足寄発！GSS活動報告BLOG（2023）

 

令和5年8月31日（木曜日）晴れ一時曇り

★クマネシリ岳巡視

隠れた人気のある山で、8月の入林者は18名でした。体力のある入林者は縦走される方も多いようです。


クマネシリ岳へは、足寄方面から道道本別留辺蘂線を左方向に入り、約10キロメートル進むと入林届ポストがあります。


クマネシリ岳へは、美里別本流林道から分かれて、左の道を進みます。
荒れている箇所もありますので、注意をして走行してください。


注意喚起の標識の先は、崩壊箇所がありますので、歩行には十分注意をお願いいたします。


雲が低く垂れ込め、クマネシリ岳の頂上は見えませんでした。


林道脇に小さいオシロイシメジが出ていました。

令和5年8月28日（月曜日）晴れ一時曇り

★オンネト-巡視

最近の不安定な天候のせいか、雲が低く垂れ込め雌阿寒岳と阿寒富士の頂上は見えません。訪れた観光客の方々も残念そうでした。


湯の滝へ続く遊歩道を散策しながら、森林浴を楽しむ方が3組いらっしゃいました。


湯の滝の上部への階段は、破損箇所があり危険ですので、立入禁止の標識を設置しました。


8月も後半に入り、平日ということもありテント泊の方は一人もいらっしゃいませんでした。


いつも野営場にいる雄のエゾシカではなく、今日は雌のエゾシカがこちらを気にしながら草を食んでいました。


湯の滝では、たくさんのオオシオカラトンボの雄と雌が飛び交っていました。

令和5年8月24日（木曜日）晴れ

★北稜岳巡視

中央の三角形が北稜岳のピークです。雨上がりのせいか、ぼんやりかすんで見えました。

林道脇では、サラシナショウマが咲き始めました。

北稜岳小舎の駐車場そばに、1つだけマクキヌガサタケの幼菌を見つけました。



ロクショウグサレキン

令和5年8月21日（月曜日）くもり

★オンネトー巡視

最近の不安定な天候のため、雌阿寒岳と阿寒富士の頂上が少し雲に隠れていました。


いつも野営場に現れているキタキツネが、停車しているキャンピングカーのそばに来ていました。一度人から食べ物をもらうと、必ず人や車のそばに寄って来ます。交通事故等の原因にもなりますので、絶対に食べ物をあげないでください。

野営場ではエゾシマリスが現れ、食べ物を探しているのか、せわしなく動いていました。


2羽の雌のオシドリがオンネトーの湖面を進んでいました。



シラフヨツボシヒゲナガカミキリ（雌）

令和5年8月17日（木曜日）雨時々くもり

★オンネトー巡視

雌阿寒温泉側の入林届ポスト前です。この場所は上からの水が流れ込み、雨が続くといつも大きな水たまりができます。歩行に支障があるため、水切りをしました。


水切り後です。この日は朝から雨模様のため、入林される方は少ないようでした。


湯の滝も、今日は雨のため訪れる方も少なく、1組の方が散策しているのみでした。

上の滝に上がる階段が壊れていて危険なため、通行止めにしています。後日、立入禁止の標識を設置する予定です。

先日補修しましたオンネトー側の登り口は、上部からの水の流れ込みも順調に横に流れていました。

令和5年8月10日（木曜日）くもりのち晴れ

★オンネトー巡視

野営場での動物の被害が報告されています。キタキツネやカラスが食べ物などのビニール袋を持ち去ったりしていますので、野生動物に餌をやらない、食べ物などを外に置かない、ゴミは必ず持ち帰るなど、注意をお願いいたします。野営場内には、注意喚起の標識を設置しております。

この日も1匹のキタキツネが現れ、その後森の中に走って入って行きました。

いつも野営場にいるエゾシカです。高いところの木の葉を食べていました。角も立派になってきています。

木道上で休んでいるオオシオカラトンボ


モウセンゴケ

トドマツの幹からハナビラタケが成長していました。

森林コースと湖岸コースの分岐近くで見ることができる、鬼の顔のように見える岩とそこから角が生えているように見えるトドマツです。

令和5年8月7日（月曜日）くもり一時雨

★南クマネシリ岳巡視

不安定な天候が続く中、雲が低く垂れ込め、あたりは一面ガスがかかっていました。


林道上に倒木がありましたので処理しました。


処理後です。

今日は朝から雨が降ったり止んだりの天候で、こういう日は動物の行動が活発になっているようです。林道を走行中、5カ所でエゾシカの集団の急な飛び出しがありました。

そのほかにも、エゾリス、エゾタヌキ、キタキツネ、エゾライチョウなどが見られました。車を運転されるときは注意をお願いいたします。


林道上を親子のエゾライチョウが歩いていました。子どもは他に2羽、林道脇の草むらに隠れてしまいました。


署に戻る途中で、親子の2羽のタンチョウをみかけました。この地域ではタンチョウを見かける率が高いので、雛が順調に育っているようです。