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林野庁

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日本に山地災害が多いわけ

日本では毎年数千箇所もの山地災害が発生し、大きな被害を引き起こしています。 
日本で山地災害が多く発生するのはどうしてでしょうか。それは、日本の地形や気候条件など山地災害を起こしやすい特性を持っているからです。わたしたちは日頃から、山地災害の危険と隣り合わせに暮らしていることを認識しておかなければなりません。

-日本特有の自然条件-

災害の起こりやすい地形

日本は、険しい山が続く複雑な地形をしており、川の流れは狭く、急流が多い特徴があります。
一方、梅雨前線や台風などによる集中豪雨に加え、環太平洋地震地帯の中に位置するため地震や火山活動が活発な国でもあり、山くずれや土石流、地すべり、なだれなどの山地災害の危険を常に抱えているといえます。

 

危険箇所を知ろう!

あなたの町の山地災害のおそれのある地区がどこにあるのかを知っておくことは、日頃から災害に備えるためにとても大切です。このため、全国の都道府県や森林管理局では山地災害のおそれのある地区を調査し、「山地災害危険地区」として市町村などを通じて地域の皆さんにお知らせしています。身近に危険な箇所がないかどうか、あらかじめ防災マップなどで確認しておきましょう。

山地災害の起こりやすいところ  

全国の山地災害危険地区数(平成29年末時点)


区分


説明


箇所数
(千箇所)


山腹崩壊危険地区


山腹崩壊による災害(落石による災害を含む。)が発生するおそれがある地区

79


地すべり危険地区


地すべりによる災害が発生するおそれがある地区


6


崩壊土砂流出危険地区


山腹崩壊又は地すべりによって発生した土砂又は火山噴出物が土石流となって流出し、災害が発生するおそれがある地区


109


合計


194

 

山地災害危険地区の閲覧

山地災害危険地区の分布に関する情報は、各都道府県及び森林管理局のホームページで閲覧することができます。

なお、「地理院地図(外部リンク)」や「重ねるハザードマップ(外部リンク)」等のウェブ地図に、データのURLを読み込むことでも、閲覧することができます。山地災害危険地区データの閲覧方法(PDF : 1,272KB)

(※ウェブ地図で閲覧可能な36道府県の民有林:北海道、青森県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、長野県、岐阜県、静岡県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、鳥取県、岡山県、広島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県)


お問合せ先

森林整備部治山課山地災害対策室

代表:03-3502-8111(内線6197)
ダイヤルイン:03-3501-4756

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