平成30年度 地域管理経営計画等の策定に関する地元意見交換会の概要について
地域管理経営計画等の策定にあたり、地域の皆様からのご意見・ご要望をお聞きする機会となる地元意見交換会を開催しましたので、その概要を公表します。
1.日高森林計画区(主催:日高北部森林管理署、日高南部森林管理署)
(4)意見の概要
•国有林の景色を楽しみたいが、林道を通行できない。若い人に森林へ興味を持ってもらう意味からも、林道等を整備してほしい。(地元町関係者)
•エゾシカ対策については、国有林が主体となって、全道の各地域で活動を展開してほしい。(北海道)
•今回の地震で生じた地すべりについて、対策工法等の技術指導をお願いしたい。(北海道)
•狩猟期において、日曜日だけでなく平日も狩猟できるようにならないか。(地元町)
•林業従事者の担い手対策について、林業は通年採用でない、業務内容が厳しいなどの状況にあるので、国・道が連携してインターンシップを実施するなどの対策をお願いしたい。(地元関係者)
•林地未利用材の活用を増やしていきたく、国有林の未利用材情報の提供をお願いしたい。(森林組合)
•業務で国有林の林道を通行しているので、今後も林道の整備をお願いしたい。(企業)
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2.渡島檜山森林計画区(主催:檜山森林管理署、渡島森林管理署)
(1)開催日時:平成30年11月6日(火曜日) 13:30~15:30
(2)開催場所:八雲町総合保健福祉施設シルバープラザ ふれあいホール
(3)出席者:北海道7名、市町村13名、国有林モニター2名、研究機関1名、一般参加者(業界関係者含む)3名、森林管理局・署関係者41名、計67名
(4)意見の概要
•次期計画での伐採量・造林量はどのように推移していくのか。また、積極的に天然更新を進めていくとしているが、人工造林と天然更新の比率はどのくらいか。(国有林モニター)
•各地域で保護林の設定を行っているが、具体的な保護の取組内容はどうなっているのか。また、環境省との関係はどうなっているのか。(国有林モニター)
•台風による風倒被害地の整備は複数年かかることから、計画的に実行してほしい。(林業関係団体)
•レクリエーションの森について、協定を締結できない箇所は廃止とのことであるが、今後も地域と一体となって維持してほしい。(林業関係団体)
•民有林でも風倒被害地の植栽を進めているが、苗木が不足している。国有林の苗木の需要計画はどのようになっているのか。また、コンテナ苗を優先的に植栽するのか。(森林組合)
•国有林の入札が不調に終わり、予定していた苗木の払い出しが来年度になってしまった。発注体制や仕組み等を工夫して、予定どおり収められるようお願いしたい。(種苗協議会・振興局)
•この計画区のエゾシカの被害状況はどうか。具体的な対策として何をどのように行っているのか。(研究機関)
•民国連携で国有林の林道を利用して搬出する事案も増えると思うが、既設の林道が民有林に接続していない場合など、林道の維持・管理により効率的な利用ができるようお願いしたい。(振興局・市町村)
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お問合せ先
計画保全部計画課
担当者:森林施業調整官
ダイヤルイン:050-3160-6283
FAX番号:011-614-2652