2025年11月14日(199号)
中部森林管理局メールマガジンでは、広報誌「中部の森林」の記事を基に、国有林で行われている森林づくりに関する様々な話題をはじめ、管内各地からのお便りなど、森林・林業に対しご関心をお持ちの皆様方に情報を提供させていただいております。
また、ご購読いただきました皆様方からのご意見やご要望などを事業の参考にさせていただきます。
さて、今回のメールマガジンですが、森林整備課長からのメッセージなどを記載しています。
最後までお読みいただければ幸いです。
INDEX
1.森林管理局からのメッセージ
2.広報「中部の森林」初冬号(11月号)(第256号)
3.公売・入札情報
☆編集長だより
1.森林管理局からのメッセージ
「山官(やまかん)の一考」 森林整備課長 永瀬 庄栄
日本の森林資源は、およそ4割が戦後に植えられた人工林(スギやヒノキなど)です。これらの森林は、その多くが伐採して利用できる収穫期を迎えており、木材を国産材でまかなえるチャンスとなっております。この国内の木材資源を持続的に活用していくためには、「伐って→使って→植えて→育てる」という森林の循環を着実に回していくことが大切であるとされているところですが、当然この循環を支えるためには、路網(林道・作業道)の整備や高性能林業機械の導入によって、安全性や作業の効率を高め、コストの削減を図ることが重要とされています。
今回は、植える(優良な苗木を植栽する)について、少し触れてみたいと思います。
その昔、国有林野事業は自ら育苗用の苗畑(種苗事業所)を運営し、国有林への植栽を行っておりました。(毎年、長野県飯山市で開催される菜の花まつりの瑞穂(みずほ)会場は、旧飯山営林署の宮中(みやなか)種苗事業所の跡地です)
1990年代になり、環境問題等を背景に、非皆伐施業が推奨されたことにより、苗木の需要が激減し、国有林の苗木生産は皆無となりました。現在は民間の種苗事業者から優良な苗木を購入して植栽をしております。(中部森林管理局のHPから、昔の苗木生産の様子が見られます。【YouTube】 https://www.youtube.com/watch?v=yKAg9jrrzWQ)
苗木半作(苗半作)という言葉をご存知でしょうか?これは古くから農業に伝わる重要な教えで、苗木の出来次第で、将来の収穫の価値の半分が決まるという意味です。
畑で生育する農産物は、収穫期間も約1年で苗の良し悪しも1年で結果が出ることになります。これに対して森林の収穫期間は短くても50年、長いものでは200年と非常に長期にわたるため、最初に選んだ苗木と、その植栽により収穫時(伐採時)の価値が決まるということを考えると、優良な苗木の選択と植栽がいかに重要な仕事であるかがわかります。このため、成長が早く、材質も良い、花粉が少ないという優良な苗木の開発と普及に向けた取組が続けられています。
現在、国有林では下刈り作業の省力化やエリートツリーの育成など、造林事業の低コスト化に向けた様々な取組みを進めており、これらの取組みの成果と技術を民有林へフィードバックすることを進めております。50年あるいは200年先の人たちに、なぜこんな木を植えた(選んだ)のか、と言われないようにしたいものです。
2.広報「中部の森林」初冬号(11月)号(第256号)
「新局長就任ご挨拶」等を掲載しています。
シリーズ「私の森語り」、「今は昔の林業」なども掲載中です。
【特集記事】
〇新局長就任ご挨拶
〇森林技術・支援センターの取組
〇国有林野の保全・管理
【シリーズ】
〇「現場最前線からの便り」【愛知森林管理事務所 豊橋森林事務所 森林官 長屋和幸】
〇「私の森語り」【2025ミス日本みどりの大使 佐塚こころ】
〇「秘蔵写真・今は昔の林業」【「姫路城心柱用材」その1】
〇中部の保護林【油木沢ヒノキ希少個体群保護林】
〇各地からの便り
☆詳しくはこちらをご覧ください。
⇒ https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/koho/koho_si/index.html
3.公売・入札情報
https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/apply/publicsale/index.html
中部森林管理局では、より多くの事業者の皆さまに入札情報をお届けするため、中部森林管理局及び森林管理署が発注する各種工事や、造林事業、素材生産事業、物品等の調達情報についてのメールマガジンを毎週水曜日に配信しています。
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編集長だより
紅葉の見頃が北から南、高い山からふもとの里山、そして街なかへと移っています。気温が8度以下になると紅葉が始まり、5度を下回ると色づき始め、朝夕と日中の寒暖差が大きいほど鮮やかな紅葉となるそうです。
温暖化が紅葉の色づきに影響していると言われていますが、早まる春の訪れと長引く夏により、芽吹きから紅葉が始まるまでの期間が長くなり、葉っぱの「寿命」もその分長くなることで「老化」が進み、紅葉が始まるメカニズムがうまく作用しなくなって色づきに影響するのだとか。葉っぱが老化を嘆いたり色づきを気にすることはないと思われますが、考えさせられます。
さて、あなたは今年イチ推しの「紅葉」を見つけましたか。
フォトコンテストの〆切は12月12日です。ご応募お待ちしております。
☆「中部の森林 フォトコンテスト2025」写真募集中 応募締切12月12日まで!!
「中部の森林 フォトコンテスト2025」詳細についてはこちらから
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