十勝西部森林管理署東大雪支署の代表的な山岳
1.トムラウシ山(2,141m)(新得町)
日本百名山のひとつで「大雪山の奥座敷」とも呼ばれる名峰です。王冠のような美しい山容は多くの登山者の憧れとなっています。山麓のトムラウシ公園では季節ごとに見事なお花畑が広がり、ナキウサギやホシガラスといった野生動物にも出会えるなど、豊かな自然を満喫できます。「トムラウシ」という名前はアイヌ語で「花の多いところ」や「水垢の多いところ」を意味しています。

2.ニペソツ山(2,013m)(上士幌町)
鋭く個性的な山容が特徴であり、切り立った姿はまさにアルペン的で登山者の挑戦心をかき立てる山です。登山道沿いには高山植物が咲き誇るお花畑が広がり、ナキウサギの声が聞こえることもあり、自然の魅力を存分に味わえます。「ニペソツ」という名前はアイヌ語で「シナノキの多い所」を意味しています。

3.西クマネシリ岳(1,635m)・ピリベツ岳(1,602m)(上士幌町)
西クマネシリ岳とピリベツ岳は十勝三股からの眺めが特徴的で、親しみを込めて「おっぱい山」とも呼ばれています。山頂からは大雪山や十勝連峰を一望できる雄大な景色が広がります。また、アイヌの叙事詩「ユーカラ」では神々が国土をつくった舞台のひとつとして語られており、文化的にも深い意味を持つ山々です。

4.白雲山(1,186m)・天望山(1,173m)(鹿追町・上士幌町・士幌町)
白雲山は学校登山や家族連れにも親しまれており、当支署管内で最も登山者の多い山です。山頂からは、然別湖の全景を見渡すことができます。天望山は湖面に映る姿が唇のように見えることから「くちびる山」とも呼ばれ、然別湖を代表する景観として多くの人に親しまれています。

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