造林作業の軽労化に向けた取組
日本国内の人工林が成熟し伐採後に再造林等の更新作業が必要となる主伐が増加する中、林業従事者は高齢化等により減少傾向にあり、確実に更新作業を行うため作業の軽労化が求められています。
当支署では、野ネズミ食害に強く木材としての強度に優れたグイマツと、成長が早いカラマツをかけあわせて開発した「クリーンラーチ」による造林と、大型機械による地拵(苗木を植栽する前に伐採跡地に残された枝や根雑草などを整理し、植栽しやすいように土地を準備する作業)により、造林作業の軽労化の取組を進めています。
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大型機械による地拵 | 植栽したクリーンラーチ(コンテナ苗) |
下刈作業省略の達成
大型機械による地拵により植生の回復を遅らせ、成長の早いクリーンラーチを植栽したことにより、苗木植栽後数年間実施が必要であった下刈作業の省略を達成しました。<植栽したクリーンラーチの成長の推移>
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現地見学会の開催
北海道及び管内市町村の担当者を対象とした現地見学会を開催し、民有林への技術情報の提供を行っています。![]() |
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北海道水産林務部による視察 | 管内市町村担当者による視察 |
お問合せ先
〒080-1408
河東郡上士幌町字上士幌東3線231
電話(代表)
IP:050-3160-5800
NTT:01564-2-2141