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中部森林管理局

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    2-21南木曽岳生物群集保護林【673ha】

    木曽谷南部の花崗岩地形と木曽五木

    設定目的

    中央アルプスの南西部に位置する南木曽岳なぎそだけ(1,677m)の山頂部周辺には、深層風化花崗岩からなる急峻な山岳地形に木曽ヒノキをはじめとする木曽五木の天然林が生育しています。 この木曽谷南部の典型的な生物群集を有する森林の保護・管理を一体的に行っています。

    地況・林況

    当保護林は、木曽川左岸にあたる南木曽岳の南~北西斜面に位置しています。
    風化した花崗岩地質により、山頂付近は急傾斜で巨岩が突き出た山岳地形が見られます。
    木曽ヒノキをサワラ、アスナロ、コウヤマキ、クロベの木曽五木が生育し、林床にはキョウマルシャクナゲ等が生育しています。また、北西斜面の一部には木曽谷としては希少なブナを中心とする落葉広葉樹林が見られます。

    法指定等

    水源かん養保安林、土砂流出防備保安林、県自然環境保全地域

    所在地

    長野県 木曽きそ南木曽なぎそ

    お問合せ先

    計画保全部計画課
    担当:生態系保全係
    ダイヤルイン:026-236-2612