指定ルートの利用
指定ルートとは
指定ルートとは一般利用が可能な公園歩道等とは違い、立ち入り制限の設けられたルートになります。 小笠原諸島には、里道、軍道、獣道等100以上の踏み分け道がありました。森林生態系保護地域の設定をきっかけに希少な動植物に配慮するため国有林内の利用できるルートを限定したものです。 指定ルートは保護地域内であるため、一般の歩道とは違い、最低限の整備となっており、歩きにくい箇所や植物の枝が張り出した箇所もございますので通行にはご注意ください。 |
千尋岩へ向かう指定ルート |
指定ルートを利用するためには
指定ルートを利用すためには、当センターが実施する利用講習を受講し入林許可を受けていただくか、または講習を受け入林許可を受けたガイド等と同行していただく必要があります。
また、同行者は植生保護の観点から10名以内としています。
観光の方で指定ルートを利用したい方は、単独利用はできませんので、利用講習を受けた方と同行していただくか、ガイドツアー等にご参加ください。
種子除去装置の活用
指定ルートの入口に設置している、種子除去装置を利用していただき、外来種対策をお願いします。 これは、外来種をこれ以上持ち込まない、拡散させないための取り組みですので、ご協力をお願いします。 |
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1.靴底にお酢(場所により、木酢液、アルコール)のスプレーを噴霧 2.マットの上で靴底の泥を落とす 3.粘着テープでズボン、服外来種の種がついているかもしれないので除去 4.最後にもう一度お酢のスプレーを噴霧 スプレーは、固有の陸産貝類を捕食するプラナリアを退治することができます。 |
カウンターシステムの活用
父島内の指定ルート入口などには、全箇所ではありませんが、カウンターシステムが設置してあり、利用人数や利用目的を把握しています。 入林する際には、プランターから該当する色の石を拾い上げ、看板上部に取り付けている行き先の書いた筒に1人当たり1個を入れてください。 (目的地が無い場合には、近くの目的地へ入れ てください。) |
お問合せ先
小笠原諸島森林生態系保全センター
担当者:専門官
ダイヤルイン:04998-2-3403