2025年9月18日(198号)
中部森林管理局メールマガジンでは、広報誌「中部の森林」の記事を基に、国有林で行われている森林づくりに関する様々な話題をはじめ、管内各地からのお便りなど、森林・林業に対しご関心をお持ちの皆様方に情報を提供させていただいております。
また、ご購読いただきました皆様方からのご意見やご要望などを事業の参考にさせていただきます。
さて、今回のメールマガジンですが、治山課長からのメッセージなどを記載しています。
最後までお読みいただければ幸いです。
INDEX
1.森林管理局からのメッセージ
2.広報「中部の森林」秋号(9月号)(第255号)
3.公売・入札情報
☆編集長だより
1.森林管理局からのメッセージ
「山間地における治山事業について」 治山課長 立澤和美
近年、地球温暖化によって、雨の降り方が変わってきました。具体的には、雨の降り始めから終わりまでの全体の雨量が多いことや、一度に大量の雨が降ることも多くなっており、「降る量の増加」と「降る勢いが強くなる」傾向に変わってきています。このことは、日本のどこの地域においても大きな被害を受ける恐れがあることを意味していると考えています。
中部局では、山地において大きな災害が発生したとき、県や市町村担当者と連携してヘリコプターを使い、上空から被害状況を調べる取り組みを行っており、被害を確認した場合には関係機関にお知らせし、復旧に役立てていただいています。
また、地域の安心な暮らしと安全な環境を守るため治山事業を進めており、観光地など人が頻繁に利用する施設周辺において災害が起きたとき、2次災害を防止するため、土石流の発生を感知して避難を促すセンサーの設置や、土石流をとらえることができる、ワイヤーネット工などの応急復旧対策を行い迅速な災害対応を行っています。
治山工事は、山間地の奥地において行うため、携帯電話などの通信施設を使用できないことが多く、連絡とその後の対応の遅れが悩みとなっていましたが、近年、低軌道衛星通信サービスが開始されたことにより、通話とネット通信環境を確保することができるようになりました。現場にカメラを設置することによりリアルタイムで状況を把握できるため復旧の効率化を図れるほか、現場において高精度の天候予測を把握し安全に施工を行うこともできます。また、現場で働く者も常時家族と連絡が取れるようになり、労働環境の改善を図るなどのメリットがあります。
地域の安心安全のため、新たに開発された技術なども取り入れ、山間地における治山工事を進めていきたいと思います。
2.広報「中部の森林」秋号(9月)号(第255号)
「各地の新しい公共木造建築物の紹介」等を掲載しています。
シリーズ「私の森語り」、「今は昔の林業」なども掲載中です。
【特集記事】
〇各地の新しい公共木造建築物の紹介
〇実務研修による民有林支援
【シリーズ】
〇「現場最前線からの便り」【富山森林管理署 砺波森林事務所 森林官 金 敏博】
〇「私の森語り」【透明水彩画家 清水 恵】
〇「秘蔵写真・今は昔の林業」【「神宮備林」その2】
〇中部の保護林【白岩岳カラマツ等希少個体群保護林】
〇木づかい運動でウッドチェンジ
〇フォトコンテスト2025開催中!
☆詳しくはこちらをご覧ください。
⇒ https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/koho/koho_si/index.html
3.公売・入札情報
https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/apply/publicsale/index.html
中部森林管理局では、より多くの事業者の皆さまに入札情報をお届けするため、中部森林管理局及び森林管理署が発注する各種工事や、造林事業、素材生産事業、物品等の調達情報についてのメールマガジンを毎週水曜日に配信しています。
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編集長だより
気象庁が「異常気象だった」との見解を発表した今年の夏。
最近ようやく秋の気配を感じるようになりましたが、まだ30度を超える真夏日が続いています。「暑さ寒さも彼岸まで」のことわざを信じて涼しくなるのを待ちたいと思います。
「秋刀魚」と書いて「さんま」、近年不良が続いていましたが、今年は豊漁となり、サイズも10月上旬頃までは大ぶりとのこと。
くちばしが黄色く脂ののったさんまを焼き、たっぷりの大根おろしとともにいただく、想像するだけで口元がゆるむ、秋を感じさせてくれる一品です。油や煙などを理由に家庭での焼き魚調理はあまり旗色がよろしくないようですが・・・。
これから秋本番、みなさまの「秋の味覚」は何でしょうか。
☆「中部の森林 フォトコンテスト2025」写真募集中
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