足寄発!GSS活動報告BLOG(2023)
令和5年7月27日(木曜日)晴れ
★クマネシリ岳巡視
クマネシリ岳の特異な形状をしている頂上を見ることができました。
クマネシリ岳へは美利別本流林道から分かれて、左の道を入ります。
クマネシリ岳の入林届ポストです。
7月27日までの入林者は20名でした。
クマネシリ岳~西クマネシリ岳~美里別岳へと縦走される方もいらっしゃいます。
林道を走行中、エゾライチョウの親子5羽横切っていきました。
この日は、エゾシカ、エゾシマリス、キタキツネ、エゾタヌキなどが車の直前を横断していきました。
林道を走行中は、突然の動物の飛び出しなどに注意をお願いいたします。
林道脇の川では、オショロコマの姿を見ることができます。
きれいな花を咲かせているエゾウスユキソウ
今年は花の数も多く、花の大きさも大きいようです。
林道上に落石があったので、処理しました。
令和5年7月24日(月曜日)晴れ
★北稜岳巡視
少しかすんでいましたが、北稜岳の頂上を見ることができました。
北稜岳山小舎と入林届ポストです。
6月~7月の入林者は11名でした。
北稜岳へ向かう途中で見られるヤナギランの群落です。
林道脇でクルマユリが咲いていました。
葉は車輪状になっています。
山小舎の壁にコムラサキが休んでいました。
ベニヒカゲ
林道上で親子のエゾライチョウが5羽、私たちの車を気にすることもなく全員で砂浴びを始め、10分以上も足止めされました。
逃げることもなく、のんびり砂浴びをしているところを見たのは、初めてです。
署に帰る途中の陸別で、2羽のタンチョウを見ました。
頭が赤くなかったので巣立ったばかりの幼鳥のようでした。
令和5年7月13日(木曜日)曇のち雨
★オンネトー 湯の滝遊歩道巡視
曇り空に、うっすらと雌阿寒岳と阿寒富士が顔を出し、少しゆらいで湖面に映っていました。
湯の滝の前にある溜まりに、赤いところが見えますが、そこから出ているお湯は約50度あり、湯気もでています。
ここにある建物には、湯の滝が世界で唯一、マンガンの鉱床が現在も成長を続けている場所であることを説明されています。
35億年前の原子生命の姿を感じられる場所でもあります。
ここに来られて、是非そのことを実感してみてください。
数は少ないですが、アリドオシランが小さな花を咲かせていました。
コケの中に小さいピンク色の傘のコウバイタケを見つけました。
突然の豪雨で、野営場の駐車場も水浸しになっていました。
令和5年7月6日(木曜日)雨のち晴れ
★オンネトー巡視
今日は朝から雨模様で、雌阿寒岳も阿寒富士も見えず、オンネトーを訪れる方も少ないようでした。
遊歩道が分かりやすいように、目印のピンクテープを付けました。
湖岸の歩道の周りにはハクサンシャクナゲの花の回廊があります。
開花はもう少し先のようです。
野営場のツルアジサイも白い花を咲かせています。
遊歩道の途中で、作業中の私たちのそばにシマリスがずっと一緒にいてくれました。
いつも野営場に現れるエゾシカです。
令和5年7月3日(月曜日)曇り時々雨
★南クマネシリ岳巡視
南クマネシリ岳の入林届ボックスです。
山にはガスがかかってかすんでいました。
6月の入林者は4名でした。
入林届ボックスの前に、フキなどがのびていたので草刈りをしました。
草刈り後です。
糠南林道は右へ進みますが、南クマネシリ岳へは曲がらずに糠南支線林道を直進します。
道道の道路脇の牧草地に、丹頂が一羽だけいました。
林道に一頭の雌のエゾシカがじっとこちらを見て、しばらく動きがありませんでした。
近くの木に営巣しているせいか、アカゲラの警戒する大きな鳴き声がずっとあたりに響いていました。
林道脇で大きく育ったタモギタケを見つけました。
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