令和4年度 中部森林管理局インターンシップ(春期)のお知らせ
中部森林管理局では、以下のとおりインターンシップを実施いたします。
なお、新型コロナウィルス感染症の状況等により内容を変更または中止する場合があります。
その場合は、本HPにて改めてお知らせいたします。
目的
学生が農林水産省中部森林管理局の実際の行政実務に接することにより、学生の学習意欲を喚起し、高い職業意識を育成するとともに、国有林野事業及び林野行政に対する理解を深めてもらうことを目的としています。
対象者
大学(短期大学含む)又は大学院の学生のうち、学生が所属する大学から推薦された学生。
受入部署・期間・内容
中部森林管理局において、令和5年2月2日から4月27日のうち2日~3日間受入れます。
実習時間は、原則午前8時30分から午後5時15分までです。
実習生受入部署、期間等の詳細については、下記のとおりです。
※受入期間は、実習決定者と調整する場合があります。
令和4年度 インターンシップ(春期)受入先一覧
実習実施機関 (局名) |
受入課等名 | 所在地 | 受入期間 | 人数 | 実習内容 | 受入条件等 | 署、課等の業務紹介 | |
中部森林管理局 | 企画調整課 計画課 治山課 保全課 森林整備課 資源活用課 技術普及課 |
長野県 長野市 |
2月1日 (水曜日) ~ 2月3日 (金曜日) |
3日間 | 4名 | 森林管理局の業務体験 ・国有林の概要、民国連携について説明 ・国有林の森林計画制度の概要説明、GPSやGISシステム等を活用した業務体験 ・災害復旧事業について説明やCAD操作などによる図面作成 ・伐採・造林一貫作業システム、低コスト造林等の取組、林道路網について説明と計測体験等 ・木材の生産・流通等資源活用概要説明と収穫業務取りまとめ等 ・ニホンジカ対策について、罠猟の説明と簡易体験 ・局敷地内での測量体験など |
・森林・林業に関心のある方 ・パソコンの基本操作が可能な方 ・局敷地内での測量体験など ・屋外での実習を行うため防寒着、手袋、雨具、帽子等の現場作業のできる装備を準備すること。 |
中部森林管理局は、(富山県、長野県、岐阜県、愛知県)の国有林を管理・経営しており、民有林野の造林及び森林の経営の指導並びに森林治水事業、林野の保全に係る地滑り防止事業を実施しています。 各課の主な業務内容は次のとおりです。 ・企画調整課 企画、地方自治体等との連絡調整 ・計画課 森林計画の策定、野生動植物の保護管理、保護林、生物多様性の保全、管内各種図面の調整・保管等 ・治山課 保安林、森林治水事業、地滑り防止事業 ・保全課 国有財産の管理、処分、境界の保全、森林病虫害対策等 ・森林整備課 国有林野の造林、林道の開設・改良その他の森林整備、分収林 ・資源活用課 国有林材の生産・販売、調査、木材情報の受発信等 ・技術普及課 森林・林業知識の普及、技術開発、獣害対策等 |
中部森林管理局 | 木曽森林管理署 | 長野県 木曽郡 上松町 |
2月1日 (水曜日) ~ 2月28日 (火曜日)の間 |
2日間 | 2名 程度 |
森林管理署の業務(事務)体験 ・国有林野の森林整備、経営、育成、製品生産、販売に関する業務 ・獣類害の被害防止対策業務 ・国有林野の管理業務 ・治山事業及び林道事業に関する業務等 |
・森林・林業に関心のある方 ・パソコンの基本操作が可能な方 ・山歩きが可能な方 ・作業着、防寒着、雨具、地下足袋(長靴)、軍手、帽子等の冬期現場作業のできる装備を準備すること |
木曽森林管理署は、長野県の木曽谷に位置する国有林約8万9千haのうち約5万7千haを管理しています。 天然木曽ヒノキや高齢級の人工林ヒノキのブランド化を推進し生産・販売を行っており、その伐採・搬出や保育作業等の計画的な森林整備を行っています。 崩壊した山肌を林地へ戻すための治山工事も継続的に実施しています。 赤沢自然休養林を初めとした優れた景観や貴重な森林環境の保全を行っています。 |
