足寄発!GSS活動報告BLOG(2024)
令和6年10月28日(月曜日)曇り時々晴れ
★北稜岳周辺巡視
時々霧雨が降り、赤い屋根が濡れている北稜岳山小舎です。
山小舎の内部です。地元の陸別北稜山岳会で管理されていますが、誰でも無料で利用することができます。鋳物のストーブや薪が完備されていて、寒い時期にも安心です。
9月26日から10月27日までの入林者は12名でした。
陸別で見ることができるコガネタケです。カサはきな粉を振りかけたように見えます。この時は時期が過ぎていたので色が薄くなっていますが、
幼菌の時は、もっときれいな黄金色をしています。
コガネタケのそばに生えるニオイオオタマシメジです。このキノコも時期を過ぎていますが、コガネタケに寄生する菌寄生菌です。
ロクショウグサレキンモドキです。青緑色のきれいなキノコです。
★オンネトー周辺巡視
今日のオンネトーは曇っていて風も強く、雌阿寒岳と阿寒富士は見ることができませんでした。紅葉もほぼ終わりを迎え、
ナナカマドは葉をすっかり落とし、赤い実だけが曇った空に目立っていました。
オンネトーの気温は5℃しかありませんでした。
野営場にはテントが1張りありました。
オンネトー野営場は10月31日で終了します。翌日からは利用できませんので、注意をお願いします。
今日で十勝東部森林管理署のGSS活動を無事終えることができました。
オンネトーでは観光客の方や、百名山の雌阿寒岳を登る方、野営場を利用される方との楽しいふれあいがありました。また四季折々の植物を紹介したり、動物との出会いもありました。お伝え出来なかったところも多々あったと思いますが、今までご覧いただきありがとうございました。
令和6年10月24日(木曜日)晴れ
★クマネシリ岳周辺巡視
長い大地のような東尾根が特徴的なクマネシリ岳です。
特徴的なクマネシリ岳の頂上です。
10月1日から24日までの入林者は51名でした。秋の紅葉目当ての入林者が多いようです。
林道上にトドマツの倒木がありました。最近の風雨により倒れたものと思われます。
処理後、注意喚起の目印にピンクテープを付けました。
別の林道でもトドマツの倒木があったので処理しました。
南クマネシリ岳の入林届ポストです。10月1日から10月22日までの入林者は20名でした。
10月19日から狩猟期間に入りましたが、発砲禁止区域ではオレンジ色の旗が立っていますので、注意をお願いします。
林道ではエゾシカを多く見かけました。手前の母親と思われるシカは子供を守るように、私たちの車の前にしばらく立ちはだかっていました。
令和6年10月17日(木曜日)晴れ
★オンネトー周辺巡視
朝方に雌阿寒岳と阿寒富士にかかっていた雲もすっかり晴れ、絶好の
行楽日和に恵まれました。紅葉を求めて観光バスも増えて、たくさんの観
光客の方々が美しい風景を楽しんでいるようでした。オンネトーは道幅が
狭くカーブもありますので、運転には注意をお願いします。
紅葉の写真を狙って、カメラを向けている方が増えてきました。
秋の美味しいキノコの一つであるムキタケです。
オンネトーの一角に、直径が10mくらいもあるムラサキシメジの菌輪
がありました。西洋ではフェアリーリングとも呼ばれます。
遊歩道の途中にユニークな自然の造形がありました。苔のアフロヘアーに目と手と足があるように見えます。
令和6年10月7日(月曜日)曇りのち雨
★オンネトー周辺巡視
最近降った雨のせいか、水量がいつもより多いようです。滝の入り口で
1組の外国の方とすれ違い、男性の方は短パンに半袖Tシャツ姿だったので、寒くないですかと声を掛けたところ、全然大丈夫とのことでした。
今年のオンネトーは、すっきりと晴れる日が少ないようです。
今日も雨が降り、少し進んだ紅葉も霞んで見え、寒い1日でした。
野営場の木々も葉を落とし、すっかり秋を感じる季節になり、野営をする方も少なくなりましたが、1張りだけテントがありました。
秋の美味しいキノコの一つ、大きく成長したナラタケです。
カラスの濡れ羽色を帯びる、カラスタケです。
図鑑では「食」になっています。
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