第一花畑では徐々に紅葉が始まっており、9月の始まりを感じさせます。
    第一花畑では徐々に紅葉

    第二花畑でくつろぐ鹿2頭。下山時に近くのナナカマドを食べていました。
    鹿2頭

    令和3年9月1日(水曜日)緑岳の巡視を行いました。高山植物たちは秋に向けて着々と色づき始めています。

    樹林帯のゴゼンタチバナは赤い実を付けました。
    ゴゼンタチバナ

    気がつけば歩道は枯れ落ちたハイマツの葉っぱでオレンジ色に。
    落葉で滑りやすくなっているので下りは気をつけて下さい。
    ハイマツの葉っぱ

    歩道上の雪渓は完全になくなりました。安心して歩けます。
    とはいえ、一ヶ月後には雪が積もると思いますが・・・。
    歩道上の雪渓

    第二花畑から山頂方面、左斜面(通称:タスキ)は色が付いてきました。
    タスキ
    写真赤丸拡大↓ 9月の中旬は紅葉が楽しめるかもしれません。
    写真赤丸拡大

    第二花畑周辺も木々が色づいています。
    第二花畑周辺

    令和3年9月1日(水曜日)黒岳の巡視を行いました。

    晴れ山予報の朝、黒岳リフト乗り場に着くと明らかに色づいた黒岳がありました。
    「マネキ岩」、「山頂下」、9合目付近とウラジロナナカマドの紅葉が見えたので、リフトに揺られながら写真を一枚。

    「今日は紅葉の具合を見てみよう!」
    リフトに揺られながら写真を一枚

    8合目、歩道脇のウラジロナナカマドの黄緑とオレンジ色。まだまだこれから。
    この辺りで雨がポツリ。風はない。「雨合羽はまだいい」
    8合目

    9合目手前でマネキ岩周辺の紅葉が見えてきます。
    マネキ岩の袂はピークにはまだですが9月1日に見るには十分です。
    マネキ岩の紅葉狩りは、山頂手前まで出来ます。
    マネキ岩周辺の紅葉

    しかし、9合目過ぎに雨がやや強く、合羽を着る。風はない。
    下山してきた登山者が「どうして山頂より向こう(石室方面)はあんなに風が強いんですか?飛ばされそうになりました。」
    9合目~山頂間から見えるマネキ岩
    9合目~山頂間から見えるマネキ岩

    8月20日、日誌掲載のハイオトギリに再会、一層赤くなっていました。
    ハイオトギリ

    山頂に出ると強風が襲ってくる。石室方面は雲が強風に西から東へ流され視界もままならぬ。
    山頂の様子
    山頂の様子

    うっすら見える風衝地は赤かった。ここで撤退、無理は禁物。昼の石室の天候・曇、強風、気温7℃(体感温度は氷点下でした)。
    防寒対策はしっかりと。山の天気は予報通りには行かない。体調・天気等による進退は賢明に!
    山頂~石室間
    山頂~石室間

    お問合せ先

    計画保全部計画課
    ダイヤルイン:050-3160-6283