中部森林管理局 | 岐阜森林管理署 | 岐阜県 下呂市 |
2月20日 (月曜日) ~ 2月21日 (火曜日) |
2日間 | 2名 | 森林管理署の業務体験 ・国有林野の巡視等管理業務、ニホンジカ・イノシシ等獣害対策業務等 ・国有林野の管理に関する業務 ・治山事業に関する業務 |
冬期による事業未着手のため、座学(事業概要説明)中心の実施になる可能性が あります。 ・森林・林業に関心のある方 ・パソコンの基本操作が可能な方 ・山歩きが可能な方・防寒着、作業着、長靴、雨具、軍手、帽子、長袖等の現場作業のできる支度が準備出来る方 |
岐阜森林管理署は、岐阜県の飛騨川・長良川及び揖斐川の3流域の国有林約4万haを管理しており、金華山等の都市近郊林から高山帯に及ぶ幅広い国有林野において以下のとおり多様 な業務を行っています。 ・国有林野の管理、獣害対策に関すること ・国有林野の森林整備、製品生産、販売に関すること ・国有林野の治山事業及び林道事業に関すること ・民有林と連携した森林整備に関すること ・山村地域の振興と森林の総合利用に関すること |
中部森林管理局 | 東濃森林管理署 | 岐阜県 中津川市 |
4月25日 (火曜日) ~ 4月27日 (木曜日) |
3日間 | 1~2名 | 森林管理署の業務体験 ・国有林野の森林整備、製品生産、販売に関する業務 ・国有林野の治山事業及び林道事業に関する業務 ・林野巡視等の管理業務 ・ニホンジカ被害対策業務等 |
東濃森林管理署が管轄する国有林野の管理業務等を体験してもらいます。(職員と行動を共にし現場業務を中心に体験) ・森林・林業・木材産業関連(流通)に関心のある方 ・パソコンの基本操作が可能な方 ・山歩きに自信のある方(笹覆地や歩道のないところを歩く場合もあります。) ・作業着、防寒着、雨具、地下足袋(長靴)、軍手、帽子等の現場作業ができる装備を準備できる方 ・新型コロナウイルス感染症対策、体調管理(検温、消毒等)を行ったうえでの実施となります。 ・東濃森林管理署は、JR中津川駅より遠方にあるため自家用車等で来ることが可能な方 |
東濃森林管理署は、岐阜県の木曽川流域の国有林約2.1万㏊を管理しています。 人工林に占めるヒノキの割合は7割を超えています。また、貴重な温帯性針葉樹林等を「木曽悠久の森」として保護しています。 高齢級の人工林ヒノキのブランド化を推進し生産・販売を行っており、その伐採・搬出や保育作業等の計画的な森林整備を行っています。 国有財産の適正な管理等のための巡視などを行っています。 崩壊した山肌を林地へ戻すための治山工事も継続的に実施しています。 |
中部森林管理局 | 愛知森林管理事務所 | 愛知県 新城市 |
2月15日 (水曜日) ~ 2月16日 (木曜日) |
2日間 | 2名 | 森林管理事務所の業務体験 ・森林計画の概要、林況調査。 ・治山事業の概要、治山施工地現地視察及び保安林制度の概要。 ・若手職員との意見交換。 |
国有林野業務の職場体験を通して、理解していただくために各種カリキュラムを組む為の受入条件等 ・国有林の仕事に興味があり、森林・林業に関心のある方 ・山歩きが可能な方(笹地や歩道のないところを歩く可能性があります。) ・作業着、地下足袋(長靴)、雨具、軍手、帽子等の現場作業のできる支度をお願いします。 ・パソコンの基本操作が可能な方 |
愛知森林管理事務所では、愛知県の森林面積の約5%(約1.1万ha)にあたる国有林を管轄しています。 国有林では、造林から伐採更新までの持続的な森林を育成し、計画的・安定的に木材を流通させたり、希少な生態系の保護など多様な森林を育成しています。また、山地災害等の防止・軽減のための治山事業を実施しています。 都市近郊林に位置する国有林は市民の方々に森林レクリエーションの場として利用されています。 |
【新型コロナウイルス感染症対策については、以下を必ずご参照ください】
「新型コロナウイルスの感染症対策について」(PDF : 138KB)
中部森林管理局インターンシップの新型コロナ対策の留意事項(PDF : 391KB)
実習初日までの14日間は、別紙にある「検温・体調管理」の記録をお願いします。
募集方法等
応募については、各大学及び大学院から、学生を推薦していただきます。(学生個人からの応募は受け付け致しません。)
なお、学生の参加が決定した際には、学生から誓約書の提出をいただきますので、推薦に当たっては、各大学の責任において行ってください。
(1)学生の方
中部森林管理局インターンシップ調書(別紙様式3)(WORD : 24KB)に必要事項を記入し、大学の窓口に提出して下さい。 (下記の締切は、大学が中部森林管理局に応募する締切であり、学生が大学へ提出する締切とは異なりますので、ご注意下さい。)
(2)大学の担当者の方
学生の応募を取りまとめ、農林水産省就業体験実習推薦申込書(別紙様式2)(WORD : 18KB)を作成し、学生が作成した調書と併せて下記の中部森林管理局までメールもしくは郵送して下さい。メールの場合は3営業日以内に中部森林管理局総務課より受付完了の旨メールを送信します。
(3)申込の締切
令和4年12月28日(水曜日)(消印有効、メール必着)
※東濃森林管理署実施分については、令和5年2月末日(消印有効、メール必着)
参加学生決定
(1)令和5年1月16日(月曜日)までに受入れの可否を各学校あてに連絡します。
※東濃森林管理署実施分については、令和5年3月中旬までに連絡します。
(2)受入が決まった学生は、誓約書(PDF : 110KB)に承諾の上、在籍する大学の担当者を通じて中部森林管理局に提出する。
中部森林管理局インターンシップ制度の概要
(1)中部森林管理局は、実習生個人毎に指導員を置き、実習生の指導及び助言に当たらせる。
(2)実習生は、指導員の助言のもとに受入部署における補助的な行政事務に従事する。
(3)実習生は、実習開始前に服務規律の遵守にかかる誓約をしなければならない。
(4)実習生は、中部森林管理局における実習活動中に知り得た情報の開示については、指導員の指示に従わなければならない。
(5)実習生は、実習の成果を論文等により外部へ発表する場合には、事前に中部森林管理局長の承認を受けなければならない。
(6)実習生は、実習期間終了の後、実習内容に関する報告書(1000字程度)を作成し、中部森林管理局に提出する。
(7)中部森林管理局は、実習中、実習生に対し、通勤費、手当、食費及び旅費を支給しない。
(8)実習生は「学生教育研究災害傷害保険」及び「インターンシップ等賠償責任保険」等の保険に加入し、実習中における関係他者(中部森林管理局、人物、財物等)に損害を与えた場合は、その責めは実習生が負う。
その他、詳しくは、農林水産省就業体験実習実施要領(PDF : 134KB)及び中部森林管理局における農林水産省就業体験実習生の募集、決定等(PDF : 185KB)についてをご覧下さい。
応募・問い合わせ先
中部森林管理局総務課 研修担当
〒380-8575 長野県長野市栗田715-5
電 話:026-236-2533
FAX:026-236-2526
E-mail c_soumu@maff.go.jp
関係リンク(中部森林管理局以外の実施機関)
農林水産省本省、地方農政局、他の森林管理局におけるインターンシップの応募、問い合わせ等は、各機関の窓口へお願いします。